2015/01/09(金) - 09:06
東京サンエスのレーシングブランドOnebyESU(ワンバイエス)より、全日本CX選手権9連覇を誇る辻浦圭一氏が開発に参加したクロモリ製CXバイク「JFF #801」が登場。徐々にシェアを拡大するディスクブレーキに対応し、レースからファンライドまで幅広く楽しめるというマルチパーパスな1台だ。
ハンドル、サドルと同様にフレームも自転車を構成する要素の1つと考え、日本人の体型や国内の使用環境に基づいて開発されるバイクフレーム「JFF」シリーズ。昨年発表されたクロモリ製ロード「#501」に続くセカンドモデルが今回登場したディスク専用CXフレーム「#801」だ。
そのトピックスは開発には2003年~2010年にかけて全日本選手権シクロクロス9連覇を成し遂げ、当時より東京サンエスがサポートを行っていた辻浦圭一氏が参加したこと。フレームデザインの各部には世界を知るレーサーとして、そしてオフロードライドを楽しむ1人のサイクリストとしての氏の知識と経験を余すことなく取り入れられている。
中でもこだわったのがジオメトリー。日本人の体格に合わせつつ、反応の良いクイックなハンドリングを実現するために、東京サンエスが理想とする長さ100mmのステムを使用することを前提として、トップチューブは短めとされた。
リアセンターは反応性よりも、トラクションとオフロードでの安定性を重視し長め。一方でシート角を立ち気味に。この塩梅により、レースで求められる反応性を確保しつつも、トレイルライドにも対応する優れた安定性と両立することに成功したという。
そして、もう1つの大きな特徴がディスクブレーキ専用設計としていること。欧州のレース界では従来からのカンチブレーキにこだわる選手が多く、辻浦氏もその1人だったというが「レースを降りてからはディスクの可能性、あるいはコントロールのしやすさなどからメリットの大きさに気づき、導入を決めました」とコメント。ディスクブレーキの強力な制動力については、ヘッドチューブをHT44規格とし、リアエンドをスチール削りだしの一体品とすることで強度及び剛性を確保している。
なお素材には新日鉄製の4130熱処理クロモリを採用。バテッド加工によってサイズごとにチューブの肉厚を変化させ過剛性を防止し、反発を活かしたしなやかなライディングフィールに仕上げている。IS規格のディスクブレーキ台座、JISタイプのBB、27.2mmのシートポスト径、28.6mmのフロントディレイラーバンド径など組み合わせるパーツを選ばないオーソドックスな設計だ。
販売パッケージはフレーム単体と、ワンバイエス製フォークが付属したフレームセットの2種類。フォークは2種類が設定され、レースユースに対応する高い剛性を持つ下側1.5インチベアリングの「OBS-CBD1.5」と、上下1-1/8インチでしなやかな乗り味の「OBS-CBD」から選択できる。
サイズはS、M、Lの3種類がラインナップ。カラーは28色の中から選択でき、オプションでクラシカルな胴抜きカラーや、フォークとフレームの同色塗装も可能だ。フォークの有無に問わず、タンゲのZS225Xヘッドパーツ、下玉押し2種類、(1.5"用、1.5"→1-1/8"変換用) 、ケーブルガイド、チェンステープロテクターが付属する。
ワンバイエス JFF #801
フレーム:#4130熱処理クロモリオリジナルダブルバテッド
ブレーキ台座:ISマウント(フレーム)
BB規格:JIS(68mm)
リアエンド幅:135mm
シートポスト径:27.2mm
Fメカバンド径:28.6mm
サイズ:S、M、L
カラー:オーダー(胴抜きカラー+7,200円(税抜)、フレーム/フォーク同色塗装+12,000円(税抜))
付属品:タンゲ ZS225Xヘッドパーツ(1.5"用、1.5"→1-1/8"変換用下玉押し付属) ケーブルガイド、チェンステープロテクター
価格(塗装によるアップチャージあり):
フレーム単体 98,000円(税抜)
フレーム+OBS-CBDフォーク 129,000円(税抜)
フレーム+OBS-CBD1.5フォーク 132,000(税抜)
ハンドル、サドルと同様にフレームも自転車を構成する要素の1つと考え、日本人の体型や国内の使用環境に基づいて開発されるバイクフレーム「JFF」シリーズ。昨年発表されたクロモリ製ロード「#501」に続くセカンドモデルが今回登場したディスク専用CXフレーム「#801」だ。
そのトピックスは開発には2003年~2010年にかけて全日本選手権シクロクロス9連覇を成し遂げ、当時より東京サンエスがサポートを行っていた辻浦圭一氏が参加したこと。フレームデザインの各部には世界を知るレーサーとして、そしてオフロードライドを楽しむ1人のサイクリストとしての氏の知識と経験を余すことなく取り入れられている。
中でもこだわったのがジオメトリー。日本人の体格に合わせつつ、反応の良いクイックなハンドリングを実現するために、東京サンエスが理想とする長さ100mmのステムを使用することを前提として、トップチューブは短めとされた。
リアセンターは反応性よりも、トラクションとオフロードでの安定性を重視し長め。一方でシート角を立ち気味に。この塩梅により、レースで求められる反応性を確保しつつも、トレイルライドにも対応する優れた安定性と両立することに成功したという。
そして、もう1つの大きな特徴がディスクブレーキ専用設計としていること。欧州のレース界では従来からのカンチブレーキにこだわる選手が多く、辻浦氏もその1人だったというが「レースを降りてからはディスクの可能性、あるいはコントロールのしやすさなどからメリットの大きさに気づき、導入を決めました」とコメント。ディスクブレーキの強力な制動力については、ヘッドチューブをHT44規格とし、リアエンドをスチール削りだしの一体品とすることで強度及び剛性を確保している。
なお素材には新日鉄製の4130熱処理クロモリを採用。バテッド加工によってサイズごとにチューブの肉厚を変化させ過剛性を防止し、反発を活かしたしなやかなライディングフィールに仕上げている。IS規格のディスクブレーキ台座、JISタイプのBB、27.2mmのシートポスト径、28.6mmのフロントディレイラーバンド径など組み合わせるパーツを選ばないオーソドックスな設計だ。
販売パッケージはフレーム単体と、ワンバイエス製フォークが付属したフレームセットの2種類。フォークは2種類が設定され、レースユースに対応する高い剛性を持つ下側1.5インチベアリングの「OBS-CBD1.5」と、上下1-1/8インチでしなやかな乗り味の「OBS-CBD」から選択できる。
サイズはS、M、Lの3種類がラインナップ。カラーは28色の中から選択でき、オプションでクラシカルな胴抜きカラーや、フォークとフレームの同色塗装も可能だ。フォークの有無に問わず、タンゲのZS225Xヘッドパーツ、下玉押し2種類、(1.5"用、1.5"→1-1/8"変換用) 、ケーブルガイド、チェンステープロテクターが付属する。
ワンバイエス JFF #801
フレーム:#4130熱処理クロモリオリジナルダブルバテッド
ブレーキ台座:ISマウント(フレーム)
BB規格:JIS(68mm)
リアエンド幅:135mm
シートポスト径:27.2mm
Fメカバンド径:28.6mm
サイズ:S、M、L
カラー:オーダー(胴抜きカラー+7,200円(税抜)、フレーム/フォーク同色塗装+12,000円(税抜))
付属品:タンゲ ZS225Xヘッドパーツ(1.5"用、1.5"→1-1/8"変換用下玉押し付属) ケーブルガイド、チェンステープロテクター
価格(塗装によるアップチャージあり):
フレーム単体 98,000円(税抜)
フレーム+OBS-CBDフォーク 129,000円(税抜)
フレーム+OBS-CBD1.5フォーク 132,000(税抜)
リンク