アメリカ・ミネアポリスに創業したばかりのMTBブランド、ウルフトゥースコンポーネンツ。近年流行しているMTBのフロントクランクシングル化に最適な歯先形状を持つチェーンリングが登場している。

ウルフトゥースコンポーネンツ 104PCDリングウルフトゥースコンポーネンツ 104PCDリング (c)オルタナティブ・バイシクルズ今回、登場したのはMTB用のPCD104mmで30Tと32Tのチェーンリング。PCD104mmながら30Tをラインナップしているのが最大の特徴で、クランクアームとの間に段差を設けオフセットさせることにより、スペーサーを使う事無くチェーンとクランクが接触しない構造になっている。

歯先の厚みを工夫したことで、スラムXX1やX9 Type2、シマノのShadow Plusリアディレーラーであればチェーンガードなどをつけずにチェーンの脱落を防ぐことができる。

素材には航空機などに用いられる高強度アルミ合金7075-T651を使用し、成形は高精度CNCによる削り出し。表面には耐久性を高めるためのアルマイト処理が施されいる。取り扱いはオルタナティブ・バイシクルズ。


段差を設けることによりPCD104mmで30Tを実現段差を設けることによりPCD104mmで30Tを実現 (c)オルタナティブ・バイシクルズ厚みに変化を持たせた歯先厚みに変化を持たせた歯先 (c)オルタナティブ・バイシクルズ


ウルフトゥースコンポーネンツ 104PCDリング
PCD(mm):104
歯 数:30T、32T
カラー:ブラック
価 格:12,400円(30T)、11,400円(32T)