パレンティーニ　K-DRYレーシングレインジャケット　機能性レインウェアで梅雨を乗り切れ！

2009/07/01(水) - 11:42

機能性に優れたパレンティーニのレインウェア「K-DRYレーシングレインジャケット」を紹介しよう。これからの梅雨シーズンをこれで乗り切ろう。

― 梅雨に最適な機能性 ―

表面に無数に設けられた小さな気孔が熱や湿気を体外に放出する一方で、外部からの雨や風はシャットアウトする
新たな優れた素材「K-DRY」を採用し、レインウェア特有の”ムレ”を軽減したモデルだ。

機能性に定評があるパレンティーニ・レインウェア :photo パレンティーニ

背中もクリアカラーでゼッケン等もハッキリ見える
裏地に皮膚に張り付きにくい特殊メッシュ仕上げを採用することにより、従来のレインウェアにはない異次元の快適性を提供してくれる。。

袖裏や脇下にはメッシュリブを使用し、よりスリムなシルエットをも実現している。また走行時のバタつきを抑え、更に透湿性能を促進させる働きをする。

素材自体が持つ伸縮性のおかげで、レインウェアにありがちな”ごわつき”や”ツッパリ感”を軽減されている。

ウェアカラーは半透明で、下に来ているウェアやゼッケンが透けて見えるので、レースでの使用も可能。

背中周りには、反射素材を使用することにより、夜間や強い雨の日での後方視認性を高めている。

― インプレッション ―

全体の感想から始めると、レインウェアに必要な機能、すべてを高いレベルで実現していると感じた。
着心地が非常にいいので、このウェアがあれば雨の中での走行も、嫌ではなくなるかもしれない。

伸縮性に優れたレインウェア。脇にはメッシュを使用しムレを抑えている 着心地についてですが、一番最初に感じたのは肌に張り付くことがまったく無いこと。今まで着てきたレインウェアは、どうしても着るときに張り付き感があり、着づらかったりとか、使っているうちに汗で肌に張り付くことがあるが、このレインジャケットはまったくそのような印象を受けなかった。

また、レインウェアにありがちな”ムレつき”だが、レインジャケットに設けられている空気の抜ける穴が上手に作用して、ムレつきはまったく感じない。むしろ涼しく感じるくらいだった。
使用してみて思ったのだが、このジャケットならレインウェアとしてだけでなく、ウィンドブレーカーとしても充分快適だと思う。

細かな配慮も行き届いている。デリケートな首周りには肌にやさしい柔らかな素材を使っているので、とても快適だった。

また、折りたたみやすく、非常に軽量化されているので、ジャージのバックポケットに充分入るサイズになる。なので、春や秋の少々寒いときはウィンドブレーカーとして持っていったり、夏の天気が変わりやすい時期は、手軽に使える雨具として効果を発揮するだろう。

レインウェアはどうしても伸縮性に難あるものが多く、素材が柔らかすぎてバタついたり、硬すぎてごわつきやツッパリ感があるものが目立つが、このレインジャケットは普通のジャージのように適度な伸縮性を持っており、バタつきやごわつき、ツッパリ感はまったくない。

ただ、軽量化や折りたたみやすさのためか、チャックが少し弱く感じた。
例えばレインジャケットを着た状態で、リュックを使うようなシチュエーションのとき、リュックにレインジャケットが引っかかり、ウェアの前面に強い力が加わり、チャックが外れる事があった。
しかしながら、あらかじめリュックにレインジャケットが引っかからないように、着用時に気をつければ解決できる問題だろう。

首元には柔らかな素材を使用している

値段についてだが、おそらく一般のレインジャケットに比べたら高いと感じるだろう。
だが、先も述べたとおり、レインウェアとしてだけでなく、ウィンドブレーカーとしても充分使え、1枚で2枚分の性能が見込めるのだ。
また、素材自体も耐久性に優れているような印象を受けたので、1年だけでなく、2～3年、長持ちすれば5年くらい使えるように感じた。なので、一枚最初に買っておけば長年使えることを考えると将来的にはお得に感じるのではないだろうか。