チューブラータイヤ作業の手間を楽にしてくれる　エッフェットマリポサ Carogna

Caffelatexに代表されるユニークなプロダクトを手がけるエッフェットマリポサ。ロード、シクロクロスシーンで活躍するチューブラータイヤの貼り付けなどの作業を楽にしてくれる接着テープと、セメントリムーバーが揃う「Carogna（カローニャ）」シリーズをピックアップして紹介しよう。

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エッフェットマリポサ CarognaRoad

エッフェットマリポサ Carogna Remover、CarognaRoad
CarognaRoadは、リム側とタイヤ側で異なる種類の接着剤を用いたユニークなチューブラータイヤ用のリムテープ。リム側には水分に強いアクリル系、タイヤ側には縫い目まで浸透する接着剤を採用することで、テープがリムとタイヤどちらからも剥がれない強力な接着力を実現した。

一般的なチューブラーテープと同様の貼り付け方法とされているため、チューブラータイヤを手軽に貼り付けることが可能だ。加えて、メーカーより貼り付け時の推奨気温と接着に必要な時間が公表されているため、万全の状態で作業できるはずだ。周辺気温の推奨温度は21～38℃。接着時間の目安は8時間で80％の接着、24時間経過で99％接着が完了するという。

片面は水に強く、片面は浸透力のある異なる接着剤を使用することで、強力に貼り付けられる サイズは17～20mm対応のS、21～24mm対応のSM、25～28mm対応のMという3種類が用意され、現在主流となっているワイドリムにも貼り付けることが可能だ。1本で長さは2m。価格はSが1,700円、SMが1,900円、Mが2,100円（いずれも税抜）だ。

輸入代理店フタバ商店に務めるザック・レイノルズさんに実際の使用感などをうかがった。「このテープはロードはもちろん、ウェットコンディション時に接着剤が膨らんだり溶けたりしないように開発されているので、シクロクロスにも最適です。」

「私はシクロクロスで使ってみているのですが、心配なく使うことができます。マッドな状況だった東海シクロクロスのさい川さくら公園でも、泥や荒れた路面、キャンバーなどを空気圧1.6～1.8Barほどで走りましたが、タイヤが外れてしまう心配などは一切感じませんでした。個人の使用状況によりますが、私の場合は来シーズンまで貼り直さずそのまま使えてしまうでしょう。ホビーレーサーなら2シーズンの使用も期待できます。」

エッフェットマリポサ CarognaRoad
サイズ：S（17～20mm）、SM（21～24mm）、M（25～28mm）
価　格：1,700円（S、税抜）、1,900円（SM、税抜）、2,100円（M、税抜）

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エッフェットマリポサ Carogna Remover

エッフェットマリポサを取り扱うフタバ商店に務めるザック・レイノルズさんおすすめのCarogna Remover
Carogna Removerは、カーボンやアルミリムなどに残ったチューブラーテープの接着剤やリムセメントを取り除くための溶剤だ。粘度が高いためリムに塗り広げやすく、しっかりとセメントを溶かしてくれるためふき取りやすく、楽に作業できることが特徴である。直ぐに揮発しない素材を使用しているため、室内で使用してもニオイを気にすることなく可能だ。容量は150mlで、ホイール4～8本分だ。価格は2,160円（税抜）。

リムにこびりついた状態のセメント Carogna Removerを使用するとキレイに落とすことができる ザック・レイノルズさんはリームバーについてこう語る。「チューブラータイヤを何年間も使用していますが、貼りかえる時に古いセメントを取るのが一番手間でした。古いセメントに1mmぐらい塗って時間を置くだけで、セメントが柔らかくなって取りやすくなります。このリムーバーが出てからチューブラータイヤを貼りかえる作業が楽になりました。」

「残っているセメントにも厚みによっても塗布後の放置時間は変わるのですが、薄いときは2、3時間ぐらい、厚いときは一晩ぐらい置く必要があります。セメントの量があるときはプラスチックのタイヤレバーで落としてあげるときれいになります。最後にリムに傷つかない程度に布できれいにするだけで、元通りのようなきれいなリムに戻ります。個人のユーザーでも簡単にできるし、強い臭いではないので室内でも作業できます。作業の時間と手間が省けるおススメの商品です。」

エッフェットマリポサ Carogna Remover
容量：150ml
価格：2,000円（税抜）