2014/01/29(水) - 10:10
全てのUCIプロチームが出場したツアー・ダウンアンダーが閉幕。シクロワイアードでは、ツアー・ダウンアンダーを走ったプロバイクを3チームずつ、スタートリスト順に紹介していきます。第一弾はBMCレーシングチーム、オリカ・グリーンエッジ、ジャイアント・シマノ。
BMCレーシングチーム <BMC teammachine SLR01 & IMPEC>
第3ステージで優勝してリーダージャージを着用しながら、1秒差で総合優勝を逃した元ツール・ド・フランス覇者カデル・エヴァンス(オーストラリア)のバイクはBMCのteammachine SLR01。好みに合わせてメンバーの中にはIMPECに乗る選手も数名いた。
昨シーズンからの変更点は特に無く、ブレーキを含めてケーブルはフレームに内蔵される。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、バッテリーはフレームに内蔵。ステムは3Tのアルミ製(130mm)で、ハンドルは3Tのカーボン製ROTUNDO TEAM(c-c 42cm)。バーテープが分厚めなのはいつも通り。カーボンシートポストの後部にシートプレート固定器具が接着されているのがプロバイクならでは。
オリカ・グリーンエッジ <スコット FOIL & ADDICT>
サイモン・ゲランス(オーストラリア)を総合優勝に導いたオリカ・グリーンエッジのメインバイクは、昨年同様スコットのFOIL。仕様に変更は無かった。2012年ブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したサイモン・クラーク(オーストラリア)のみ、写真のスコットADDICTに乗った。コンポーネントやホイールはシマノ製で、ステムからハンドル、シートポストまでPRO製品で固められている。サドルは引き続きプロロゴ。チームメカニック曰く、軽量ホイールを使用するとUCIの規定重量6.8kgを軽々と下回ってしまうため、その都度ボトムブラケット付近に金属製の重りを入れて調整するという。ステムやハンドルは剛性重視のためにアルミ製を使用する選手が多い。
ジャイアント・シマノ <ジャイアント PROPEL Advanced SL & TCR Advanced SL>
スポンサー変更に伴い、バイクをフェルトからジャイアントにスイッチしたジャイアント・シマノ。エーススプリンターのマルセル・キッテル(ドイツ)を始め、スピードのある大柄な選手が駆ったのはエアロロードのPROPEL Advanced SL。小柄で山岳に強い選手はTCR Advanced SLに乗った。
ボトルゲージとタイヤ、チェーンウォッチャーを除いてほぼ全てジャイアント社とシマノ社の製品。ホイールはシマノ・デュラエースで、地形に合わせてC35、C50、C75を使い分けた。キッテルのセレクトはフロントにC50、リアにC75。まだまだシーズン初戦のため、選手とメカニックが毎日ミーティングをしながらセッティングを合わせていた。
text&photo:Kei Tsuji
BMCレーシングチーム <BMC teammachine SLR01 & IMPEC>
第3ステージで優勝してリーダージャージを着用しながら、1秒差で総合優勝を逃した元ツール・ド・フランス覇者カデル・エヴァンス(オーストラリア)のバイクはBMCのteammachine SLR01。好みに合わせてメンバーの中にはIMPECに乗る選手も数名いた。
昨シーズンからの変更点は特に無く、ブレーキを含めてケーブルはフレームに内蔵される。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、バッテリーはフレームに内蔵。ステムは3Tのアルミ製(130mm)で、ハンドルは3Tのカーボン製ROTUNDO TEAM(c-c 42cm)。バーテープが分厚めなのはいつも通り。カーボンシートポストの後部にシートプレート固定器具が接着されているのがプロバイクならでは。
オリカ・グリーンエッジ <スコット FOIL & ADDICT>
サイモン・ゲランス(オーストラリア)を総合優勝に導いたオリカ・グリーンエッジのメインバイクは、昨年同様スコットのFOIL。仕様に変更は無かった。2012年ブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したサイモン・クラーク(オーストラリア)のみ、写真のスコットADDICTに乗った。コンポーネントやホイールはシマノ製で、ステムからハンドル、シートポストまでPRO製品で固められている。サドルは引き続きプロロゴ。チームメカニック曰く、軽量ホイールを使用するとUCIの規定重量6.8kgを軽々と下回ってしまうため、その都度ボトムブラケット付近に金属製の重りを入れて調整するという。ステムやハンドルは剛性重視のためにアルミ製を使用する選手が多い。
ジャイアント・シマノ <ジャイアント PROPEL Advanced SL & TCR Advanced SL>
スポンサー変更に伴い、バイクをフェルトからジャイアントにスイッチしたジャイアント・シマノ。エーススプリンターのマルセル・キッテル(ドイツ)を始め、スピードのある大柄な選手が駆ったのはエアロロードのPROPEL Advanced SL。小柄で山岳に強い選手はTCR Advanced SLに乗った。
ボトルゲージとタイヤ、チェーンウォッチャーを除いてほぼ全てジャイアント社とシマノ社の製品。ホイールはシマノ・デュラエースで、地形に合わせてC35、C50、C75を使い分けた。キッテルのセレクトはフロントにC50、リアにC75。まだまだシーズン初戦のため、選手とメカニックが毎日ミーティングをしながらセッティングを合わせていた。
text&photo:Kei Tsuji
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