2009/07/08(水) - 14:11
ツール・ド・フランスで闘うシマノのプロダクト
第1ステージ
7月4日、世界中のセレブが集まる麗しの都・モナコ公国にて2009年ツール・ド・フランスの幕が開いた。初日はモナコの街中を巡る個人タイムトライアル。自転車界のスーパースター達とともに、めったに見られないTT専用スペシャルバイクも集結。ここではそれらにセットアップされたシマノのプロダクト群を、選手達の走りとともに写真で振り返る。この日はTTスペシャリスト、ファビアン・カンチェラーラ(スイス、サクソバンク)が圧勝。2009年最初のマイヨジョーヌに袖を通した。
第2ステージ
初日のタイムトライアルを終え、いよいよ街から街へと移動する本格的なロードレースがスタート。アップダウンの激しいコース、39度を超える暑さを記録した灼熱の南仏で、最後に輝いたのはコロンビア・HTCのマーク・カヴェンディッシュ。シマノのプロダクトがツール・ド・フランス2009で早くも初勝利を挙げた。第3ステージ
続く第3ステージは後半ほぼフラットなコース、かつて別府史之が居を構えていたマルセイユをスタート。前半逃げが決まると、集団は時速30km/hを割るサイクリングペースで進んだが、後半に入るとコロンビア・HTCが横風の厳しい区間でスピードアップ。スキルシマノもこれに共闘、集団を分断し、スプリント勝利の可能性を高めてゴール前になだれ込んで行く。コロンビア・HTCのブレイクで小さくなった集団から先頭でゴールに飛び込んできたのは、やはりカヴェンディッシュ。その圧倒的なスプリントは、全く他を寄せ付けない。スキルシマノのシリル・ルモワンヌも3位と健闘。チームメイトの別府史之も牽引役を果たしながら8位に入賞し、前日5位入賞の新城幸也に続いて日の丸をトップ10のリストに載せる快挙を達成した。
次回はツール・ド・フランス終了後、熱闘の21日間をフォトレポートで振り返る。早くも勝利を挙げたジャパンプロダクト・シマノ。パリ・シャンゼリゼのゴールに到達するまでに、さらなる活躍を見せてくれることは間違いない。