2012/04/06(金) - 07:05
自転車と自動車が融合した新感覚のイベント「ルノー6 WHEEL DAY'12」が3月17日、千葉県袖ケ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われた。レポートをお伝えしよう。
今中大介さん、栗村監督、安田団長の豪華ゲストが駆けつけた
RGJ選手の先導でスタートへ
「ルノー6 WHEEL DAY」は、自転車(2輪)と自動車(4輪を)で、一日を通じて6輪を楽しめる、バイク×クルマのクロスオーバーイベント。昨年3月に第1回が予定されていたが、震災の影響により中止され、今年初開催を迎えることとなった経緯を持つ。なお、昨年は開催1週間前での中止となり、エントリー料金は被災地へ義援金としてと送られた。
雨降りしきる中、皆さんスタートをしていく
厳しい天候にも負けずに走る!
フランスの自動車メーカー、ルノー・ジャポンがスポンサーにつくこの大会のメインイベントは、近年新設されたばかりの袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースを使用した5時間エンデューロ。明け方から雨が降り、時折強い風が吹く、寒く厳しいコンデションだったものの、1000人近くの参加者が早朝のサーキットへと集まった。
迎えた5時間エンデューロのオープニングでは、2台のルノー・メガーヌの後ろからゲストの今中大介さんがド派手に現れる「6WHEEL」ならではの演出に会場からは大歓声が。クルマのレースにならってエンデューロのスタートはローリング形式だ。
レースビギナーを対象とした講習会は人気を博した
実際にバイクを使ったポジション講座なども
この日のために国井律子さん(旅人・エッセイスト)、岡部亜紀さん(プロサーファー)、牧野香織さん(公認エアロビクスインストラクター)というそれぞれ違ったジャンルで活躍する3名の女性アスリートが「ルノー・ジャポンチーム」を結成し、ルノーの自転車を駆り参加した。また、ゲストとしてReady Go Japanチーム、おなじみの安田大サーカス団長が参加者の皆さんと一緒にサーキットを駆け巡った。
強い雨にもかかわらず、「周回することに自分が熱くなった」と参加者からは頼もしいコメントが。エンデューロの他にキッズレースやビギナーレースも併催され、バラエティに富んだ種目で誰もが自分にあった種目で思いっきり楽しむことができた。
雨にも負けない元気な子供たちによるキッズレース
トークショーは雨ながら多くの人を集めた
「走り」だけではなく、ステージでのイベントも豪華なのがルノー6 WHEEL DAYの特徴。MTBトライアルでお馴染み"オカッピー"こと岡村周治による迫力のショーや、宇都宮ブリッツェン栗村修監督×今中大介さんによる豪華トークショー、魅力あふれる景品が当たるじゃんけん大会などで会場は大盛り上がり。メーカーブースも出展され、2012年の最新モデルに試乗できる機会も設けられた。
おおっと!すごい迫力のオカッピーショー
そんなに高いところ飛んじゃうんですか!スゴイ!
自転車とも馴染みの深い、フランスのブランドであるルノーが主催するイベントだけあって、フードコーナーもフレンチスタイル一色に染まる。元ホテルグランパシフィック総料理長、栗原信之さんによる「ルノーポトフ」やフランス製オーブンで焼き上げるロティサリーチキン、本格生パスタ、クラシックなシトロエンバスを使った本格スタイルのクレープなど、他のサイクルイベントでは見られない趣向を凝らしたメニューをお腹いっぱいに楽しめました。
フレンチスタイルが提供された飲食ブース
温かい特製ポトフは大人気でした
エンディーロが終了すると、ここからは4ホイール(クルマ)の出番だ。本場のヨーロッパのサイクルロードレースに興味がある方ならば、きっと気になっているはずのルノー車。自らハンドルを握ることができる試乗会や、プロドライバーがドライブする「メガーヌ・ルノースポール」に同乗し、ルノー車のスポーツ走行を体感できる「サーキットタクシー」などは大好評を見せた。
ルノーのクルマに思う存分乗れる試乗体験
プロドライバーによるサーキット走行でクルマの性能を満喫
会場で目立っていた人たち
Net自転車部 (平田忠久さん、関口 聡介さん、漆原祐一さん)
このサーキットを車で普段走っているので、次に何か熱くなれるモノを求めて自転車に乗り換えました。5時間は楽しかったが天気がシンドかったです。
Net自転車部 (平田忠久さん、関口聡介さん、漆原祐一さん)
チームKKR (平久明さん、後藤智史さん、永野慎二郎さん、鈴木圭亮さん)
チームKKR (平久明さん、後藤智史さん、永野慎二郎さん、鈴木圭亮さん)
とにかくイキのいいチームKKRの皆さんは千葉県の会社の同僚の集まりだとか。「5時間はあっと言う間でした。最初は寒かったですがサーキットを周回していくと自分が熱くなってきたので平気でした」。
自転車ナビタイム開発チーム(関口 隆介さん、菊池 啓介さん、本迫 晋さん)
スマートフォンのアプリを作っている会社の同僚2チーム6人で大会初参加。「こんなに大勢で走るは楽しいですね。普段自転車に乗っている道だと、こんなに飛ばすことができないので、サーキットで走るのは気持ちいいです」
自転車ナビタイム開発チーム(関口隆介さん、菊池啓介さん、本迫晋さん)
水柿康一さん(チームウォーターパーシュモン)
水柿康一さん(チームウォーター・パーシュモン)
息子さんが2年前に自転車に乗り始めてのをきっかけにご自身も乗るようになった水柿さん。「ネットで安い自転車(MTB)をみつけ自分でカスタムをしていくのが楽しい」と話してくれた。
写真のバイクはリヤのダンパーを外したり部品を交換したりして制作に2年掛かった。そして今はロードを制作中だとか。
チームRINFINITO
男女混成チームの3チームで参加。スタートして2時間30分の時点で4位、5位、7位と上位に入っていた。「今回の目標は上位入賞」と話してくれた通り、男女混成ロードで5位と9位に入賞した。とにかくにぎやかなチームでした。
チームRINFINITOの皆さん
終日冷たい雨がやむことは無かったが、袖ヶ浦サーキットがフレンチ1色に包まれた「ルノー6 WHEEL DAY'12」。他のサイクルイベントとは一味違った雰囲気の大会に誰もが満足したようだ。来年は晴天の下でフランス文化を楽しめることを期待したい。
text&photo:Takamitsu.Usami
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「ルノー6 WHEEL DAY」は、自転車(2輪)と自動車(4輪を)で、一日を通じて6輪を楽しめる、バイク×クルマのクロスオーバーイベント。昨年3月に第1回が予定されていたが、震災の影響により中止され、今年初開催を迎えることとなった経緯を持つ。なお、昨年は開催1週間前での中止となり、エントリー料金は被災地へ義援金としてと送られた。
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フランスの自動車メーカー、ルノー・ジャポンがスポンサーにつくこの大会のメインイベントは、近年新設されたばかりの袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースを使用した5時間エンデューロ。明け方から雨が降り、時折強い風が吹く、寒く厳しいコンデションだったものの、1000人近くの参加者が早朝のサーキットへと集まった。
迎えた5時間エンデューロのオープニングでは、2台のルノー・メガーヌの後ろからゲストの今中大介さんがド派手に現れる「6WHEEL」ならではの演出に会場からは大歓声が。クルマのレースにならってエンデューロのスタートはローリング形式だ。
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この日のために国井律子さん(旅人・エッセイスト)、岡部亜紀さん(プロサーファー)、牧野香織さん(公認エアロビクスインストラクター)というそれぞれ違ったジャンルで活躍する3名の女性アスリートが「ルノー・ジャポンチーム」を結成し、ルノーの自転車を駆り参加した。また、ゲストとしてReady Go Japanチーム、おなじみの安田大サーカス団長が参加者の皆さんと一緒にサーキットを駆け巡った。
強い雨にもかかわらず、「周回することに自分が熱くなった」と参加者からは頼もしいコメントが。エンデューロの他にキッズレースやビギナーレースも併催され、バラエティに富んだ種目で誰もが自分にあった種目で思いっきり楽しむことができた。
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「走り」だけではなく、ステージでのイベントも豪華なのがルノー6 WHEEL DAYの特徴。MTBトライアルでお馴染み"オカッピー"こと岡村周治による迫力のショーや、宇都宮ブリッツェン栗村修監督×今中大介さんによる豪華トークショー、魅力あふれる景品が当たるじゃんけん大会などで会場は大盛り上がり。メーカーブースも出展され、2012年の最新モデルに試乗できる機会も設けられた。
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自転車とも馴染みの深い、フランスのブランドであるルノーが主催するイベントだけあって、フードコーナーもフレンチスタイル一色に染まる。元ホテルグランパシフィック総料理長、栗原信之さんによる「ルノーポトフ」やフランス製オーブンで焼き上げるロティサリーチキン、本格生パスタ、クラシックなシトロエンバスを使った本格スタイルのクレープなど、他のサイクルイベントでは見られない趣向を凝らしたメニューをお腹いっぱいに楽しめました。
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チームKKR (平久明さん、後藤智史さん、永野慎二郎さん、鈴木圭亮さん)
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息子さんが2年前に自転車に乗り始めてのをきっかけにご自身も乗るようになった水柿さん。「ネットで安い自転車(MTB)をみつけ自分でカスタムをしていくのが楽しい」と話してくれた。
写真のバイクはリヤのダンパーを外したり部品を交換したりして制作に2年掛かった。そして今はロードを制作中だとか。
チームRINFINITO
男女混成チームの3チームで参加。スタートして2時間30分の時点で4位、5位、7位と上位に入っていた。「今回の目標は上位入賞」と話してくれた通り、男女混成ロードで5位と9位に入賞した。とにかくにぎやかなチームでした。
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終日冷たい雨がやむことは無かったが、袖ヶ浦サーキットがフレンチ1色に包まれた「ルノー6 WHEEL DAY'12」。他のサイクルイベントとは一味違った雰囲気の大会に誰もが満足したようだ。来年は晴天の下でフランス文化を楽しめることを期待したい。
text&photo:Takamitsu.Usami
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