ハイエンド譲りのエッジが効いたデザインが特徴のエントリーヘルメット　ルディプロジェクト RUSH

25年以上の歴史を持ち、長年に渡ってプロレーサーやホビーサイクリストに愛されるアイウェアやヘルメットを世に送り出すルディプロジェクト。ハイエンドモデルのようにエッジの効いたスタイリッシュなデザインのエントリーグレードヘルメット「RUSH」が登場した。

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エッジが立ったスタイリッシュなデザインのルディプロジェクト RUSH　 photo:Makoto.AYANO
RUSHはハイエンドモデルのようにエッジの効いたデザインを採用するエントリグレードヘルメット。発泡ポリスチレンのインナーシェルとポリカーボネイト製のアウターシェルを一体成型する「インモールド・テクノロジー」を採用し、落車時には衝撃を分散させる、高いプロテクション性能を発揮してくれる。

安全性を向上させるフィッティングシステムには2段階の高さ調節ができるヘッドリング3を採用し、ヘルメットのずれを防いでいる。また、「RSR7ディスク」アジャスターは細やかなフィッティングを片手で行うことができ、走行中でも調整可能だ。

前頭部のエアインテークは積極的に空気を取り込み、頭のクーリングを行う 後頭部の通気孔による効率よい排気は高い通気性を実現する


計21個設けられたベンチレーションホールはヘルメット内の熱排出を効果的に行う。前頭のエアインテークは取り入れた風を直接頭に当ててクーリングさせる設計であることが見て取れる。頭頂部の通気孔では取り入れた空気をエアフローマイクロチャネルと呼ばれる溝で流すことによって頭のクーリングを行う。

内12個は空気を取り込むような設計に。前頭部と側頭部の9個は直接頭に取り入れた空気を当ててクーリングを行い、頭頂部にある3つの通気孔はチャネル（溝）が設けられており、排気口へ空気を流すことでクーリングを行う。中でも前頭部のエアインテークは積極的に空気を取り込むため汗ムレなどを防止できそうだ。

RSR7ディスクアジャスターを採用することで、細かい調節を可能にした スナップシステムによってバイザーは容易に着脱できる

インナーパッドを頭全体に備え快適性を向上させた 厚さ最大6mmのインナーパッドによって高い快適性を身につけた


ヘルメット内部には最大約6mm厚のパッドが頭を覆うように配されており、高い快適性を維持しながらのサイクリングを可能としている。加えてチンストラップにも取り外し可能なパッドを装着し、不快なスレを低減すると共に汗を積極的に吸収・発散させる。

バイザーを取り付けても違和感のないスタイリッシュなデザイン また昨今では少なくなったバイザーが標準で付属。エッジが立ったルックスは装着してもヘルメットのシャープなラインはそのままで、違和感のないルックスだ。

Lサイズのみが展開されるRUSH。今回、普段カブトREGASなどアジアンフィットのヘルメットを着用している頭囲56cmの編集部員が実際にLサイズを試着した。サイズ感に関してはジャストフィットで、アジャスターは3ノッチ分余裕があった。ハチ周りは一見した所タマゴ型であるが、頭を囲うパッドの柔軟性が高いため丸型の頭でもフィット感が強い。

帽体は頭をすっぽりと覆うことができ、安心感の高い深さだ。また、ベルトは3段階で高さ調節が可能で、アジャスターも角度を変えることも可能なため、フィットするライダーの幅は広いはずだ。

ルディプロジェクト RUSH（手前左からアズール/ライムフルオ、ホワイト/シルバー、左奥ホワイト/レッドフルオ、ブラック/ホワイト） photo:Makoto.AYANO
カラーバリエーションは蛍光カラーを取入れ被視認性とデザイン性を両立したアズール/ライムフルオシャイニー、ホワイト/レッドフルオシャイニーという2カラーとホワイト/シルバーシャイニー、ブラック/ホワイトシャイニーを合わせた計4カラー。価格はこれから自転車を始めるビギナーでも手を出しやすい9,800円（税抜）。

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ルディプロジェクト RUSH
フィットシステム：バックル
アジャスター：ヘッドリング3
ベンチレーションホール：21個
付属品：バイザー
サイズ：L（59～62cm）
重量：256g（バイザー無し、Lサイズ）
カラー：アズール/ライムフルオ、ホワイト/レッドフルオ、ホワイト/シルバー、ブラック/ホワイト
価格：9,800円（税抜）