2014/02/03(月) - 18:07
ウィランガヒルを制したリッチー・ポート(オーストラリア)率いるチームスカイとアージェードゥーゼル、アスタナがツアー・ダウンアンダーで駆ったプロバイクをピックアップ。
チームスカイ <ピナレロ DOGMA 65.1 THINK2>
正式名称をスカイプロサイクリングからチームスカイに変更したイギリスチームは、引き続きピナレロのフラッグシップモデルであるDOGMA 65.1 THINK2に乗る。コンポーネントはシマノデュラエース9070系で、昨年までSRMを使用していたが、2014年からパワーメーターをSTAGES POWERに変更。左クランクアームに埋め込まれたユニットでパワーを計測する。ANT+やBluetooth接続に対応しており、選手たちはガーミンのエッジ500や510、800をBarFLy2.0マウントに装着していた。
写真は、ウィランガヒル山頂フィニッシュを制したリッチー・ポート(オーストラリア)のバイク。身長172cm・体重62kg、サドル高677mmというポートのフレームはサイズ46.5(トップチューブ長515mm)。ステムはアルミ製のPRO PLT(120mm)で、ハンドルはPRO VIBE COMPACT(C-C40cm)。スプロケットは11-28Tを多用する。写真の状態でバイク重量は7.0kgだった。
アージェードゥーゼル <フォーカス IZALCO MAX>
引き続きフォーカスに乗るフランスのアージェードゥーゼル。メインバイクをIZALCO TEAMからフォーカス史上最軽量(フレーム単体750g)のフラッグシップモデルIZALCO MAXにスイッチした。手で弾くと薄さを実感出来るチューブ厚。その分ボリュームをもたせて剛性を高めている。フォークはかなり細身のシルエットだ。
アージェードゥーゼルは、フィジークのステム&ハンドルを初期のプロトモデルからテストしていたチーム。フィードバックが活かされ、製品化されたステム&ハンドルを使用している。サドルやシートポストももちろんフィジーク製だ。メンバー全員がカンパニョーロ・スーパーレコードEPSを使用。ホイールはフルクラム・レーシングスピードXLRを多用した。サイクルコンピューターはBrytonのRider60。スポンサー外のSRMパワーメーターを使用する選手もいた(撮影NG)。
アスタナ <スペシャライズド S-Works Tarmac SL4>
ニューカラーのスペシャライズド S-Works Tarmac SL4を投入したアスタナ。白&水色のフレームに差し色として黒が加わった。昨年は機械式のスーパーレコードを使用する選手もいたが、ツアー・ダウンアンダーではスーパーレコードEPSで統一した。バッテリーは内蔵で、カンパニョーロ製のチェーンウォッチャーが装着されている。SRM搭載のS-WORKSクランクにカンパニョーロのチェーンリングを組み合わされている。
サドルをフィジークからスペシャライズドに変更した他に、機材の変更点は無い。シートポストやステム、ハンドルはFSA製。タイヤはヴェロフレックスで揃えている。アスタナはUCIプロチームの中で唯一のコリマホイール使用チーム。カーボンスポーク「MCC」ではなくスチールスポークのエアロS(リム高47mm)を多用した。
text&photo:Kei Tsuji
チームスカイ <ピナレロ DOGMA 65.1 THINK2>
正式名称をスカイプロサイクリングからチームスカイに変更したイギリスチームは、引き続きピナレロのフラッグシップモデルであるDOGMA 65.1 THINK2に乗る。コンポーネントはシマノデュラエース9070系で、昨年までSRMを使用していたが、2014年からパワーメーターをSTAGES POWERに変更。左クランクアームに埋め込まれたユニットでパワーを計測する。ANT+やBluetooth接続に対応しており、選手たちはガーミンのエッジ500や510、800をBarFLy2.0マウントに装着していた。
写真は、ウィランガヒル山頂フィニッシュを制したリッチー・ポート(オーストラリア)のバイク。身長172cm・体重62kg、サドル高677mmというポートのフレームはサイズ46.5(トップチューブ長515mm)。ステムはアルミ製のPRO PLT(120mm)で、ハンドルはPRO VIBE COMPACT(C-C40cm)。スプロケットは11-28Tを多用する。写真の状態でバイク重量は7.0kgだった。
アージェードゥーゼル <フォーカス IZALCO MAX>
引き続きフォーカスに乗るフランスのアージェードゥーゼル。メインバイクをIZALCO TEAMからフォーカス史上最軽量(フレーム単体750g)のフラッグシップモデルIZALCO MAXにスイッチした。手で弾くと薄さを実感出来るチューブ厚。その分ボリュームをもたせて剛性を高めている。フォークはかなり細身のシルエットだ。
アージェードゥーゼルは、フィジークのステム&ハンドルを初期のプロトモデルからテストしていたチーム。フィードバックが活かされ、製品化されたステム&ハンドルを使用している。サドルやシートポストももちろんフィジーク製だ。メンバー全員がカンパニョーロ・スーパーレコードEPSを使用。ホイールはフルクラム・レーシングスピードXLRを多用した。サイクルコンピューターはBrytonのRider60。スポンサー外のSRMパワーメーターを使用する選手もいた(撮影NG)。
アスタナ <スペシャライズド S-Works Tarmac SL4>
ニューカラーのスペシャライズド S-Works Tarmac SL4を投入したアスタナ。白&水色のフレームに差し色として黒が加わった。昨年は機械式のスーパーレコードを使用する選手もいたが、ツアー・ダウンアンダーではスーパーレコードEPSで統一した。バッテリーは内蔵で、カンパニョーロ製のチェーンウォッチャーが装着されている。SRM搭載のS-WORKSクランクにカンパニョーロのチェーンリングを組み合わされている。
サドルをフィジークからスペシャライズドに変更した他に、機材の変更点は無い。シートポストやステム、ハンドルはFSA製。タイヤはヴェロフレックスで揃えている。アスタナはUCIプロチームの中で唯一のコリマホイール使用チーム。カーボンスポーク「MCC」ではなくスチールスポークのエアロS(リム高47mm)を多用した。
text&photo:Kei Tsuji
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