チャンピオンシステム　TTやトラック競技向けスキンスーツのパッドがリニューアル

2016/06/11(土) - 08:39

トッププロも認める高い品質と小ロットから発注可能なオーダーシステムが人気のチャンピオンシステム。タイムトライアルやトラック競技向けスキンスーツのパッドが、Dr Pad社製の「PISTAパッド」に変更され、より機能性を高めている。

Pista Pad (c)チャンピオンシステム

DrPad社と共同で開発がすすめられるチャンピオンシステムのパッド (c)チャンピオンシステム今回発表された「PISTAパッド」を製作するDr Pad社は、イタリア生産にこだわるパッド専門メーカー。ここ近年ではチャンピオンシステムと共同開発を行うことで、ウェアそれぞれに最適なパッドを生み出してきた。

チャンピオンシステムが採用しているパッドは、1枚のフォームから切りだされ、熱成形によって3D形状とされているため、幅広いライダーにマッチしやすいシームレスのパッドに仕上がっている。身体にストレスをかける凹凸が少なく、ストレスフリーな履き心地を期待できる。

紹介する「PISTA」もこの製法によって作られるタイムトライアルやトラック競技用パッドだ。高密度のフォームが使用されるPISTAパッドはエルゴノミクスデザインで、パッドの前方にインサートされたジェルパッドは痛みやしびれの軽減に貢献してくれる。

PISTAパッドには吸汗速乾性や通気性に優れているイタリア製トップカバーが採用され、高い伸縮性も備えるため、ペダリング動作にスムーズに追従してくれる。また、抗菌性も備えられているため、ニオイや痒みの原因となるバクテリアの発生を抑える効果もある。

このPISTAパッドが搭載されるのは「リアジッパースピードスーツ」と「スピードスーツ（半袖、長袖）」という3種類。リアジッパースピードスーツはランプレ・メリダの選手から受けた意見を取り入れて開発されたワンピース。背中に配置したジッパーや、ディンプル加工が施された生地、タイトなフィットを採用することで空気抵抗の低減を追求したプロユースのウェアだ。スピードスーツは、上記リアジッパースピードスーツの前ジッパーモデル。ディンプル加工された生地やタイトなフィットによる空気抵抗の削減を図っている。用意されているのは半袖と長袖の2種類。