2014/07/12(土) - 21:18
鹿屋体育大学は、実に個性にあふれた多くの選手を輩出している。厳しいトレーニングを乗り越えたからこそ、プロとなりうる結果が得られているのだが、鹿屋体育大学はプロチームと提携し、選手やメカニックとして部員を遠征させるなど新たな試みにもチャレンジしており、これらがうまく功を奏していることも間違いないだろう。
徳田鍛造選手は、このプログラムによってヨーロッパ遠征経験を積んだ選手の一人。この貴重な経験を力に変え、プロ選手になる彼の夢が叶えられた時、鹿屋ではまた新たな伝説が語り継がれるに違いない。
自転車競技を始めたのは中学1年生。岡山国際サーキットで行われた耐久レースに通学用ママチャリで参加したのがきっかけでした。コースを走っているロードバイクを見て「僕もあれに乗ってレースに出たい!」と言う思いが強くなり、両親に相談。父の友人からロードバイクを譲ってもらい、それから本格的に自転車競技に打ち込む日々が始まります。
「毎日なんでもいいからひとつのことを続ける。」
そんな家族の教えの中で、私は少年野球をしていた時も素振りやランニングなどいろんなことをやってみたのですが、素晴らしく何ひとつ続きませんでした(苦笑)。
しかし、自転車は違ったのです。たまにサボって怒られもしましたが、毎日朝と夜、2回の1時間ローラー練習は続きました。ただひたすらに自転車がおもしろく、将来は自転車で日本一になりたい、そしてプロの選手になりたいと思っていました。
高校は京都の名門校、北桑田高校に入学。寮に入り自転車と勉強の日々が始まります。
地元から離れて強い先輩たちに揉まれながらの練習の毎日。それでも「この人たちに勝って日本一になってやる!!」そんな気持ちで練習に励む毎日でした。
しかし、初めての全国選抜大会ではポイントレースで予選落ち・・・。
北桑田高校は学校対抗で総合優勝しましたが、唯一の1年生である私は悔しさと先輩たちへの申し訳なさが残る大会となり「もうこんな思いはしたくない」そんな気持ちでこれまで以上に練習しました。
そんな思いが通じたのか、2年生の全日本選手権TTでは初めての日本一に! その夏のインターハイではポイントレースでも優勝し、今回は春夏連続でのインターハイ学校対抗での優勝に貢献することができました。
3年生では全国優勝こそなりませんでしたが、出場したほとんどのレースで入賞することができ、日本代表にも選ばれて多くの海外レースも経験させて頂きました。
高校時代に顧問の先生に言われた「自転車を降りればただの人」という言葉は、卒業して3年経った今でも心に残っており、これからも大切にしていかなければならないことだと思っています。
高校1年生の時から鹿屋体育大学は憧れの存在であり、実は高校時代の携帯待ち受け画面もある有名な先輩のガッツポーズ。ちなみにマネさせて頂いたこともあります(笑)。
練習は厳しく辛いものですが、ただただ強くなりたいという一心で今も走り続けています。
大学に入って最も気付かされたのは、環境が良いか悪いかが大事なのではなく、その準備をしてもらった環境を活かすのも殺すのも自分自身であり、必要な部分を開拓していくのも自分自身であるということ。矛盾してしまうかもしれませんが、確かに鹿屋体育大学自転車競技部は最高の練習環境に恵まれ、この上ない環境の中で活動し、その活動は多くの方々に支援、応援して頂いて成り立っています。
しかし、その環境を活かすのは結局自分自身。最高の環境の中でも、そこに甘んじてしまい自分自身の努力を怠ってしまうと、強くなるものも強くはならない。選手やスタッフを含めた学生が、それぞれの夢や目標に向かって、監督やコーチのアドバイスを頂きながら自分たちで考え、全力で活動していかねばならないのです。
私が知る限り、選手の中には決して良いとは言えない状況を自分で何とかしようと努力し、その中で結果を残している選手もたくさんいます。努力することで毎回良い結果が得られるかと言えば決してそうではないと思いますが、努力をしないと何も始まらない。
努力の先には夢があり、鹿屋体育大学自転車競技部にも「自転車競技のメジャー化」と言う一番の夢があります。夢に向かって私にできることは何なのか、それはまだわからないのですが、今は応援してくださっている方々を大切にし、応援してくださる方々を今後更に増やすことができればと考えています。
そのためにも、今年の鹿屋体育大学自転車競技部は柴崎キャプテンを筆頭に、愛され、さらに愛したくなるチームにしていきたいと思っています。
特に私はプロ選手を夢見だした頃の中学生や小学生達から憧れられるような選手になりたいですね。
私が高校時代、鹿屋の先輩に憧れて携帯の待ち受け画面にしていたように「徳田鍛造を目指して自転車競技を始めました!」なんて言ってもらえるようになれば最高です(笑)。
今年は大学4年生、学生生活最後となる重要な年。チームとしてインカレの総合優勝を目指すのはもちろんですが、プロ選手という中学時代からの夢を掴むために、個人としても結果が残せるよう心して戦い抜きます!
「エアフレックス ライトブチル コンパウンド」を採用し、軽さと耐久性のベストバランスを実現させたレーシングチューブ「R'AIR」。
その「R'AIR」のコンセプトはそのままに、タイムトライアルなどで多く使用されているリムハイトの高いディープリムへの対応を考え、バルブコアの付け/外しが可能な2ピース仏式バルブを新たに採用。
付属の軽量アルミ製「バルブエクステンダー」(50mm)との組み合わせで、バルブ長が74mmでありながら、一体型バルブ(真鍮製レギュラーバルブ)の60mmと同等の重量を可能とした。
また「R'AIR COMP」の補修用として、R'AIRチューブ本体のみ(2ピース仏式(24mm)/コア付き)も商品化。「R'AIR COMP」に付属する「バルブエクステンダー」(50mm)およびバルブコアツールを必要としない方のために、コストを抑えて商品化されている(※単品での使用は出来ません)。
徳田鍛造選手は、このプログラムによってヨーロッパ遠征経験を積んだ選手の一人。この貴重な経験を力に変え、プロ選手になる彼の夢が叶えられた時、鹿屋ではまた新たな伝説が語り継がれるに違いない。
自転車競技との出会い
高校を卒業し、鹿屋体育大学に入学して早くも4年目になろうとしています。中学3年生で本格的に自転車競技を始めて8年目になりますが、特にこの3年間で自転車競技に対する取り組みと考え方が大きく変わったように思います。今回はこれまでの自分を振り返りながら、これから私がやっていきたいことについて考えます。自転車競技を始めたのは中学1年生。岡山国際サーキットで行われた耐久レースに通学用ママチャリで参加したのがきっかけでした。コースを走っているロードバイクを見て「僕もあれに乗ってレースに出たい!」と言う思いが強くなり、両親に相談。父の友人からロードバイクを譲ってもらい、それから本格的に自転車競技に打ち込む日々が始まります。
「毎日なんでもいいからひとつのことを続ける。」
そんな家族の教えの中で、私は少年野球をしていた時も素振りやランニングなどいろんなことをやってみたのですが、素晴らしく何ひとつ続きませんでした(苦笑)。
しかし、自転車は違ったのです。たまにサボって怒られもしましたが、毎日朝と夜、2回の1時間ローラー練習は続きました。ただひたすらに自転車がおもしろく、将来は自転車で日本一になりたい、そしてプロの選手になりたいと思っていました。
高校は京都の名門校、北桑田高校に入学。寮に入り自転車と勉強の日々が始まります。
地元から離れて強い先輩たちに揉まれながらの練習の毎日。それでも「この人たちに勝って日本一になってやる!!」そんな気持ちで練習に励む毎日でした。
しかし、初めての全国選抜大会ではポイントレースで予選落ち・・・。
北桑田高校は学校対抗で総合優勝しましたが、唯一の1年生である私は悔しさと先輩たちへの申し訳なさが残る大会となり「もうこんな思いはしたくない」そんな気持ちでこれまで以上に練習しました。
そんな思いが通じたのか、2年生の全日本選手権TTでは初めての日本一に! その夏のインターハイではポイントレースでも優勝し、今回は春夏連続でのインターハイ学校対抗での優勝に貢献することができました。
3年生では全国優勝こそなりませんでしたが、出場したほとんどのレースで入賞することができ、日本代表にも選ばれて多くの海外レースも経験させて頂きました。
高校時代に顧問の先生に言われた「自転車を降りればただの人」という言葉は、卒業して3年経った今でも心に残っており、これからも大切にしていかなければならないことだと思っています。
憧れの存在、鹿屋体育大学へ
さあ、いよいよ大学編です。ご縁があって、皆さんご存知の鹿屋体育大学へと進学しました。高校1年生の時から鹿屋体育大学は憧れの存在であり、実は高校時代の携帯待ち受け画面もある有名な先輩のガッツポーズ。ちなみにマネさせて頂いたこともあります(笑)。
練習は厳しく辛いものですが、ただただ強くなりたいという一心で今も走り続けています。
大学に入って最も気付かされたのは、環境が良いか悪いかが大事なのではなく、その準備をしてもらった環境を活かすのも殺すのも自分自身であり、必要な部分を開拓していくのも自分自身であるということ。矛盾してしまうかもしれませんが、確かに鹿屋体育大学自転車競技部は最高の練習環境に恵まれ、この上ない環境の中で活動し、その活動は多くの方々に支援、応援して頂いて成り立っています。
しかし、その環境を活かすのは結局自分自身。最高の環境の中でも、そこに甘んじてしまい自分自身の努力を怠ってしまうと、強くなるものも強くはならない。選手やスタッフを含めた学生が、それぞれの夢や目標に向かって、監督やコーチのアドバイスを頂きながら自分たちで考え、全力で活動していかねばならないのです。
私が知る限り、選手の中には決して良いとは言えない状況を自分で何とかしようと努力し、その中で結果を残している選手もたくさんいます。努力することで毎回良い結果が得られるかと言えば決してそうではないと思いますが、努力をしないと何も始まらない。
努力の先にある夢
振り返れば私自身、決して良い時ばかりではありませんが、計4回の日本一になることができたのも、中学時代に抱いた夢に向けて、高校、そして今の大学時代まで努力してきたからだと信じています。努力の先には夢があり、鹿屋体育大学自転車競技部にも「自転車競技のメジャー化」と言う一番の夢があります。夢に向かって私にできることは何なのか、それはまだわからないのですが、今は応援してくださっている方々を大切にし、応援してくださる方々を今後更に増やすことができればと考えています。
そのためにも、今年の鹿屋体育大学自転車競技部は柴崎キャプテンを筆頭に、愛され、さらに愛したくなるチームにしていきたいと思っています。
特に私はプロ選手を夢見だした頃の中学生や小学生達から憧れられるような選手になりたいですね。
私が高校時代、鹿屋の先輩に憧れて携帯の待ち受け画面にしていたように「徳田鍛造を目指して自転車競技を始めました!」なんて言ってもらえるようになれば最高です(笑)。
今年は大学4年生、学生生活最後となる重要な年。チームとしてインカレの総合優勝を目指すのはもちろんですが、プロ選手という中学時代からの夢を掴むために、個人としても結果が残せるよう心して戦い抜きます!
プロフィール
Panaracer「R-AIR COMP」
「エアフレックス ライトブチル コンパウンド」を採用し、軽さと耐久性のベストバランスを実現させたレーシングチューブ「R'AIR」。
その「R'AIR」のコンセプトはそのままに、タイムトライアルなどで多く使用されているリムハイトの高いディープリムへの対応を考え、バルブコアの付け/外しが可能な2ピース仏式バルブを新たに採用。
付属の軽量アルミ製「バルブエクステンダー」(50mm)との組み合わせで、バルブ長が74mmでありながら、一体型バルブ(真鍮製レギュラーバルブ)の60mmと同等の重量を可能とした。
また「R'AIR COMP」の補修用として、R'AIRチューブ本体のみ(2ピース仏式(24mm)/コア付き)も商品化。「R'AIR COMP」に付属する「バルブエクステンダー」(50mm)およびバルブコアツールを必要としない方のために、コストを抑えて商品化されている(※単品での使用は出来ません)。
「R-AIR COMP」 | 700×20~23C用、平均重量67g(ave) バルブ長74mm(バルブエクステンダー50mm使用) バルブエクステンダー50mm/バルブコアツール付 | 税抜価格:2,086円 |
「R-AIR COMP 補修用」 | ※本商品単体では使用不可。 バルブエクステンダー/バルブコアツールは付属しておりません。 | 税抜価格:1,381円 |
Panaracer 2014年度サポートチーム&選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||
ツアー・オブ・ジャパン2014(UCI 2.1) | |||||||||||||||||||||||||||
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第53回 全日本学生選手権チームロードタイムトライアル大会 | |||||||||||||||||||||||||||
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ツール・ド・熊野2014(UCI 2.2) | |||||||||||||||||||||||||||
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3day's Road 熊野 Jフェミニンツアー | |||||||||||||||||||||||||||
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Jシリーズ2014富士見 XCO#3 | |||||||||||||||||||||||||||
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Jプロツアー第7戦 栂池高原ヒルクライム2014 | |||||||||||||||||||||||||||
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Jプロツアー第8戦 富士山ヒルクライム2014 | |||||||||||||||||||||||||||
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Jシリーズ2014雫石 XCO#4 | |||||||||||||||||||||||||||
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Jプロツアー第9戦 西日本ロードクラシック広島大会2014 | |||||||||||||||||||||||||||
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全日本選手権タイムトライアル2014 | |||||||||||||||||||||||||||
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全日本選手権ロードレース2014 | |||||||||||||||||||||||||||
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トライアスロン - 2014バラモンキング五島長崎 国際トライアスロン大会 | |||||||||||||||||||||||||||
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