2015/02/10(火) - 18:25
すでに世界各地で動き出している2015年シーズン。開幕戦ツアー・ダウンアンダーを走ったバイクを紹介する特集記事も第4弾に。今回はジャイアント・アルペシン、カチューシャ、ロットNLユンボ、チームスカイのバイクをピックアップします。
ジャイアント・アルペシン ジャイアント PROPEL Advanced SL
登録をオランダからドイツに変更したジャイアント・アルペシンはメインスポンサーであるジャイアントのPROPEL Advanced SLに乗る。コンパクトなVブレーキを採用したエアロロードバイクでマルセル・キッテル(ドイツ)が開幕スプリントを制した。メカニック曰く、2014年からの変更点はフレームのカラー(アルペシンの赤色が加わった)とパイオニアのペダリングモニター導入のみ。コンポーネントやホイール、ステム、ハンドル等は全てシマノ&PROだ。写真のキッテルのバイクサイズはL。サドルは後ろに目一杯下げていた。
カチューシャ キャニオン AEROAD CF SLX
同じキャニオンに乗るモビスター同様、カチューシャの選手の多くもエアロロードバイクのAEROAD CF SLXをセレクト。モビスターとは異なり、シマノ・デュラエース9070Di2のコンポーネントとマヴィックのホイールという組み合わせだ。シーズン初戦のためメカニックは選手たちと打ち合わせしながら慌ただしくセッティングを変更(写真のバイクにも直前までSRMパワーメーターが付いていた)。ステム一体型ハンドルの前部にSRMのマウントが取り付けられている。セライタリアのサドルは赤い模様が入ったチームエディション。
ロットNLユンボ ビアンキ OLTRE XR2
ロットNLユンボのメインバイクはビアンキのOLTRE XR2。チームカラーをガラッと変えたがチームバイクのカラーはチェレステのままだ。パワーメーターはチームカラーに合わせた黄色いパイオニアのペダリングモニター。クランクとチェーンステーの間には余裕があり、クッションの上にマグネットが付けられている。コンポーネントはシマノ・デュラエース9070Di2でハンドルやステムはFSA。シーズン開幕を前にメカニックたちはヴィットリア・コルサSC(25mm)のタイヤ貼りに追われていた。
チームスカイ ピナレロ DOGMA F8
2秒差の総合2位に入ったリッチー・ポートを含め、チームスカイの選手たちは全員がピナレロのDOGMA F8に乗る。身長172cmのポートのサドル高は680mmで、昨シーズンの終わり頃から167.5mmのクランクを使用している。パワーメーターは昨シーズンから引き続きステージズパワーだ。コンポーネントからホイール、ステム、ハンドルに至るまでシマノ&PROで統一されており、チームスカイの青ラインが入ったステムは116mm。ノーマルクランクに大きめのリアカセットがここ数年のトレンドだ。
text:Kei Tsuji
ジャイアント・アルペシン ジャイアント PROPEL Advanced SL
登録をオランダからドイツに変更したジャイアント・アルペシンはメインスポンサーであるジャイアントのPROPEL Advanced SLに乗る。コンパクトなVブレーキを採用したエアロロードバイクでマルセル・キッテル(ドイツ)が開幕スプリントを制した。メカニック曰く、2014年からの変更点はフレームのカラー(アルペシンの赤色が加わった)とパイオニアのペダリングモニター導入のみ。コンポーネントやホイール、ステム、ハンドル等は全てシマノ&PROだ。写真のキッテルのバイクサイズはL。サドルは後ろに目一杯下げていた。
カチューシャ キャニオン AEROAD CF SLX
同じキャニオンに乗るモビスター同様、カチューシャの選手の多くもエアロロードバイクのAEROAD CF SLXをセレクト。モビスターとは異なり、シマノ・デュラエース9070Di2のコンポーネントとマヴィックのホイールという組み合わせだ。シーズン初戦のためメカニックは選手たちと打ち合わせしながら慌ただしくセッティングを変更(写真のバイクにも直前までSRMパワーメーターが付いていた)。ステム一体型ハンドルの前部にSRMのマウントが取り付けられている。セライタリアのサドルは赤い模様が入ったチームエディション。
ロットNLユンボ ビアンキ OLTRE XR2
ロットNLユンボのメインバイクはビアンキのOLTRE XR2。チームカラーをガラッと変えたがチームバイクのカラーはチェレステのままだ。パワーメーターはチームカラーに合わせた黄色いパイオニアのペダリングモニター。クランクとチェーンステーの間には余裕があり、クッションの上にマグネットが付けられている。コンポーネントはシマノ・デュラエース9070Di2でハンドルやステムはFSA。シーズン開幕を前にメカニックたちはヴィットリア・コルサSC(25mm)のタイヤ貼りに追われていた。
チームスカイ ピナレロ DOGMA F8
2秒差の総合2位に入ったリッチー・ポートを含め、チームスカイの選手たちは全員がピナレロのDOGMA F8に乗る。身長172cmのポートのサドル高は680mmで、昨シーズンの終わり頃から167.5mmのクランクを使用している。パワーメーターは昨シーズンから引き続きステージズパワーだ。コンポーネントからホイール、ステム、ハンドルに至るまでシマノ&PROで統一されており、チームスカイの青ラインが入ったステムは116mm。ノーマルクランクに大きめのリアカセットがここ数年のトレンドだ。
text:Kei Tsuji
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