2013/08/04(日) - 07:23
ワールドカップの様なコンペティショナルなシーンから、裏山のシングルトラックなどファンライド的なシーンまで、様々なシチュエーションにフィットしたMTBをラインナップするキャノンデール。今回はクロスカントリー向けのレーシングマシン「スカルペル29ER CARBON2」をテストする。
多くの有名企業が集まるアメリカ北東部のコネチカット州に居を構えるキャノンデール。元々は自転車用のリヤカーを販売していたが、1983年より自転車の販売を開始しMTBが黎明期であった1984年よりMTBをラインップしている。以来積極的な製品開発を続け、1990年代に開発された「ヘッドショック」や左側のレッグのみとしたサスペンションフォーク「Lefty」などエポックメイキングな製品を多く世に送り出してきた。
1990年代中盤からは世界のトップレースにバイクを供給。現在はロンドンオリンピックのMTB XCOで銅メダルを獲得したマルコ・フォンターナ(イタリア)らが所属するワークスチームの「キャノンデール・ファクトリーレーシング」のサポートを行う。日本では山本和弘や、先日行われた全日本選手権のU23で2位入賞が活躍が記憶に新しい中原義貴らがキャノンデールのサポートを受け活躍してきた。
今回インプレッションを行うスカルペル29ER CARBON2はキャノンデールのフルサスXCバイクのハイエンドモデルで、26インチのクイックなハンドリングと29インチの高い走破性を両立させたバイク。マラソンXCや比較的荒れた路面のXCレースをターゲットとするレーサーや、トレールは速く駆け抜けたいライダーをターゲットとしている。
フレームの素材には、超軽量ロードフレームのSUPERSIX EVOにも使用されるバリスティックカーボンを使用し、リジッドフレームに引けを取らない重量とMTBに求められる高い耐久性を両立。フレームデザインは26インチのスカルペルを基準として一般的な29erと比較してヘッドチューブが立ち気味に、大幅にチェーンステーが短く設計されている。結果26インチに近い、シャープで反応性が高いハンドリングを実現している。トラベルは前後共に100mmだ。
フレーム素材と同様に軽さに貢献しているポイントがフルカーボン製のリアトライアングルで、キャノンデールが蓄積してきたカーボンに関する技術を結集させた上で設計・製造が行われている。この結果生み出された「ゼロピボット・シートステー」は垂直方向に変形しやすく水平方向に変形しにくい上、捩じれにくいため伝達効率を低下させることなくサスペンションを作動させることを可能とした。
そして、キャノンデールを語る上では外すことの出来ない先進的な「システムインテグレーション」テクノロジーはスカルペルにも生かされている。フォークはキャノンデールが独自に開発した「Lefty CARBON XLR」で、UDカーボン製のアウターレッグを使用した超軽量モデルだ。加えて、フォーク内にニードルベアリングを使用することによりあらゆる負荷に対するスムーズな動作を実現。BBシェルはPF30とし、ライダーのパワーを余すことなく推進力に変換する捩れ剛性を確保している。
フルサスフレームにおいて弱点になりやすいフロントトライアングルとスイングアームの連結部には「ECS-TC」と呼ばれるシステムを搭載。これは重要なピボットに15mmのスルーアクスルを採用し、ベアリングをフレームの内側に配置することにより、システム全体でねじれ剛性を向上させたもの。結果として高い負荷が加わった際にもしっかりとサスペンションが動作する事によって安定的にトラクションを確保することが可能となった。
組み合わせられるパーツ類はどれも即レースに対応出来るものがチョイスされている。コンポーネントはシマノをベースにPF30に対応するためクランクとFディレーラーにスラムを取り入れ、チェーンリングはダブル。ホイールはSTAN'Sの軽量リムとオリジナルのハブで組まれたものがアッセンブルされ、リアは142x12mmのスルーアクスルとなっている。
キャノンデールが自社の技術を余すことなく投入した上で完成したスカルペル29ER CARBON2。この軽量フルサス29erは果たしてどの様な走りを見せてくれるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「26インチやリアリジットと変わらない乗り味 満足感が高いバイク」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
スカルペルは非常にナチュラルでクセがない乗り味が特徴のバイクで、セッティングを煮詰めることなく乗った瞬間に乗りこなすことが出来ました。26インチの場合にはリアリジットとフルサスとでは性格に違いが出ることが多いですが、私が普段使用しているキャノンデールの29erのリアリジットとの違いは小さいですね。
その理由はジオメトリーにあると感じました。リアセンターとホイールベース、フロントセンターのバランスがしっかりと煮詰められていて、結果として極端に剛性を上げることなく高い走行性能を実現しているのではないでしょうか。加えて重量バランスもその一因だと思いました。
数値としては同グレードのリアリジットと比べて1kgほど重量が増えていますが、それを打ち消すほどのメリットあります。リアショックが非常にスムーズな動作をするので、ダンシングとシッティングを問わずにしっかりとトラクションを調整してくれる動きを感じました。特に上りのガレ場ではどの様なスキルのライダーでもメリットを体感出来るでしょう。
見た目にインパクトがあるフロントフォークのLeftyですが、以前のモデルに比べてしっかり進化していると感じました。以前は接着やネジ止めを用いていましたが、インナーレッグとアクスルが一体成型になったことで剛性が大幅に向上しています。また、インナーレッグとアウターレッグの動きがしっかり同調していますね。
結果としてフォークの動きが良くなり、前荷重になった際もブレーキング時にも滑らかにストロークしてくれるので、しっかりと路面に追従することが出来るためコーナリングや下りでの操縦性が非常に高かったです。加えてフォーク自体の軽さによってハンドリング性能が向上していると感じました。多くの29erで感じられる低速時に車輪が極端に倒れ込む感覚がスカルペルには少なかったですね。
リアに荷重が加わった際にもサスが適切に動作してくれるので、リアリジッドバイクの様な感覚で乗ることが出来ます。ペダリングした際のフィーリングは、フレーム自体のしなりがサスペンションの様な働きをするロードバイクに似た感覚があり脚に優しいと感じました。リズミカルに踏みやすいバイクですね。
このバイクの特徴としてカーボン製のスイングアームがありますが、しなりや捩れは小さくバランスよくまとまっていて、不安は特になかったですね。ピボットの形状などが他のバイクとは異なり、軸に一本のパイプをインサートする構造を採用したことによってシステム全体で捩れ剛性を高めたことによって、カーボンでも十分な剛性を達成出来ている様に感じました。
フロントとリア共にショックはロックアウト、ダンパー調整、エアによるスプリングの調整が可能なため、XCレースからちょっとした下りまで幅広く楽しむことが出来るでしょう。レースであれば、このバイクが得意な下りで攻めるも良し、もしくは楽にこなして上りに向けて体力を温存するも良しと言った幅広い戦略がとれますね。
王滝の様なトップレベルのライダーでも4時間を超える様なエンデュランス系のレースでは、様々な脚力のライダーが恩恵を受けることが出来ると感じました。疲労が溜まってきて集中力が切れてきても、バイクがトラクションやコーナリング時のバランスを調整してくれるので安全にゴールまで辿りつくことが出来るでしょう。
完成車としてのパッケージも良くに詰められている様に感じました。ギアはフロントがダブルですが、リアのロー側が36tとかなりワイドなため様々な速度域に対応出来ます。アウタートップで時速40km以上で巡航することが出来るため山への移動や高速なレースでも十分に対応してくれるでしょう。
サドルやシートポストもレースに対応出来るパーツがアッセンブルされていました。ホイールも付属品としては乗り味が軽く、乗り始めてから暫くの間はパーツを換装する必要はないでしょう。高価だとは思いますが、個人的には非常に満足感が高い1台と思います。ただ、一点だけ留意していただきたい点がステムです。構造上の問題でハンドルを低くすることが出来ないため、サードパティーのステムやグリップ部分を下げたハンドルに交換する必要が生じる場合あると思います。
キャノンデールは比較的新鮮味が低くなりにくいブランドで、私のショップでも数年前のモデルを探しに来られるお客様が多くいます。そういった意味では長く乗れるバイクだと思います。Leftyフォークの奇抜な見た目など所有欲を高めてくれるポイントが多くありますね。
キャノンデール スカルペル 29ER CARBON2
フレーム:Scalpel 29er、100mm、Ballistec Hi-Mod carbon、zero pivot seatstay、BB30、1.5 SI head tube
フォーク:NEW LEFTY XLR 100 29、HYBRID NEEDLE BEARING TECHNOLOGY
クランク:スラム S2210、BB30、38/24
BB:スラム Press Fit BB30
シフター:シマノ XT
スプロケ:スラム PG-1070、11-36、10-SPEED
チェーン:KMC X10
Fディレーラー:スラム X9、S3
Rディレーラー:シマノ XTR
リ ム:STAN'S ZTR Arch 29er、32hole
ハ ブ:Lefty SI front、Sunringle Dirty Flea Rear 142x12mm rear
スポーク:DTスイス Super Comp
タイヤ:シュワルベ RACING RALPH、29x2.1 EVO、FOLDING
ブレーキ:Avid Elixir 9 carbon , 180/160mm
ハンドル:トゥラバティブ Noir Flat、700x10mm
グリップ:キャノンデール DUAL-DENSITY GRIP
ステム:キャノンデール OPI adjustable -15 Degree、31.8
ヘッドパーツ:キャノンデール Headshok SI
サドル:プロロゴ X8
シートポスト:フィジーク Cyrano、31.6x400mm
リアショック:ロックショックス Monarch RT3
サイズ:S、M、L、XL
カラー:GRN
価 格:499,000円(税込)
インプレライダーのプロフィール
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウエア協力:ビエンメ
text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
多くの有名企業が集まるアメリカ北東部のコネチカット州に居を構えるキャノンデール。元々は自転車用のリヤカーを販売していたが、1983年より自転車の販売を開始しMTBが黎明期であった1984年よりMTBをラインップしている。以来積極的な製品開発を続け、1990年代に開発された「ヘッドショック」や左側のレッグのみとしたサスペンションフォーク「Lefty」などエポックメイキングな製品を多く世に送り出してきた。
1990年代中盤からは世界のトップレースにバイクを供給。現在はロンドンオリンピックのMTB XCOで銅メダルを獲得したマルコ・フォンターナ(イタリア)らが所属するワークスチームの「キャノンデール・ファクトリーレーシング」のサポートを行う。日本では山本和弘や、先日行われた全日本選手権のU23で2位入賞が活躍が記憶に新しい中原義貴らがキャノンデールのサポートを受け活躍してきた。
今回インプレッションを行うスカルペル29ER CARBON2はキャノンデールのフルサスXCバイクのハイエンドモデルで、26インチのクイックなハンドリングと29インチの高い走破性を両立させたバイク。マラソンXCや比較的荒れた路面のXCレースをターゲットとするレーサーや、トレールは速く駆け抜けたいライダーをターゲットとしている。
フレームの素材には、超軽量ロードフレームのSUPERSIX EVOにも使用されるバリスティックカーボンを使用し、リジッドフレームに引けを取らない重量とMTBに求められる高い耐久性を両立。フレームデザインは26インチのスカルペルを基準として一般的な29erと比較してヘッドチューブが立ち気味に、大幅にチェーンステーが短く設計されている。結果26インチに近い、シャープで反応性が高いハンドリングを実現している。トラベルは前後共に100mmだ。
フレーム素材と同様に軽さに貢献しているポイントがフルカーボン製のリアトライアングルで、キャノンデールが蓄積してきたカーボンに関する技術を結集させた上で設計・製造が行われている。この結果生み出された「ゼロピボット・シートステー」は垂直方向に変形しやすく水平方向に変形しにくい上、捩じれにくいため伝達効率を低下させることなくサスペンションを作動させることを可能とした。
そして、キャノンデールを語る上では外すことの出来ない先進的な「システムインテグレーション」テクノロジーはスカルペルにも生かされている。フォークはキャノンデールが独自に開発した「Lefty CARBON XLR」で、UDカーボン製のアウターレッグを使用した超軽量モデルだ。加えて、フォーク内にニードルベアリングを使用することによりあらゆる負荷に対するスムーズな動作を実現。BBシェルはPF30とし、ライダーのパワーを余すことなく推進力に変換する捩れ剛性を確保している。
フルサスフレームにおいて弱点になりやすいフロントトライアングルとスイングアームの連結部には「ECS-TC」と呼ばれるシステムを搭載。これは重要なピボットに15mmのスルーアクスルを採用し、ベアリングをフレームの内側に配置することにより、システム全体でねじれ剛性を向上させたもの。結果として高い負荷が加わった際にもしっかりとサスペンションが動作する事によって安定的にトラクションを確保することが可能となった。
組み合わせられるパーツ類はどれも即レースに対応出来るものがチョイスされている。コンポーネントはシマノをベースにPF30に対応するためクランクとFディレーラーにスラムを取り入れ、チェーンリングはダブル。ホイールはSTAN'Sの軽量リムとオリジナルのハブで組まれたものがアッセンブルされ、リアは142x12mmのスルーアクスルとなっている。
キャノンデールが自社の技術を余すことなく投入した上で完成したスカルペル29ER CARBON2。この軽量フルサス29erは果たしてどの様な走りを見せてくれるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「26インチやリアリジットと変わらない乗り味 満足感が高いバイク」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
スカルペルは非常にナチュラルでクセがない乗り味が特徴のバイクで、セッティングを煮詰めることなく乗った瞬間に乗りこなすことが出来ました。26インチの場合にはリアリジットとフルサスとでは性格に違いが出ることが多いですが、私が普段使用しているキャノンデールの29erのリアリジットとの違いは小さいですね。
その理由はジオメトリーにあると感じました。リアセンターとホイールベース、フロントセンターのバランスがしっかりと煮詰められていて、結果として極端に剛性を上げることなく高い走行性能を実現しているのではないでしょうか。加えて重量バランスもその一因だと思いました。
数値としては同グレードのリアリジットと比べて1kgほど重量が増えていますが、それを打ち消すほどのメリットあります。リアショックが非常にスムーズな動作をするので、ダンシングとシッティングを問わずにしっかりとトラクションを調整してくれる動きを感じました。特に上りのガレ場ではどの様なスキルのライダーでもメリットを体感出来るでしょう。
見た目にインパクトがあるフロントフォークのLeftyですが、以前のモデルに比べてしっかり進化していると感じました。以前は接着やネジ止めを用いていましたが、インナーレッグとアクスルが一体成型になったことで剛性が大幅に向上しています。また、インナーレッグとアウターレッグの動きがしっかり同調していますね。
結果としてフォークの動きが良くなり、前荷重になった際もブレーキング時にも滑らかにストロークしてくれるので、しっかりと路面に追従することが出来るためコーナリングや下りでの操縦性が非常に高かったです。加えてフォーク自体の軽さによってハンドリング性能が向上していると感じました。多くの29erで感じられる低速時に車輪が極端に倒れ込む感覚がスカルペルには少なかったですね。
リアに荷重が加わった際にもサスが適切に動作してくれるので、リアリジッドバイクの様な感覚で乗ることが出来ます。ペダリングした際のフィーリングは、フレーム自体のしなりがサスペンションの様な働きをするロードバイクに似た感覚があり脚に優しいと感じました。リズミカルに踏みやすいバイクですね。
このバイクの特徴としてカーボン製のスイングアームがありますが、しなりや捩れは小さくバランスよくまとまっていて、不安は特になかったですね。ピボットの形状などが他のバイクとは異なり、軸に一本のパイプをインサートする構造を採用したことによってシステム全体で捩れ剛性を高めたことによって、カーボンでも十分な剛性を達成出来ている様に感じました。
フロントとリア共にショックはロックアウト、ダンパー調整、エアによるスプリングの調整が可能なため、XCレースからちょっとした下りまで幅広く楽しむことが出来るでしょう。レースであれば、このバイクが得意な下りで攻めるも良し、もしくは楽にこなして上りに向けて体力を温存するも良しと言った幅広い戦略がとれますね。
王滝の様なトップレベルのライダーでも4時間を超える様なエンデュランス系のレースでは、様々な脚力のライダーが恩恵を受けることが出来ると感じました。疲労が溜まってきて集中力が切れてきても、バイクがトラクションやコーナリング時のバランスを調整してくれるので安全にゴールまで辿りつくことが出来るでしょう。
完成車としてのパッケージも良くに詰められている様に感じました。ギアはフロントがダブルですが、リアのロー側が36tとかなりワイドなため様々な速度域に対応出来ます。アウタートップで時速40km以上で巡航することが出来るため山への移動や高速なレースでも十分に対応してくれるでしょう。
サドルやシートポストもレースに対応出来るパーツがアッセンブルされていました。ホイールも付属品としては乗り味が軽く、乗り始めてから暫くの間はパーツを換装する必要はないでしょう。高価だとは思いますが、個人的には非常に満足感が高い1台と思います。ただ、一点だけ留意していただきたい点がステムです。構造上の問題でハンドルを低くすることが出来ないため、サードパティーのステムやグリップ部分を下げたハンドルに交換する必要が生じる場合あると思います。
キャノンデールは比較的新鮮味が低くなりにくいブランドで、私のショップでも数年前のモデルを探しに来られるお客様が多くいます。そういった意味では長く乗れるバイクだと思います。Leftyフォークの奇抜な見た目など所有欲を高めてくれるポイントが多くありますね。
キャノンデール スカルペル 29ER CARBON2
フレーム:Scalpel 29er、100mm、Ballistec Hi-Mod carbon、zero pivot seatstay、BB30、1.5 SI head tube
フォーク:NEW LEFTY XLR 100 29、HYBRID NEEDLE BEARING TECHNOLOGY
クランク:スラム S2210、BB30、38/24
BB:スラム Press Fit BB30
シフター:シマノ XT
スプロケ:スラム PG-1070、11-36、10-SPEED
チェーン:KMC X10
Fディレーラー:スラム X9、S3
Rディレーラー:シマノ XTR
リ ム:STAN'S ZTR Arch 29er、32hole
ハ ブ:Lefty SI front、Sunringle Dirty Flea Rear 142x12mm rear
スポーク:DTスイス Super Comp
タイヤ:シュワルベ RACING RALPH、29x2.1 EVO、FOLDING
ブレーキ:Avid Elixir 9 carbon , 180/160mm
ハンドル:トゥラバティブ Noir Flat、700x10mm
グリップ:キャノンデール DUAL-DENSITY GRIP
ステム:キャノンデール OPI adjustable -15 Degree、31.8
ヘッドパーツ:キャノンデール Headshok SI
サドル:プロロゴ X8
シートポスト:フィジーク Cyrano、31.6x400mm
リアショック:ロックショックス Monarch RT3
サイズ:S、M、L、XL
カラー:GRN
価 格:499,000円(税込)
インプレライダーのプロフィール
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウエア協力:ビエンメ
text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
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