2012/01/17(火) - 13:48
トレックのカスタムプログラム「プロジェクトワン」。世界中のユーザーから注目され、人気が高まっている。それは、完成車でありながらも「デザイン、性能、予算、コンポ、ジオメトリー」など、様々な要望に応えられるカスタムオーダーシステムだからだ。ここではプロジェクトワンの魅力を掘り下げてみよう。
デザイン、性能、予算、コンポ、ジオメトリー
ツール・ド・フランス、そして"ジロ"、"ブエルタ"などのグランツールで最多勝利を誇るロードバイク「マドン」と、世界一空力に優れたTTバイク「スピードコンセプト」の実力は、すでに実戦での数々の勝利が証明している。世界最強チームを支え続ける最先端の性能は、トレックが誇るOCLVカーボン技術だけが可能にするものだ。
その最高のバイクをベースとした完成車を、ユーザーが自分好みに「カスタム」して手に入れることができるのだ。
しかし、だからといってプロジェクトワンは「高嶺の花」というわけではない。もちろんプロと同じ仕様のパーツスペックで組み上げることもできるが、ユーザーそれぞれの求めるレベルや予算に応じたパーツスペックを自由に選ぶことができるのだ。
マドン6.2
マドン6.9SSL
カラーはアップチャージ無しで6パターンから選べるの「セレクトシリーズ」から
Gloss Black/Crystal PearlWhite/Lime Green を選択。コンポはレースでも十分通用するShimano Ultegra。ホイールにはスカンジウム製軽量リムを採用したBontrager Race X Liteクリンチャーホイールを選択。レースで遜色なく戦え、かつ予算を抑えた「フレーム重視志向」のアッセンブルにしてみた。
マドン6.9SSL
まずは、ペイント選択にてシグネチャーシリーズで設定されている塗り分けパターンの「Rouler」を選択。メインカラー、サブカラーほか5色の組み合わせが自由にできる。ポップにするか、シックにまとめるか、センスの見せ所だ。
ここではマドン6シリーズをベースとし、カラーにはCrystal Lymon/Lime Green/Black/Viper Redを選択。さらにバーテープ、タイヤサイドのカラーもフレームを引き立たせるカラーにしてみた。
マドン6.2
ここでは話題の新生チーム"レディオシャック・ニッサン・トレック"のプロチーム仕様を選択してみた。カラーリングはチームエディションを選択。コンポはShimano Dura-Ace Di2,ホイールはBontrager Aeolus D3チューブラーを採用。サドルはBontrager Team Issue。細部までプロチームレプリカだ。
マドン6.9SSL
上記はプロジェクトワンカスタムオーダーのほんの一例だ。そしてプロジェクトワンでは完成車だけでなくフレーム単体の購入も可能だ。手持ちのパーツを活用したい場合や、今あるバイクからのパーツの載せ替えなどの場合でも活用できる。フレーム販売も、定型でお得なセレクトカラーから個性溢れるシグネチャーカラーまで、幅広く対応している。
「決戦用ホイールはすでに持ってるから、ホイールはリーズナブルなもので」なんてことや、 手持ちのパーツを利用したフレームセットのみの選択も可能だ。
→プロジェクトワン
→デモライド 試乗プログラム
デザイン、性能、予算、コンポ、ジオメトリー
プロジェクトワンは様々な要望に応えるオーダーシステムの理想型
最高のパフォーマンスを誇るロードバイクから選べる
プロジェクトワンの魅力を語る前に、まずそのベースとなるバイクの魅力を説明しておこう。プロジェクトワンでオーダーできるバイクは、トレックが誇る「マドン6シリーズ SSL」「マドン6シリーズ 」「スピードコンセプト9シリーズ」だ。ツール・ド・フランス、そして"ジロ"、"ブエルタ"などのグランツールで最多勝利を誇るロードバイク「マドン」と、世界一空力に優れたTTバイク「スピードコンセプト」の実力は、すでに実戦での数々の勝利が証明している。世界最強チームを支え続ける最先端の性能は、トレックが誇るOCLVカーボン技術だけが可能にするものだ。
その最高のバイクをベースとした完成車を、ユーザーが自分好みに「カスタム」して手に入れることができるのだ。
しかし、だからといってプロジェクトワンは「高嶺の花」というわけではない。もちろんプロと同じ仕様のパーツスペックで組み上げることもできるが、ユーザーそれぞれの求めるレベルや予算に応じたパーツスペックを自由に選ぶことができるのだ。
プロジェクトワンのオーダー例
選択肢が無限とも言えるプロジェクトワンのカスタムオーダーだが、ここでは具体的な例を上げながらその特徴を紹介しよう。6シリーズをとにかく安く入手したい
「カスタムは割高」なんて感覚はプロジェクトワンにはまったく無い。最高の性能を持つマドン6シリーズも、パーツグレードによってはかなり割安感のある価格で購入することが可能だからだ。たとえば6.2を、コンポーネントをSRAM RIVAL、そしてホイールをBontrager Race仕様でオーダーしてみると、¥435,000で購入することができる。マドン6.2
カラー | Catalyst Orange/Crystal Pearl White/Carbon |
コンポ | Sram Rival |
ホイール | Bontrager Race |
価格 | ¥435,000 |
世界最高性能をアーティスティックなカラーで味わいたい
マドン6.9SSLを、とことん凝ったペイントで手に入れたい。これぞ究極な仕様。世界最速のマドンでしかできない贅沢だ。「シグネチャーシリーズ」から炎をイメージしたペイント「RealFire」のブルーを選択。同時にBontrager XXX Lite Carbonホイールのデカールカラーをブルーに選び、バーテープもブルーでコーディネイト。統一感をもたせた。マドン6.9SSL
カラー | Real Fire |
コンポ | Shimano Dura-Ace |
ホイール | Bontrager XXX Lite Carbon |
価格 | ¥997,500 |
予算を抑えながらもフレーム性能にこだわりたい
パーツグレードを抑えれば、最上級のマドン6.9SSLがこの値段で実現してしまうという例を挙げよう。カラーはアップチャージ無しで6パターンから選べるの「セレクトシリーズ」から
Gloss Black/Crystal PearlWhite/Lime Green を選択。コンポはレースでも十分通用するShimano Ultegra。ホイールにはスカンジウム製軽量リムを採用したBontrager Race X Liteクリンチャーホイールを選択。レースで遜色なく戦え、かつ予算を抑えた「フレーム重視志向」のアッセンブルにしてみた。
マドン6.9SSL
カラー | Gloss Black/Crystal PearlWhite/Lime Green |
コンポ | Shimano Ultegra |
ホイール | Bontrager Race X Lite |
価格 | ¥629,000 |
自分だけのハイインパクトなカラーに仕上げたい
好みに合わせたカラー選択も自在に可能だ。それはフレームだけでなく、様々なパーツのカラーコーディネートが可能なのだ。まずは、ペイント選択にてシグネチャーシリーズで設定されている塗り分けパターンの「Rouler」を選択。メインカラー、サブカラーほか5色の組み合わせが自由にできる。ポップにするか、シックにまとめるか、センスの見せ所だ。
ここではマドン6シリーズをベースとし、カラーにはCrystal Lymon/Lime Green/Black/Viper Redを選択。さらにバーテープ、タイヤサイドのカラーもフレームを引き立たせるカラーにしてみた。
マドン6.2
カラー | Rouler |
コンポ | Sram Force |
ホイール | Bontrager Race X Lite |
価格 | ¥655,000 |
あこがれのプロ選手と同じ仕様に乗りたい チームレプリカ
当然世界のトップレーサーと同じ仕様にすることが可能だ。ツール・ド・フランスなどの名シーンを思い浮かべながらプロチームレプリカに乗ることもできるのだ。ここでは話題の新生チーム"レディオシャック・ニッサン・トレック"のプロチーム仕様を選択してみた。カラーリングはチームエディションを選択。コンポはShimano Dura-Ace Di2,ホイールはBontrager Aeolus D3チューブラーを採用。サドルはBontrager Team Issue。細部までプロチームレプリカだ。
マドン6.9SSL
カラー | RadioShack Nissan Trek Team Edition |
コンポ | Shimano Dura-Ace Di2 |
ホイール | Bontrager Aeolus D3 Carbon |
価格 | ¥1,069,000 |
プロジェクトワンのここがすごい
自分が欲しいバイクの理想型を、細部に渡るまで指定して購入できるプロジェクトワンは、ある意味「完成車販売の理想型」であると言っても過言ではないだろう。あなただけの一台が手に入る「プロジェクトワン」の、オーダーの手順を簡単に紹介しよう。プロジェクトワンのサイトにアクセスしてからは、次のようなステップを踏んでいくのだ。1:フレームを選択
フレームは、ツール・ド・フランスを制覇し世界最速を実証した「マドン6シリーズ SSL」「マドン6シリーズ 」「スピードコンセプト9シリーズ」から選択が可能。さらにマドンはライディングスタイルに応じて、フレームグレードと3種類のジオメトリーから選べる。2:ペイントパターンを選択
短納期であらかじめ用意されている「セレクトカラー」と、多くの カラーバリエーションやプロチームカラーなどを選べる「シグネチャーカラー」の2つのタイプの中から選択する。そのカラーバリエーションは16種類。パターンによっては2色~3色の組み合わせも可能で、そのバリエーションはじつに数万通りにものぼる。3:コンポーネントを選択
メインコンポには最新のシマノDi2やスラムなど、好みのパーツを選択できる。ホイールやサドルなどもあなたの思い通りに選ぶことができるのだ。「決戦用ホイールはすでに持ってるから、ホイールはリーズナブルなもので」なんてことや、 手持ちのパーツを利用したフレームセットのみの選択も可能だ。
4:各パーツのサイズを選択
専門知識が豊富なトレック正規販売店のスタッフによるフィッティングで、あなたの体格にあったフレームサイズ、ステム長、ハンドル幅、クランク長などをマン・ツー・マンで決定していく。だから最初から身体にジャストフィットのバイクで走りだすことができるのだ。クランクのサイズが合わずに後になって高いコストで変更したり、合わないサイズのパーツを仕方なく使って乗る必要なんて一切無い。まずはプロジェクトワンを体験してみよう
まずはあなたも「プロジェクトワン」を体感してみよう。トレックのウェブサイトではいつでもプロジェクトワン特設ページからカスタムを体験することができるし、トレック正規販売店で試乗できる「デモライド」プログラムを用意している。まずはそれらを気軽に試してみて欲しい。トレックのウェブサイトでシュミレーション
プロジェクトワンによるあなただけの一台のカスタムは、ウェブで驚くほど簡単にシュミレーションできる。簡単な登録を済ませログインすれば、オンライン上でカスタムしたバイクのオーダー例を保存しておくこともできる。まずはトレックのウェブサイトで気軽にカスタム体験してみよう。→プロジェクトワン
デモライドでマドンの走りをチェック
トレックでは「デモライド」と呼ばれる試乗プログラムを用意している。踏み込んだ瞬間の「加速力」、思いのままに操れる「ハンドリング」、どこまでも走りたくなる「快適性」、希望車種が近くのトレック販売店にあるのであれば、まずはその実力をチェックしてみよう。世界で鍛えられたその走りが気軽に体感できる。全国各地のトレック正規ディーラーにどの車種が試乗車として用意されているかは、随時確認できるようになっている。→デモライド 試乗プログラム
編集:シクロワイアード 提供:トレックジャパン