2016/01/04(月) - 09:19
スポーツMCとして各種自転車イベントで活躍する、MCアケさんのインドネシア自転車旅行記を紹介。盛り上がる自転車文化とローカルサイクリストの温かさに囲まれながら、日本から持ち込んだロードバイクで世界遺産ボロブドゥールを目指します。まずは前編から。
日本でも輪行したことのない私が、今まで3度インドネシアへ飛行機輪行をして走りに行っています。
よく周りから「飛行機に自転車を載せるって難しそう」と言われますが、私の場合、そんなことを考える前に、まずは先に行くことを決めました。方法は後からじっくり考えればいいや、という感じ。何よりも自分の自転車で走ってみたいというワクワクした気持ちの方が強かったんです。
ではなぜインドネシアなのか? インドネシアってバリ島があるところですよね? なんて方に、今回はバリではなく、ジャワ島の自転車的魅力をお伝えしたいと思い、ペンを取ることにしたのです。
もともとは姉が首都でもあるジャカルタに住んでいたからという、気軽な気持ちで遊びに行ったインドネシア。ところが実際行ってみると、そこは想像をはるかに超える自転車天国だったのです。
まず、こんなことが出来ちゃうのかと心底びっくりしたのが、ジャカルタ・カーフリーデイ。
毎週日曜日の朝6時~11時までの間、大都会のど真ん中の道路を、全部歩行者天国にして車を通行止めにしてしまうのです。例えるなら、大阪で言うと御堂筋を梅田から難波まで全部貸切にしてしまうほどのスケール。ジャカルタの渋滞は世界最強、もとい最凶とも言われているので、車やバイクを気にせず運動出来るのは市民の方にとっても嬉しいことなんです。
そこで見た、道路を埋め尽くすほどのサイクリストの多さに感動し、いつかここを自分の自転車で走りたいと思ったのが、3度も自転車旅行をしたきっかけでした(ジャカルタ・カーフリーデイやヒルクライムへ行った時の記事はブログでも紹介しているので、良かったら見てみてくださいね)。今回は、今年の初めに走りに行ったライドをレポートします。
ジャカルタに到着した次の日、早速、「人生初の電車輪行をするぞ!」と一人輪行袋を掲げ、ワクワクしながら駅に向かいます。今回の目的は、電車でバンドゥンという街に行き、毎週日曜日に開催されているカーフリーデイを体験すること。ジャカルタ以外のカーフリーデイは今回が初めて。場所が変われば人も雰囲気も変わるんだろうな、と楽しみにしていたのです。
切符を買おうと並んでいると、「それ自転車?」と駅員さんに言われ、この人も自転車好きなのか? と嬉しくなり「そうです日本から持ってきた私の自転車なんです」と自慢げに話していたら一言。「自転車は電車に乗せられません」と!
ええええ! 何ですって?
でも良い意味でインドネシアの人はアバウトだから、何とかなるだろうと思い、もっと小さくすればOKか?(後輪も外してみる)2席分買えば良いか?? 日本から持ってきたんだから何とか載せて欲しい、と交渉を続けたけれど、何度聞いても答えは「ノー」。
駅員さん曰く「自転車は貨物で、貨物列車に乗せて2日ぐらいで送るんだ」と。それは無理です。そんなに待てません。日本から調べて行ったつもりだったんだけどな...。どうやら路線によって違うかもしれませんが、今は日本みたいに電車輪行はできないみたい。結局、スタートからつまずき、自転車を持たないままジャカルタから電車で3時間。涼しい高原地帯にある都市バンドゥンへ。
カーフリーデイ(歩行者天国)が開催されているのは、バンドゥンでは、ダゴ通りという市内からも歩いて行けるにぎやかな場所。するといきなりアーミーな自転車集団と遭遇! 話を聞いてみれば、この人たちは戦時中の自転車を取り寄せて乗っているクラブで、写真の自転車は1942年イギリスのもの。特に男性はこういうのお好きじゃないですか? なんとも渋い。
こちらは、カーフリーデイおなじみの光景。奥様方や、健康志向な皆さんが、その辺の道路でエアロビクスをやっているのだ。音楽ガンガン、フォーーーーー!連発で、テンションかなり高めです(笑)。次に見かけたのはいわゆる「痛車」の集団! ホイールカバー部分は全部、自分たちで作ると自慢げに話してくれました。日本の痛車コミュニティとコラボレーションとかして欲しいな。
ちなみに自転車が無い私が乗っていたはブレーキの利きが悪いサビサビのレンタルバイク。まぁ、乗れただけええかぁ。やっぱりジャカルタのカーフリーデイと比べると、とても道が広いとは言えず。両方向で4車線が貸し切り、約1.5キロの距離だったと思う。
そしてこの地で面白いのは、自転車ショップばかりが集まる通りがあること。見渡す限り、ズラリとバイクショップばかりが並びます。ここにいる人たちは、みんな自転車が好きなんだと思うと、私にとって天国みたいな場所に感じられました。
そして出逢いは突然やってきたのです。この出会いが後々大きな輪につながろうとは、この時は思ってもみなかった。
「オシャレなサイクリング女子がいるな」と話しかけてみると、みんなとてもノリがいい。私が日本から自転車を持ってきた話、電車に自転車が載せられなかった話、そして明日ジョグジャカルタにある世界遺産に自分の自転車で行きたいという熱い想いを語りました。
そう。今回の自転車旅一番の目的は、世界最大の仏教遺跡、世界遺産ボロブドゥールまで自分の自転車で行きたいということ。
すると、ここにいたみんなが「大丈夫だ! 出来るよ」と。私1人で行けますか?と聞くと、「OK!! オレたちのコミュニティは、どこにでもあるから、友達を紹介してあげる!!」と。
えええ~!! マジですか?何のツテもなく、行き当たりばったりで行動しようとしていた私に突然舞い込んできた夢のようなお話。よく聞くと彼らは、1000人以上いる自転車クラブの面々。いつもキャンプ用品を自転車につけ、200kmぐらい走って山に登りキャンプを楽しむというワイルドな方々だったのです。
とりあえず連絡先を交換し、「また、ジョグジャカルタに行く日が決まったら連絡してくれ」とバイバイ。行けたらいいなと思っていた夢が、一気に現実味を帯びてきました。バンドゥンから一旦姉がいるジャカルタへ戻り、急いでジョグジャカルタ行きの飛行機のチケットを予約しました。
そして即、首都ジャカルタから飛行機で約1時間のフライトへ。自転車と共に向かった先は、ジャワ島の中部に位置する古都ジョグジャカルタだ。
とりあえず飛行機に乗ったは良いものの、あのグループとはSNSで連絡を取り合っただけ。現地の人たちは本当に待っていてくれているのか。ドキドキと不安を抱えたまま、あっという間にジョグジャカルタ空港へと到着です。小さなリュックと自転車を担いで、空港を出るやいなや、私を呼ぶ声が!!
何とそこには、雨の中にも関わらず4人も私を迎えに来てくれているじゃないか。人懐っこい笑顔にひとまず安心し、緊張しながら、「初めまして日本から来たアケです」と簡単に自己紹介。なんと泊まるホテルすら決めて来なかった私のため、すでにホテルも決めてきたと言うではないですか。ありがとう、本当に助かります。1泊なんと1500円。シャワーは部屋の外で共同というのはご愛嬌なのです。
ホテルへチェックイン後 街をぶらぶら散策。これには三輪の自転車タクシー「ベチャ」がとっても便利。漕ぐ人たちは、ただでさえ重いベチャに人を載せて移動するので本当に健脚な人ばかり(笑)。乗る前には、あらかじめ値段交渉しておきましょう。
インドネシアの交通事情についてまず言えるのは、交通ルールは、あってないようなもの!ということ。基本的に、走れる所を走る! 以上! みたいな感じです。
日本みたいに、信号待ちでキープレフトしていたら後ろからガンガンにバイクがやってきて逆に危険でした。だから信号で止まる時は、自転車専用の場所があるのです。日本でいうと、車の停止線の前に自転車がズラリと並ぶイメージ。車やバイクがズラッと並んでいる一番先頭で、信号が変われば一番に走り始められるという、なんだか優越感。
でも、いざ走り出せば、自転車でも、車やバイク、馬車までも、右から左から縦横無尽に追い抜いていく。日本人の私にとっては、かなり度胸が必要でした。でも、道路がそんなに広くないので、車もスピードは控えめ。逆に日本とは違う交通ルールが刺激的で、しかも逆に安全にすら感じるから不思議なのです。
現地のサイクリストグループと出会って初日の夜ご飯。次から次へと友達がやってきて、気が付けば10人以上が集まり、自転車話でワイワイと深夜まで盛り上がった。なんだか初めて出会ったとは思えないほど心地良い時間でした。
それは、インドネシアの土地柄もあるけれど、きっと自転車の力も大きいと思う。言葉ももちろん大切だけど、まずは一緒にライドすることで分かり合えることって日本でもありますよね。初日に打ち解けられたのは、ここにいたみんなが自転車で繋がっているからなんだと思う。
翌日は、いよいよ世界最大級の仏教遺跡、世界遺産ボロブドゥールへと自分の自転車で向かいます。しかしインドネシアは雨季まっただ中。雨でも行くのか? と聞かれ、私は「ここまで来たし、行きたい」と答えました。でもそう言えば、こちらの雨はゲリラ豪雨ぐらい降る。果たして大丈夫かな? 自転車の神様、いるなら明日を晴れにしておくれ。そう願いながら夢の中へ。。。
MCアケ(竹内明美)さん プロフィール
兵庫県生まれ。スキー場のゲレンデDJとしてスポーツ現場を経験後、スノーボードやジェットスキー、自転車、マラソン等に携わる。現在はスポーツMCとして全国各地で旅と自転車をテーマに活躍中。
本人もロードバイクに乗り、特にインドネシアライドへと毎年遠征し、ローカルライダーと交流しながら日本の魅力を伝えている。レースやイベントで関わった土地や山へ積極的に走りに行き、自らの体験をMCに生かす「実走MC」としての一面も。景色を楽しみながら高い山にチャレンジする「ポタリングヒルクライム」が大好き。ジャパンカップやJプロツアー、各種自転車イベントでのDJ、MC業を務めた。6人兄妹で育った人懐っこいキャラクター。
ブログ アケまして☆ありがとう
日本でも輪行したことのない私が、今まで3度インドネシアへ飛行機輪行をして走りに行っています。
よく周りから「飛行機に自転車を載せるって難しそう」と言われますが、私の場合、そんなことを考える前に、まずは先に行くことを決めました。方法は後からじっくり考えればいいや、という感じ。何よりも自分の自転車で走ってみたいというワクワクした気持ちの方が強かったんです。
ではなぜインドネシアなのか? インドネシアってバリ島があるところですよね? なんて方に、今回はバリではなく、ジャワ島の自転車的魅力をお伝えしたいと思い、ペンを取ることにしたのです。
もともとは姉が首都でもあるジャカルタに住んでいたからという、気軽な気持ちで遊びに行ったインドネシア。ところが実際行ってみると、そこは想像をはるかに超える自転車天国だったのです。
まず、こんなことが出来ちゃうのかと心底びっくりしたのが、ジャカルタ・カーフリーデイ。
毎週日曜日の朝6時~11時までの間、大都会のど真ん中の道路を、全部歩行者天国にして車を通行止めにしてしまうのです。例えるなら、大阪で言うと御堂筋を梅田から難波まで全部貸切にしてしまうほどのスケール。ジャカルタの渋滞は世界最強、もとい最凶とも言われているので、車やバイクを気にせず運動出来るのは市民の方にとっても嬉しいことなんです。
そこで見た、道路を埋め尽くすほどのサイクリストの多さに感動し、いつかここを自分の自転車で走りたいと思ったのが、3度も自転車旅行をしたきっかけでした(ジャカルタ・カーフリーデイやヒルクライムへ行った時の記事はブログでも紹介しているので、良かったら見てみてくださいね)。今回は、今年の初めに走りに行ったライドをレポートします。
ジャカルタに到着した次の日、早速、「人生初の電車輪行をするぞ!」と一人輪行袋を掲げ、ワクワクしながら駅に向かいます。今回の目的は、電車でバンドゥンという街に行き、毎週日曜日に開催されているカーフリーデイを体験すること。ジャカルタ以外のカーフリーデイは今回が初めて。場所が変われば人も雰囲気も変わるんだろうな、と楽しみにしていたのです。
切符を買おうと並んでいると、「それ自転車?」と駅員さんに言われ、この人も自転車好きなのか? と嬉しくなり「そうです日本から持ってきた私の自転車なんです」と自慢げに話していたら一言。「自転車は電車に乗せられません」と!
ええええ! 何ですって?
でも良い意味でインドネシアの人はアバウトだから、何とかなるだろうと思い、もっと小さくすればOKか?(後輪も外してみる)2席分買えば良いか?? 日本から持ってきたんだから何とか載せて欲しい、と交渉を続けたけれど、何度聞いても答えは「ノー」。
駅員さん曰く「自転車は貨物で、貨物列車に乗せて2日ぐらいで送るんだ」と。それは無理です。そんなに待てません。日本から調べて行ったつもりだったんだけどな...。どうやら路線によって違うかもしれませんが、今は日本みたいに電車輪行はできないみたい。結局、スタートからつまずき、自転車を持たないままジャカルタから電車で3時間。涼しい高原地帯にある都市バンドゥンへ。
カーフリーデイ(歩行者天国)が開催されているのは、バンドゥンでは、ダゴ通りという市内からも歩いて行けるにぎやかな場所。するといきなりアーミーな自転車集団と遭遇! 話を聞いてみれば、この人たちは戦時中の自転車を取り寄せて乗っているクラブで、写真の自転車は1942年イギリスのもの。特に男性はこういうのお好きじゃないですか? なんとも渋い。
こちらは、カーフリーデイおなじみの光景。奥様方や、健康志向な皆さんが、その辺の道路でエアロビクスをやっているのだ。音楽ガンガン、フォーーーーー!連発で、テンションかなり高めです(笑)。次に見かけたのはいわゆる「痛車」の集団! ホイールカバー部分は全部、自分たちで作ると自慢げに話してくれました。日本の痛車コミュニティとコラボレーションとかして欲しいな。
ちなみに自転車が無い私が乗っていたはブレーキの利きが悪いサビサビのレンタルバイク。まぁ、乗れただけええかぁ。やっぱりジャカルタのカーフリーデイと比べると、とても道が広いとは言えず。両方向で4車線が貸し切り、約1.5キロの距離だったと思う。
そしてこの地で面白いのは、自転車ショップばかりが集まる通りがあること。見渡す限り、ズラリとバイクショップばかりが並びます。ここにいる人たちは、みんな自転車が好きなんだと思うと、私にとって天国みたいな場所に感じられました。
そして出逢いは突然やってきたのです。この出会いが後々大きな輪につながろうとは、この時は思ってもみなかった。
「オシャレなサイクリング女子がいるな」と話しかけてみると、みんなとてもノリがいい。私が日本から自転車を持ってきた話、電車に自転車が載せられなかった話、そして明日ジョグジャカルタにある世界遺産に自分の自転車で行きたいという熱い想いを語りました。
そう。今回の自転車旅一番の目的は、世界最大の仏教遺跡、世界遺産ボロブドゥールまで自分の自転車で行きたいということ。
すると、ここにいたみんなが「大丈夫だ! 出来るよ」と。私1人で行けますか?と聞くと、「OK!! オレたちのコミュニティは、どこにでもあるから、友達を紹介してあげる!!」と。
えええ~!! マジですか?何のツテもなく、行き当たりばったりで行動しようとしていた私に突然舞い込んできた夢のようなお話。よく聞くと彼らは、1000人以上いる自転車クラブの面々。いつもキャンプ用品を自転車につけ、200kmぐらい走って山に登りキャンプを楽しむというワイルドな方々だったのです。
とりあえず連絡先を交換し、「また、ジョグジャカルタに行く日が決まったら連絡してくれ」とバイバイ。行けたらいいなと思っていた夢が、一気に現実味を帯びてきました。バンドゥンから一旦姉がいるジャカルタへ戻り、急いでジョグジャカルタ行きの飛行機のチケットを予約しました。
そして即、首都ジャカルタから飛行機で約1時間のフライトへ。自転車と共に向かった先は、ジャワ島の中部に位置する古都ジョグジャカルタだ。
とりあえず飛行機に乗ったは良いものの、あのグループとはSNSで連絡を取り合っただけ。現地の人たちは本当に待っていてくれているのか。ドキドキと不安を抱えたまま、あっという間にジョグジャカルタ空港へと到着です。小さなリュックと自転車を担いで、空港を出るやいなや、私を呼ぶ声が!!
何とそこには、雨の中にも関わらず4人も私を迎えに来てくれているじゃないか。人懐っこい笑顔にひとまず安心し、緊張しながら、「初めまして日本から来たアケです」と簡単に自己紹介。なんと泊まるホテルすら決めて来なかった私のため、すでにホテルも決めてきたと言うではないですか。ありがとう、本当に助かります。1泊なんと1500円。シャワーは部屋の外で共同というのはご愛嬌なのです。
ホテルへチェックイン後 街をぶらぶら散策。これには三輪の自転車タクシー「ベチャ」がとっても便利。漕ぐ人たちは、ただでさえ重いベチャに人を載せて移動するので本当に健脚な人ばかり(笑)。乗る前には、あらかじめ値段交渉しておきましょう。
インドネシアの交通事情についてまず言えるのは、交通ルールは、あってないようなもの!ということ。基本的に、走れる所を走る! 以上! みたいな感じです。
日本みたいに、信号待ちでキープレフトしていたら後ろからガンガンにバイクがやってきて逆に危険でした。だから信号で止まる時は、自転車専用の場所があるのです。日本でいうと、車の停止線の前に自転車がズラリと並ぶイメージ。車やバイクがズラッと並んでいる一番先頭で、信号が変われば一番に走り始められるという、なんだか優越感。
でも、いざ走り出せば、自転車でも、車やバイク、馬車までも、右から左から縦横無尽に追い抜いていく。日本人の私にとっては、かなり度胸が必要でした。でも、道路がそんなに広くないので、車もスピードは控えめ。逆に日本とは違う交通ルールが刺激的で、しかも逆に安全にすら感じるから不思議なのです。
現地のサイクリストグループと出会って初日の夜ご飯。次から次へと友達がやってきて、気が付けば10人以上が集まり、自転車話でワイワイと深夜まで盛り上がった。なんだか初めて出会ったとは思えないほど心地良い時間でした。
それは、インドネシアの土地柄もあるけれど、きっと自転車の力も大きいと思う。言葉ももちろん大切だけど、まずは一緒にライドすることで分かり合えることって日本でもありますよね。初日に打ち解けられたのは、ここにいたみんなが自転車で繋がっているからなんだと思う。
翌日は、いよいよ世界最大級の仏教遺跡、世界遺産ボロブドゥールへと自分の自転車で向かいます。しかしインドネシアは雨季まっただ中。雨でも行くのか? と聞かれ、私は「ここまで来たし、行きたい」と答えました。でもそう言えば、こちらの雨はゲリラ豪雨ぐらい降る。果たして大丈夫かな? 自転車の神様、いるなら明日を晴れにしておくれ。そう願いながら夢の中へ。。。
MCアケ(竹内明美)さん プロフィール
兵庫県生まれ。スキー場のゲレンデDJとしてスポーツ現場を経験後、スノーボードやジェットスキー、自転車、マラソン等に携わる。現在はスポーツMCとして全国各地で旅と自転車をテーマに活躍中。
本人もロードバイクに乗り、特にインドネシアライドへと毎年遠征し、ローカルライダーと交流しながら日本の魅力を伝えている。レースやイベントで関わった土地や山へ積極的に走りに行き、自らの体験をMCに生かす「実走MC」としての一面も。景色を楽しみながら高い山にチャレンジする「ポタリングヒルクライム」が大好き。ジャパンカップやJプロツアー、各種自転車イベントでのDJ、MC業を務めた。6人兄妹で育った人懐っこいキャラクター。
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