マヴィックホイールを一日フルにテストできる！　雄大な自然に囲まれた鹿島槍スポーツヴィレッジを訪問

白馬にある鹿島槍スポーツヴィレッジに、ホイールをレンタルできる話題のマヴィックテストライドステーションを開設された。トレーニング合宿にうってつけなこちらの施設を訪ねてみた。

長野県大町市の黒沢高原にある鹿島槍スポーツヴィレッジ
長野県大町市の黒沢高原にある鹿島槍スポーツヴィレッジは、冬期はスキー場として、夏季はトライアスロンや自転車競技部の合宿などを行うことのできるスポーツ合宿施設として運営している。

大町市と白馬村の境界に位置する鹿島槍スポーツヴィレッジ周辺には、ロードのトレーニングにうってつけなコースが無数に広がり、多くの団体客がシーズンを通して訪れるという。取材に訪れた6月は、木崎湖・中網湖・青木湖という長野県有数の透明度を誇る仁科三湖、そして残雪を頂く美しい北アルプスが広がる抜群の景観を目に楽しめることができた。

鹿島槍スポーツヴィレッジ内にあるマヴィックテストライドステーション 豊富なラインナップを誇るテストホイール


そしてここを訪れるサイクリストに、自社のホイールの性能を体感して欲しいとテストライドステーションを設けたのが、フランスに本拠地を置く世界最大規模のホイールブランド、マヴィックだ。

黄色のニュートラルサポートカーやサポートバイクでおなじみのマヴィック。テストライドステーションにはトップクレードのカーボンディープホイール「コスミックカーボン アルチメイト」をはじめ、マヴィック独自のトラコンプテクノロジーを採用した「アールシス」シリーズ、オールラウンドホイールの「キシリウム」シリーズ、またエントリーグレードの「アクシウム」など、幅広いニーズに合ったモデルがラインナップされる。

施設スタッフの佐藤高広さん MTBのホイールも多くラインナップされている


また、ロード用のみならず、MTBホイールの「クロスマックス」シリーズや、ダウンヒル用の「ディーマックスアルチメイト」もレンタルすることが可能だ。しかもレンタルは全て無料。施設に宿泊せずとも借りることができるのは、非常に嬉しいサービスだ。自転車への取付もスタッフが行なってくれるので、ビギナーさんでも安心だ。


レポーターの私、中尾は「アールシス」をお借りして、周辺に広がるロードへと繰り出した。

テストライドステーションを出発して黒沢高原を下り、中網湖と青木湖を見ながら国道148号線を白馬方面へ。梅雨の時季というのに晴れ間が広がる最高のサイクリング日和の下、北アルプスを眺めながら国道に並走するオリンピック道路に入る。

白馬周辺の道路は道幅が広いので走りやすい　テストにはうってつけだ　 風光明媚な仁科三湖のほとりを走る


交通量が少なく路面はやや荒れているものの、「信州の高原サイクリング」を楽しめる。他のサイクリストの姿もちらほら。鹿島槍スポーツヴィレッジに戻る際には、黒沢高原へは降りてきた中網林道を登る（激坂注意！）ので、練習する際には体力は残しといた方が良さそうだ。

コースは自分の好きなように走ることが出来る。気持ちの良い真っ直ぐな道から峠までどんなシチュエーションも揃っているので、ホイールのテストライドを行うのにはこれ以上ない環境だと言ってよい。仲間とホイールを交換しながら走るのもとても楽しいだろう。MTBを楽しめるトレイルも多く存在し、ゲレンデではMTBコースも造成中とのことで、より一層パワーアップしたコース展開が近日中にも楽しめるだろう。


団体合宿に最適な施設

鹿島槍スポーツヴィレッジは宿泊施設として、4区画に分かれる約200名収容のドミトリー、8名・2名の部屋室も用意している。北アルプスを目前に眺める大浴場と露天風呂が一日中遊びまわった疲れを癒してくれるだろう。

宿泊施設の個室部屋 露天風呂からは北アルプスを眺めることができる


食事は1泊2食付きでバーベキューといったオプションも追加料金で用意されている。自転車保管庫も用意されているので、盗難などの心配をせずに安心して施設内に預けられるのはとてもうれしい点だ。

自転車保管庫も完備されている シリアスなアスリートはもとより、サイクリングレベルから一歩上達したいビギナーサイクリストでも、大自然に囲まれた白馬の地で思いっきり楽しむことが出来るのが、鹿島槍スポーツヴィレッジ。トレーニングの拠点として、夏休みのキャンプとしてもどんどん活用していきたいスポットだ。


鹿島槍スポーツヴィレッジ マヴィックテストライドステーション
所在地：〒398－0001 長野県大町市平鹿島槍 黒沢高原
電話番号：0261-23-1231


text：Akihiro.Nakao,So.Isobe
photo:Akihiro.Nakao
edit:So.Isobe