2015/05/18(月) - 12:25
「1st ITALIAN JAPANESE PRO CYCLING TEAM」(=日本人とイタリア人による最初のプロチーム)というコンセプトを掲げ、ジロ・デ・イタリアに初参戦したNIPPOヴィーニファンティーニ。今季よりUCIプロコンチネンタルチームに昇格して獲得した、念願のジロのワイルドカード。NIPPOヴィーニファンティーニは、シーズン初めよりIRCタイヤを使用している。ジロでのチームの走りを、日本のタイヤが支えているのだ。
ジロ出場へと繋がったプロセスを、欧州でのサポート開始から現在まで紐解きながら紹介しよう。
同時に、海外での道路環境においてタイヤのテストを行い、フィードバックを受けることを目的としてサポートを続けている。「欧州レースで走り、ステップアップしていく選手たちを支援したい」という気持ちと、自社の製品開発に活かすことができるというメリットが合致したのだ。
2008年に発売を開始し、すでに5年以上のチームサポートによる実戦使用で、選手たちからは「チューブレスタイヤは走行感が軽く、荒れた路面でもグリップ力に優れており、かつパンクにも強い」というフィードバックがある。そして不具合等があればそれを開発に活かしていく。例えば「もっとグリップを強めて欲しい」という要望が出れば、それに応えるプロトタイプを製作し、支給する。選手からのフィードバック、そしてときに(元プロロードマンの)橋川健監督自身もタイヤテストを買って出てくれた。
ベルギーのレース環境でタイヤのテストを行うというということは、いったいどういうことなのだろうか?
日本国内のレースは絶対的に路面が綺麗で、コース状況は自分が走りたいラインをトレースできることが前提だ。しかし、ベルギーではサーキットレースは少なく、市街地や一般道がコースとなる。狭い路地などを集団で走るため、ライダーが走りたい路面を選べないことが多い。石畳やその路肩の未舗装地などを走らざるをえないことも多く、急ブレーキやダッシュなどを強いられるのが常だ。なかでも春先のベルギーは雨が多く降り、土が流れた泥だらけの路面を走らなくてはいけない。条件の悪い路面を走るためには、空気圧の管理もよりシビアとなる。言い換えればつまり、日本ではできないようなタイヤのテスト環境が揃っているのだ。
そうは言っても、チームユーラシアは参加するレベルが「ハイレベルなアマチュア」であり、トッププロではない。IRCタイヤとしては、「タイヤメーカーとしてステップアップするには、プロレベルのレースに参加できるチームにサポートしなくてはならない」という思いがかつてからあった。その意味で、ユーラシアとつながりの深いNIPPOヴィーニファンティーニのUCIプロコンチネンタルチームへの昇格は渡りに船だった。それが今季からのスポンサードに結びついたのだ。
そして同様にCCT p/b チャンピオンシステムへのサポートも同時に開始した。新たにコンチネンタル登録されたニュージーランド籍のこのチームは、橋川健氏が監督として関わるチームユーラシアの上位チームだ。まずはチームの構想を支援したいという気持ち、そしてチームユーラシアを卒業した選手が、次のステップに上った時に、使い慣れたIRCのタイヤを次のレベルでさらに使い込んでくれることを期待してスポンサードしている。多国籍のチームだけに、所属するニュージーランド、ベルギー、オランダの選手たちからもフィードバックを得られる点もメリットだ。
IRCタイヤのチームサポート担当者、村田浩一氏は言う。「スポンサードはまず、IRCタイヤというブランドを欧州マーケットにおいて広く認知してもらうことが目的です。欧州のロードレース界では昔からのタイヤメーカーの認知度が高く、IRCのブランド認知度はまだそのレベルに到達していません。そしてブランド認知度向上とともに狙いたいのは、製品自体のレベルアップ。NIPPOがプロコンに昇格したように、我々もステップアップしたいという気持ちのもと、チーム主旨に賛同してスポンサードを決めました。
クネゴというスタープレイヤーがチームに加入したことで露出度の向上はもちろん望めることですが、何より彼のようなトップレーサーがプロツアークラスのレースでIRCのタイヤを使用することでのフィードバックを得られることに大いに期待しています。ときとして彼らからはタイヤに対して厳しい回答もありますが、それがゆくゆくは製品力アップに結びつくヒントになる。今までは見えなかったことが出てくる、見えてくるんです」。
欧州の現場でクネゴとのやりとりを続ける村田氏は言う。「クネゴ選手の場合、かつてのチームで使っていたタイヤと比較しての意見になるんですが、ときに厳しい意見を交えつつも使用感のフィードバックに積極的に協力してくれます。クネゴ選手自身は今年所属チームをプロコンチにワンランク落としたものの、ランクを落として走るという意思は全くなく、勝利を目指すことに貪欲です。彼がタイヤ性能に関して気にするのは、下りを攻める際にバイクを倒しこんでもサイド部を使うことで安心して攻められるタイヤが欲しいとアドバイスしてくれました。我々もそれに応えるタイヤを開発、支給しています」。
プロレースの現場で、選手からのフィードバックを受けながらタイヤの性能はブラッシュアップされていくのだ。村田氏はこう続ける。
「モノづくりの現場(工場)では、台上テストで得られたデータの『数値優先』になる。しかし、選手たちはデータだけで判断をせず、どちらかというと使った時のフィーリングをもとに判断するんです。触った感じ、走った感覚など。それらは数値上のデータ等とは、完全に一致しないんです。台上で抵抗試験をしても、実際の走行時はタイヤがまっすぐ走っている状況も少なく、アタックで急激な加速をしたり、バイクが右左と挙動を変えれば、グリップ感や走行抵抗への感じ方は違ってくるんでしょう。様々な使用状況のなかで得られた、選手からのフィードバックを製品づくりに活かしていくことが、我々タイヤメーカーに求められることなんです。第一に、『選手に使ってもらえるタイヤ』に仕上げなければいけない」。
IRCには現在チューブラータイヤの製品版が無いことに気づく人もいるだろう。現在のプロレースの現場ではチューブラーが要求され、NIPPOヴィーニファンティーニとて例外ではない。ただ、チームでは現在チューブレス「Formula Pro」もクリンチャー「ASPITE」も、レースで使用している。これはレース現場で確かめた事実だ。
村田氏は言う。「現在のプロツアーレベルのレースでは、チューブラーは100%に近いと言っていいほどの使用率を誇ります。しかし我々にはチューブレスを色々な局面で使用してきた実績があるため、チームNIPPOではレースによってはチューブレスも使っている状況です。現在、チームはレースでは主にチューブラーを使用しながらも、8人選手がいたら2人がチューブレスを使っているぐらいの使用率です。そしてチューブラーでも異なる太さやパターンのものを試しています。それをタイヤ開発へとフィードバックしてもらう。それは、チューブレスタイヤを使うことが果たしてチューブラーに対してメリットがあるのか・無いのか? ということになります。
チューブラーに対するチューブレスの優位性はやはりあるんです。高いグリップ感など選手へのメリットに加え、メカニックの作業しやすさであったり、耐パンク性能の高さ、石畳のレースなどで悪路において低空気圧で走りたいという要望を叶えるホイールシステムとしての優秀さ。雨の中をチューブラーで走るとトレッドが水分を含んで重くなってしまうが、チューブレスにはそれが無いというのも。選手たちもいいタイヤだと気に入ってくれるので、それら意見を集めて開発に活かしていくんです」。
近年意欲的に開発をすすめてきたチューブレスのFormula Proに加え、2014年にはクリンチャーのASPITE(アスピーテ)シリーズもリリースしたIRC。チームNIPPOにはレイン用の「ASPITE WET」も供給する。チューブラーのプロトタイプは市販されるのだろうか? しかしチューブレスタイヤのシェアは期待されるほどに伸びてはいない。IRCタイヤとしてのゴールはどこにあるのだろう?
村田氏は疑問に応えてくれた。「IRCとしては、もちろんチューブラーも製品化を狙ってのサポートです。最終的にはチューブレス、クリンチャー、そしてチューブラーと、すべてのラインアップを死角なく揃えることを目標としてします。マーケットでの販売を視野に、テストを高いレベルで行っているということです。
現在のチューブレスタイヤの問題で、世界的にシェアが広がらないネックとなっている点は、ライダーはまずホイールを選択してしまうということがあります。次いでプロショップなどの販売店のノウハウも不十分で、チューブレスのメリット・デメリットがまだエンドユーザーに充分理解されていない点も。それらが広まっていかない点だと認識しています。しかしホイールメーカー側もそれらを克服しようとしている段階なので、将来的な可能性は大いにあると思っています。
我々IRCタイヤは、マウンテンバイクの世界においてはかつてからいいポジションを獲得して認知もされてきたが、ロードの世界ではまだまだ”ひよっ子”だと思っています。選手たちの協力を仰ぎながら良い製品を造っていく他ありません」。
クリンチャータイヤの使用率が高いオランダ市場において、レースでクリンチャータイヤ ASPITEシリーズを主に使ってレースを走ることを条件にサポート。UCIコンチネンタルチーム。
ジロ出場へと繋がったプロセスを、欧州でのサポート開始から現在まで紐解きながら紹介しよう。
トップチームへとつながった欧州でのチームサポート活動
欧州はベルギーで、「若手育成」を掲げ活動するチームユーラシアIRCタイヤ。IRC井上ゴム工業は、2010年のチーム創設から現在までサポートを続けている。今から5年前、橋川健氏によるチーム立ち上げの話を聞き、その「海外で通用するU23以下の選手の育成をしたい」という趣旨に賛同したことがきっかけだった。同時に、海外での道路環境においてタイヤのテストを行い、フィードバックを受けることを目的としてサポートを続けている。「欧州レースで走り、ステップアップしていく選手たちを支援したい」という気持ちと、自社の製品開発に活かすことができるというメリットが合致したのだ。
ベルギーや欧州でのレース活動をサポートするということ
IRCタイヤは、2006年からロードレース向きタイヤとしてチューブレスタイヤ開発をスタート。おもにレースにチューブレス、トレーニングにクリンチャータイヤという用途でタイヤを開発してきた。2008年に発売を開始し、すでに5年以上のチームサポートによる実戦使用で、選手たちからは「チューブレスタイヤは走行感が軽く、荒れた路面でもグリップ力に優れており、かつパンクにも強い」というフィードバックがある。そして不具合等があればそれを開発に活かしていく。例えば「もっとグリップを強めて欲しい」という要望が出れば、それに応えるプロトタイプを製作し、支給する。選手からのフィードバック、そしてときに(元プロロードマンの)橋川健監督自身もタイヤテストを買って出てくれた。
ベルギーのレース環境でタイヤのテストを行うというということは、いったいどういうことなのだろうか?
日本国内のレースは絶対的に路面が綺麗で、コース状況は自分が走りたいラインをトレースできることが前提だ。しかし、ベルギーではサーキットレースは少なく、市街地や一般道がコースとなる。狭い路地などを集団で走るため、ライダーが走りたい路面を選べないことが多い。石畳やその路肩の未舗装地などを走らざるをえないことも多く、急ブレーキやダッシュなどを強いられるのが常だ。なかでも春先のベルギーは雨が多く降り、土が流れた泥だらけの路面を走らなくてはいけない。条件の悪い路面を走るためには、空気圧の管理もよりシビアとなる。言い換えればつまり、日本ではできないようなタイヤのテスト環境が揃っているのだ。
そうは言っても、チームユーラシアは参加するレベルが「ハイレベルなアマチュア」であり、トッププロではない。IRCタイヤとしては、「タイヤメーカーとしてステップアップするには、プロレベルのレースに参加できるチームにサポートしなくてはならない」という思いがかつてからあった。その意味で、ユーラシアとつながりの深いNIPPOヴィーニファンティーニのUCIプロコンチネンタルチームへの昇格は渡りに船だった。それが今季からのスポンサードに結びついたのだ。
そして同様にCCT p/b チャンピオンシステムへのサポートも同時に開始した。新たにコンチネンタル登録されたニュージーランド籍のこのチームは、橋川健氏が監督として関わるチームユーラシアの上位チームだ。まずはチームの構想を支援したいという気持ち、そしてチームユーラシアを卒業した選手が、次のステップに上った時に、使い慣れたIRCのタイヤを次のレベルでさらに使い込んでくれることを期待してスポンサードしている。多国籍のチームだけに、所属するニュージーランド、ベルギー、オランダの選手たちからもフィードバックを得られる点もメリットだ。
IRCのタイヤでジロ・デ・イタリアを走るNIPPOヴィーニファンティーニ
スポンサード先として欧州の最高カテゴリーに近いところで走れるチームを探していたIRCタイヤは、今季よりNIPPOヴィーニファンティーニへのサポートを決めた。チームカテゴリーがUCIプロコンチネンタルに昇格したことでビッグレース、ひいてはワイルドカードでジロ・デ・イタリアなどのグランツール出場権を得ることができるからだ。IRCタイヤのチームサポート担当者、村田浩一氏は言う。「スポンサードはまず、IRCタイヤというブランドを欧州マーケットにおいて広く認知してもらうことが目的です。欧州のロードレース界では昔からのタイヤメーカーの認知度が高く、IRCのブランド認知度はまだそのレベルに到達していません。そしてブランド認知度向上とともに狙いたいのは、製品自体のレベルアップ。NIPPOがプロコンに昇格したように、我々もステップアップしたいという気持ちのもと、チーム主旨に賛同してスポンサードを決めました。
クネゴというスタープレイヤーがチームに加入したことで露出度の向上はもちろん望めることですが、何より彼のようなトップレーサーがプロツアークラスのレースでIRCのタイヤを使用することでのフィードバックを得られることに大いに期待しています。ときとして彼らからはタイヤに対して厳しい回答もありますが、それがゆくゆくは製品力アップに結びつくヒントになる。今までは見えなかったことが出てくる、見えてくるんです」。
タイヤ選択にシビアなトップ選手たち
チームのエースライダーであるダミアーノ・クネゴ。言うまでもなく2004年に22歳の若さでジロに総合優勝した経験をもつスター選手だ。今や経験豊富なキャプテンとしてチームを率いる。そんなクネゴは、タイヤに関しては非常に慎重でシビアな見方をする選手のようだ。欧州の現場でクネゴとのやりとりを続ける村田氏は言う。「クネゴ選手の場合、かつてのチームで使っていたタイヤと比較しての意見になるんですが、ときに厳しい意見を交えつつも使用感のフィードバックに積極的に協力してくれます。クネゴ選手自身は今年所属チームをプロコンチにワンランク落としたものの、ランクを落として走るという意思は全くなく、勝利を目指すことに貪欲です。彼がタイヤ性能に関して気にするのは、下りを攻める際にバイクを倒しこんでもサイド部を使うことで安心して攻められるタイヤが欲しいとアドバイスしてくれました。我々もそれに応えるタイヤを開発、支給しています」。
プロレースの現場で、選手からのフィードバックを受けながらタイヤの性能はブラッシュアップされていくのだ。村田氏はこう続ける。
「モノづくりの現場(工場)では、台上テストで得られたデータの『数値優先』になる。しかし、選手たちはデータだけで判断をせず、どちらかというと使った時のフィーリングをもとに判断するんです。触った感じ、走った感覚など。それらは数値上のデータ等とは、完全に一致しないんです。台上で抵抗試験をしても、実際の走行時はタイヤがまっすぐ走っている状況も少なく、アタックで急激な加速をしたり、バイクが右左と挙動を変えれば、グリップ感や走行抵抗への感じ方は違ってくるんでしょう。様々な使用状況のなかで得られた、選手からのフィードバックを製品づくりに活かしていくことが、我々タイヤメーカーに求められることなんです。第一に、『選手に使ってもらえるタイヤ』に仕上げなければいけない」。
チューブラー、チューブレス、クリンチャー。3つのタイプすべての完成度を高めるのがゴール
IRCには現在チューブラータイヤの製品版が無いことに気づく人もいるだろう。現在のプロレースの現場ではチューブラーが要求され、NIPPOヴィーニファンティーニとて例外ではない。ただ、チームでは現在チューブレス「Formula Pro」もクリンチャー「ASPITE」も、レースで使用している。これはレース現場で確かめた事実だ。
村田氏は言う。「現在のプロツアーレベルのレースでは、チューブラーは100%に近いと言っていいほどの使用率を誇ります。しかし我々にはチューブレスを色々な局面で使用してきた実績があるため、チームNIPPOではレースによってはチューブレスも使っている状況です。現在、チームはレースでは主にチューブラーを使用しながらも、8人選手がいたら2人がチューブレスを使っているぐらいの使用率です。そしてチューブラーでも異なる太さやパターンのものを試しています。それをタイヤ開発へとフィードバックしてもらう。それは、チューブレスタイヤを使うことが果たしてチューブラーに対してメリットがあるのか・無いのか? ということになります。
チューブラーに対するチューブレスの優位性はやはりあるんです。高いグリップ感など選手へのメリットに加え、メカニックの作業しやすさであったり、耐パンク性能の高さ、石畳のレースなどで悪路において低空気圧で走りたいという要望を叶えるホイールシステムとしての優秀さ。雨の中をチューブラーで走るとトレッドが水分を含んで重くなってしまうが、チューブレスにはそれが無いというのも。選手たちもいいタイヤだと気に入ってくれるので、それら意見を集めて開発に活かしていくんです」。
近年意欲的に開発をすすめてきたチューブレスのFormula Proに加え、2014年にはクリンチャーのASPITE(アスピーテ)シリーズもリリースしたIRC。チームNIPPOにはレイン用の「ASPITE WET」も供給する。チューブラーのプロトタイプは市販されるのだろうか? しかしチューブレスタイヤのシェアは期待されるほどに伸びてはいない。IRCタイヤとしてのゴールはどこにあるのだろう?
村田氏は疑問に応えてくれた。「IRCとしては、もちろんチューブラーも製品化を狙ってのサポートです。最終的にはチューブレス、クリンチャー、そしてチューブラーと、すべてのラインアップを死角なく揃えることを目標としてします。マーケットでの販売を視野に、テストを高いレベルで行っているということです。
現在のチューブレスタイヤの問題で、世界的にシェアが広がらないネックとなっている点は、ライダーはまずホイールを選択してしまうということがあります。次いでプロショップなどの販売店のノウハウも不十分で、チューブレスのメリット・デメリットがまだエンドユーザーに充分理解されていない点も。それらが広まっていかない点だと認識しています。しかしホイールメーカー側もそれらを克服しようとしている段階なので、将来的な可能性は大いにあると思っています。
我々IRCタイヤは、マウンテンバイクの世界においてはかつてからいいポジションを獲得して認知もされてきたが、ロードの世界ではまだまだ”ひよっ子”だと思っています。選手たちの協力を仰ぎながら良い製品を造っていく他ありません」。
IRCタイヤ 現在のサポートチーム(上記で紹介した以外)
エアガス・セーフウェイ
2013年ブエルタ・ア・エスパーニャ覇者のクリス・ホーナー(アメリカ)の所属するUCIコンチネンタルチーム。アメリカのビッグレースを舞台に、Formula proシリーズをメインタイヤとして戦っている。チャンピオンシステム p/b Stan's NOTUBE
ニューヨークをベースとして若手を育成するデベロップメントチーム。クリテリウムを中心にアメリカ国内レースを戦い、全米クリテリウムシリーズでチームランキングトップ3に食い込む好成績を挙げている。「すべてのレースをチューブレスタイヤで走る。ベイビー・ダンプサイクリングチーム
クリンチャータイヤの使用率が高いオランダ市場において、レースでクリンチャータイヤ ASPITEシリーズを主に使ってレースを走ることを条件にサポート。UCIコンチネンタルチーム。
text:綾野 真 提供:IRC井上ゴム工業
photo:Makoto.AYANO,Kei.Tsuji,Sonoko.Tanaka,CorVos
photo:Makoto.AYANO,Kei.Tsuji,Sonoko.Tanaka,CorVos