ウィリエール エアロロードCento1 AirとオールラウンドモデルのGranTurismo Revolutionが登場

マルコ・パンターニやジルベルト・シモーニら数々の有名選手から愛されてきたイタリアンバイクブランド、ウィリエール。フラッグシップモデルのCento1 SRに空力と快適性をプラスした「Cento1 Air」と、モデルチェンジを果たしたミドルグレード「GranTurismo Revolution」が登場している。

ウィリエール Cento1 Air

ウィリエール Cento1 Air（ネイビー） (c)服部産業
Cento1 Air（チェントウノエアー）はオールラウンダーのCento1 SRと比較し、空力性能と振動吸収性を高めた2014年ラインナップの新モデル。フレームの設計はCento1 SRに加え、TTバイク「Twin Blade」のエアロダイナミクスを参考に行われ、各チューブは翼断面に近い形状とした。また、フォークと一体化したヘッドチューブや、リッチーと共同開発した専用シートポストなど総合的な空力性能の向上が図られている。また、エアロロードにありがちな硬い乗り心地ではなく、ロングライドモデルの様な快適性の高い乗り心地に仕上げられているそうだ。

ウィリエール Cento1 Air（ブラック/レッド） (c)服部産業ウィリエール Cento1 Air（ダーク） (c)服部産業


さらに、多数のエアロロードに見られるメンテナンスの煩わしさは低減されており、Cento1 SR同様の比較的シンプルなワイヤリングとしている。BBシェルはウィリエールが他社に先駆けて採用したBB386として、空力性能と合わせてライダーのパワーを余すことなく推進力に変換してくれるだろう。サイズはXS～XLの5種類、カラーはブラック/レッド、ダーク、ネイビーの3種類がラインナップ。


ウィリエール Cento1 Air
フレーム：60tカーボン
フォーク：60tカーボン
ボトムブラケット：BB386
重　量：1120g（フレーム）、360g（フォーク）
サイズ：XS～XL
カラー：ブラック/レッド、ダーク、ネイビー
発売時期：2013年10月（予定）
価　格：420,000円（税込、フレームセット）、762,300円（税込、デュラエース完成車）

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ウィリエール GranTurismo Revolution

ウィリエール GranTurismo Revolution（ライムイエロー） (c)服部産業
GranTurismo Revolutionはオールランドモデルとして2011年に誕生したGranTurismoの細部をブラッシュアップしたバイク。特にフロント回りに手が加えられ、ヘッドチューブは上下1-1/8インチから、上位機種と同じく下側のベアリングを1-1/4インチとして上下異径化しハンドリングの向上を図っている。

ウィリエール GranTurismo Revolution（トリコロール） (c)服部産業ウィリエール GranTurismo Revolution（ブラック/レッド） (c)服部産業


フロントフォークにも変更が加えられ、旧モデルに比べてシンプルなブレード形状としてエアロダイナミクスを向上させながらも重量は同等。幅広いライディングポジションに対応するために旧モデルで採用された長めのシートチューブは廃され、一般的な長さとした。そして、ケーブルのルーティングにも変更が加えられ、よりユーザーフレンドリーなバイクに仕上がっている。サイズはXS～XLの5種類、カラーはブラック/レッド、ライムイエロー、トリコロールの3種類がラインナップ。


ウィリエール GranTurismo Revolution
フレーム：カーボン
フォーク：カーボン
重　量：1150g（フレーム）、360g（フォーク）
サイズ：XS～XL
カラー：ブラック/レッド、ライムイエロー、トリコロール
発売時期：2013年8月（予定）
価　格：231,000円（税込、フレームセット）、315,000円（税込、アルテグラ完成車）