2012/07/13(金) - 11:59
アルプスの難関山岳が立て続けに登場する第11ステージ。前日のヴォクレールに続いて、この日はピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)が面目躍如の逃げ切り勝利を飾った。また、ライバルたちのアタックを平然と封じ込めたチームスカイが総合1位と2位を独占する結果に。
ツール・ド・フランスも折り返し地点を過ぎ、後半戦に突入する。第11ステージは、1992年に冬季オリンピックが開催されたアルベールヴィルから、標高1705mのスキーリゾート地ラ・トゥッスイールに至る148kmで行なわれた。
超級山岳マドレーヌ峠、超級山岳クロワ・ド・フェール峠、2級山岳モラール峠、1級山岳ラ・トゥッスイール…。登坂距離20kmクラスの難関山岳が連続し、いわば登りと下りしかないようなコース。コース全長は最短クラスの148kmでありながら、獲得標高差は5000mに達する。
ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン)は第二子の誕生に備えてDNS。175名がスタートを切ると、直後のアタック合戦でロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)ら31名が飛び出す展開。この日はスタートからゴールまで、一瞬たりともペースが落ちなかった。
超級山岳マドレーヌ峠(登坂距離25.3km・平均勾配6.2%)の登りが始まるとアタックはますます激しさを増し、脱落する選手と合流する選手を入り乱れ、先頭グループは20名強に。この中にはアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)やアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)、リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファーマ・クイックステップ)、ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)、イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)、ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)、ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)が入る。
チームスカイが徹底的にコントロールするメイン集団に対し、先頭グループは2分のリードを得て標高2000mの頂上に到達。フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)との熾烈なスプリントを制したペーター・ベリトス(スロバキア、オメガファーマ・クイックステップ)が先頭通過に成功する。
70km地点のスプリントポイント目がけてペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)が下りでアタックするも、先頭グループとの3分差を詰めることが出来ずに吸収。一旦標高500m以下まで下った選手たちは、標高2067mのクロワ・ド・フェール峠(登坂距離22.4km・平均勾配6.9%)に向かう登坂をスタートさせる。
ロランのためにクリストフ・ケルヌ(フランス、ユーロップカー)が積極的にペースを作ると、先頭グループからはスカルポーニやライプハイマー、バルベルデ、バッソといったビッグネームが相次いで脱落。
そしてこのクロワ・ド・フェール峠の中腹、ゴールまで65kmを残してBMCレーシングチームが動きを見せる。まずマイヨブランを着るティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ)がメイン集団から飛び出し、続いてエースのカデル・エヴァンス(オーストラリア)がアタックした。
チームスカイはすでにボアッソンハーゲンとクネースを失っていたが、ロジャース、ポルト、フルームがウィギンズをサポート。慌てること無く一定ペースでエヴァンスを追撃する。
起死回生の攻撃に出たエヴァンスだったが、アシスト役のヴァンガーデレンから遅れを取るなど、思うようにペースを上げることが出来ない。結局、クロワ・ド・フェール峠の頂上まで距離を残して、ロジャースがペースを作るメイン集団にエヴァンスは飲み込まれた。
先頭グループは2分リードを保ったまま、ケシアコフを先頭にクロワ・ド・フェール峠通過。
続く2級山岳モラール峠で、先頭グループはPベリトス、ロラン、ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター)、ロベルト・キセロフスキー(クロアチア、アスタナ)、クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)に絞られる。
モラール峠のテクニカルな下りでロランが落車するも、走行には大きく影響せず。先頭グループは3分30秒差リードのまま最後の1級山岳ラ・トゥッスイール(登坂距離18km・平均勾配6.1%)へ。ステージ優勝を懸けたアタック合戦の末、ゴール10km手前でロランが独走に持ち込んだ。
ロランがステージ優勝に向けて快走するその3分後方では、いよいよマイヨジョーヌ争いが本格化。ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)のアタックを切っ掛けに、ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット)とユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)がメイン集団から飛び出す。
それでも平静を保つチームスカイ。続いてヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)がアタックすると、ポルトに代わってフルームのペースアップが始まる。フルームはニーバリの再三のアタックを封じ込め、前のブライコヴィッチ、ファンデンブロック、ピノまで捕まえる。
このハイスピードな展開によってエヴァンスが脱落。エヴァンスはヴァンガーデレンのサポートを受けるも、結果的にウィギンズから1分26秒遅れ、総合4位にダウンした。
フルームの強力なペースアップによってウィギンズが遅れるサプライジングなシーンも見られたが、問題なくライバルの動きを封じてラスト1km。熱い歓声に包まれながらロランがゴールラインを切った55秒後、大健闘のピノとフルームを先頭にメイン集団がゴールした。
ユーロップカー2連勝。昨年のラルプ・デュエズに続く2年連続頂上ゴール制覇を果たしたロランは「今日のステージは、自分にとってのクイーンステージだった。アルプスは自分の住処。6ヶ月にわたって追い求めてきたステージだった」と喜ぶ。
「今日はクリストフ・ケルヌに助けられたよ。彼のおかげで先頭グループに追いつくことが出来たんだ。彼のペースがあまりにも速かったから、そのことを告げると、『俺を信じて、黙って付いてこい。脚は有るはずだ』と言い返されたよ。素晴らしい一日になった」。
ロランは敢闘賞に輝くとともに、この日だけで山岳賞55ポイントを獲得。ヴォクレールからマイヨアポワを奪ったケシアコフと11ポイント差の山岳賞2位につけている。ユーロップカーはチームとしてマイヨアポワを狙ってくるだろう。総合でも9位まで順位を上げた。
鉄壁のアシスト陣に支えられたウィギンズは無傷でゴール。エヴァンスが遅れたため、ウィギンズの相棒フルームが総合2位、ニーバリが総合3位に浮上している。ウィギンズは「カデル(エヴァンス)がゴールまで距離があるクロワ・ド・フェール峠でアタックしたのには驚いた。彼からここまで大きなタイムを奪えるとは想像していなかったよ。そしてヴィンチェンツォは日に日に強くなっている。彼のレース終盤のアタックは本当にシビアだった」とコメントする。
また、この日はスプリンターたちにとっても苦しみの一日に。多くのスプリンターを含むグルペットは33分20秒遅れ、そして新城幸也(ユーロップカー)は34分11秒遅れでゴールした。45分以上遅れたランプレ・ISDのアレッサンドロ・ペタッキ、ユリー・クリフトソフはタイムオーバーで失格となっている。ヴァカンソレイユ・DCMのヴェストラ、ラーション、ルーグ、そしてラボバンクのレンショーとモレマはレース途中でバイクを降りた。
選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2012第11ステージ結果
1位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) 4h43'54"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +55"
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
4位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +57"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)+1'08"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +1'58"
9位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター) +2'13"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +2'23"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
12位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
16位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +3'53"
19位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +6'17"
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +8'21"
41位 デニス・メンショフ(ロシア、カチューシャ) +14'15"
161位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +34'11"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ) 48h43'53"
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +2'05"
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +2'23"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +3'19"
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +4'48"
6位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +6'15"
7位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +6'57"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +7'30"
9位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +8'31"
10位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +8'51"
101位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +1h33'27"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)
山岳賞 マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ
フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)
新人賞 マイヨ・ブラン
ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
チーム総合成績
レディオシャック・ニッサン
敢闘賞
ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
ツール・ド・フランスも折り返し地点を過ぎ、後半戦に突入する。第11ステージは、1992年に冬季オリンピックが開催されたアルベールヴィルから、標高1705mのスキーリゾート地ラ・トゥッスイールに至る148kmで行なわれた。
超級山岳マドレーヌ峠、超級山岳クロワ・ド・フェール峠、2級山岳モラール峠、1級山岳ラ・トゥッスイール…。登坂距離20kmクラスの難関山岳が連続し、いわば登りと下りしかないようなコース。コース全長は最短クラスの148kmでありながら、獲得標高差は5000mに達する。
ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レディオシャック・ニッサン)は第二子の誕生に備えてDNS。175名がスタートを切ると、直後のアタック合戦でロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)ら31名が飛び出す展開。この日はスタートからゴールまで、一瞬たりともペースが落ちなかった。
超級山岳マドレーヌ峠(登坂距離25.3km・平均勾配6.2%)の登りが始まるとアタックはますます激しさを増し、脱落する選手と合流する選手を入り乱れ、先頭グループは20名強に。この中にはアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ)やアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)、リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、オメガファーマ・クイックステップ)、ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)、イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)、ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)、ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・ISD)が入る。
チームスカイが徹底的にコントロールするメイン集団に対し、先頭グループは2分のリードを得て標高2000mの頂上に到達。フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)との熾烈なスプリントを制したペーター・ベリトス(スロバキア、オメガファーマ・クイックステップ)が先頭通過に成功する。
70km地点のスプリントポイント目がけてペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)が下りでアタックするも、先頭グループとの3分差を詰めることが出来ずに吸収。一旦標高500m以下まで下った選手たちは、標高2067mのクロワ・ド・フェール峠(登坂距離22.4km・平均勾配6.9%)に向かう登坂をスタートさせる。
ロランのためにクリストフ・ケルヌ(フランス、ユーロップカー)が積極的にペースを作ると、先頭グループからはスカルポーニやライプハイマー、バルベルデ、バッソといったビッグネームが相次いで脱落。
そしてこのクロワ・ド・フェール峠の中腹、ゴールまで65kmを残してBMCレーシングチームが動きを見せる。まずマイヨブランを着るティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ)がメイン集団から飛び出し、続いてエースのカデル・エヴァンス(オーストラリア)がアタックした。
チームスカイはすでにボアッソンハーゲンとクネースを失っていたが、ロジャース、ポルト、フルームがウィギンズをサポート。慌てること無く一定ペースでエヴァンスを追撃する。
起死回生の攻撃に出たエヴァンスだったが、アシスト役のヴァンガーデレンから遅れを取るなど、思うようにペースを上げることが出来ない。結局、クロワ・ド・フェール峠の頂上まで距離を残して、ロジャースがペースを作るメイン集団にエヴァンスは飲み込まれた。
先頭グループは2分リードを保ったまま、ケシアコフを先頭にクロワ・ド・フェール峠通過。
続く2級山岳モラール峠で、先頭グループはPベリトス、ロラン、ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター)、ロベルト・キセロフスキー(クロアチア、アスタナ)、クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)に絞られる。
モラール峠のテクニカルな下りでロランが落車するも、走行には大きく影響せず。先頭グループは3分30秒差リードのまま最後の1級山岳ラ・トゥッスイール(登坂距離18km・平均勾配6.1%)へ。ステージ優勝を懸けたアタック合戦の末、ゴール10km手前でロランが独走に持ち込んだ。
ロランがステージ優勝に向けて快走するその3分後方では、いよいよマイヨジョーヌ争いが本格化。ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)のアタックを切っ掛けに、ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット)とユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)がメイン集団から飛び出す。
それでも平静を保つチームスカイ。続いてヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)がアタックすると、ポルトに代わってフルームのペースアップが始まる。フルームはニーバリの再三のアタックを封じ込め、前のブライコヴィッチ、ファンデンブロック、ピノまで捕まえる。
このハイスピードな展開によってエヴァンスが脱落。エヴァンスはヴァンガーデレンのサポートを受けるも、結果的にウィギンズから1分26秒遅れ、総合4位にダウンした。
フルームの強力なペースアップによってウィギンズが遅れるサプライジングなシーンも見られたが、問題なくライバルの動きを封じてラスト1km。熱い歓声に包まれながらロランがゴールラインを切った55秒後、大健闘のピノとフルームを先頭にメイン集団がゴールした。
ユーロップカー2連勝。昨年のラルプ・デュエズに続く2年連続頂上ゴール制覇を果たしたロランは「今日のステージは、自分にとってのクイーンステージだった。アルプスは自分の住処。6ヶ月にわたって追い求めてきたステージだった」と喜ぶ。
「今日はクリストフ・ケルヌに助けられたよ。彼のおかげで先頭グループに追いつくことが出来たんだ。彼のペースがあまりにも速かったから、そのことを告げると、『俺を信じて、黙って付いてこい。脚は有るはずだ』と言い返されたよ。素晴らしい一日になった」。
ロランは敢闘賞に輝くとともに、この日だけで山岳賞55ポイントを獲得。ヴォクレールからマイヨアポワを奪ったケシアコフと11ポイント差の山岳賞2位につけている。ユーロップカーはチームとしてマイヨアポワを狙ってくるだろう。総合でも9位まで順位を上げた。
鉄壁のアシスト陣に支えられたウィギンズは無傷でゴール。エヴァンスが遅れたため、ウィギンズの相棒フルームが総合2位、ニーバリが総合3位に浮上している。ウィギンズは「カデル(エヴァンス)がゴールまで距離があるクロワ・ド・フェール峠でアタックしたのには驚いた。彼からここまで大きなタイムを奪えるとは想像していなかったよ。そしてヴィンチェンツォは日に日に強くなっている。彼のレース終盤のアタックは本当にシビアだった」とコメントする。
また、この日はスプリンターたちにとっても苦しみの一日に。多くのスプリンターを含むグルペットは33分20秒遅れ、そして新城幸也(ユーロップカー)は34分11秒遅れでゴールした。45分以上遅れたランプレ・ISDのアレッサンドロ・ペタッキ、ユリー・クリフトソフはタイムオーバーで失格となっている。ヴァカンソレイユ・DCMのヴェストラ、ラーション、ルーグ、そしてラボバンクのレンショーとモレマはレース途中でバイクを降りた。
選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2012第11ステージ結果
1位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) 4h43'54"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +55"
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
4位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +57"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)+1'08"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +1'58"
9位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター) +2'13"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +2'23"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
12位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
16位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +3'53"
19位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +6'17"
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +8'21"
41位 デニス・メンショフ(ロシア、カチューシャ) +14'15"
161位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +34'11"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ) 48h43'53"
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +2'05"
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +2'23"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +3'19"
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +4'48"
6位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +6'15"
7位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +6'57"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +7'30"
9位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +8'31"
10位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +8'51"
101位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +1h33'27"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)
山岳賞 マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ
フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)
新人賞 マイヨ・ブラン
ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
チーム総合成績
レディオシャック・ニッサン
敢闘賞
ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
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