2012/07/18(水) - 05:42
2回目の休息日を迎えているツール・ド・フランスに激震が走った。フランク・シュレク(レディオシャック・ニッサン)のドーピング検査で利尿剤が検出。チームはUCIの勧告を受けシュレクのツール即刻退去を決めた。
フランク・シュレク(ルクセンブルグ、レディオシャック・ニッサン) (c)Makoto.AYANO7月17日、UCI(世界自転車競技連合)はシュレクに対して14日に採取した尿サンプルから利尿促進剤キシパミドが検出されたと通告した。キシパミドは利尿促進剤であり直接的に運動能力を向上させる薬物ではないが、禁止薬物の使用の痕跡を消すマスキング(隠蔽)作用があるため、アンチドーピング機関による特定物質リストに入っている薬物だ。
この結果を受けてUCIは夜7時、チームレディオシャックの滞在するポーのホテルに出向き、シュレク本人に検査結果を通告するとともに、チームにはシュレクを除外するよう勧告。チーム側もこれを受け入れ、シュレクのレースからの即刻退去を決めた。
シュレク側はBサンプルの再検査を要求することができ、それまでは陽性が確定するわけではない。チーム側はシュレクの解雇等の処分については決めていないが、事実が解明されるまで反ドーピング機関に協力すると発表している。
text:Makoto.AYANO in Pau France
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この結果を受けてUCIは夜7時、チームレディオシャックの滞在するポーのホテルに出向き、シュレク本人に検査結果を通告するとともに、チームにはシュレクを除外するよう勧告。チーム側もこれを受け入れ、シュレクのレースからの即刻退去を決めた。
シュレク側はBサンプルの再検査を要求することができ、それまでは陽性が確定するわけではない。チーム側はシュレクの解雇等の処分については決めていないが、事実が解明されるまで反ドーピング機関に協力すると発表している。
text:Makoto.AYANO in Pau France
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