2012/02/25(土) - 17:43
2012年2月25日、第17回ツール・ド・ランカウイ(UCI2.HC)第2ステージが開催され、集団スプリントを制したアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ)がステージ優勝を飾った。総合はデーヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ)がキープしている。
ツール・ド・ランカウイ2012第2ステージは、前日個人タイムトライアルが行われた行政都市プトラジャヤから南下し、マラッカ海峡沿いの港湾都市ムラカへと至る151km。途中2つの4級山岳ポイントが設定されているものの、最高地点は標高67mとスプリンターが脱落するようなものではない。コースはおおむね平坦基調だ。
アタックが頻発するハイスピードな展開で幕を開けたレースは、22.5km地点のスプリントポイント手前で逃げを見送ったのち落ち着きを取り戻した。
逃げたのはフローリス・フーシンニン(オランダ、ドラパック・ポルシェ)とシーケオング・ロー(マレーシア・OCBCシンガポール)の2人。最大4分のリードを稼ぎ出すが、リーダージャージ擁するガーミン・バラクーダがメイン集団をコントロールし徐々に先頭2人とのタイム差を詰めていく展開に。
スプリントに持ち込みたいファルネーゼヴィーニがペースアップに加わると一気にギャップは縮小。タイム差が50秒を切った所でリー・ロジャース(イギリス・RTSレーシングチーム)がアタックし先頭に合流するも、勢いを増した集団はすぐに3人の逃げ集団を飲み込んだ。
最後は集団スプリントに持ち込まれ、チームメイトに連れられたグアルディーニが圧倒的なスプリントで余裕の勝利を飾った。昨年大会でステージ5勝を成し遂げたグアルディーニは今季初勝利。リーダージャージを着るザブリスキーは同一集団でゴールし、総合トップをキープしている。
日本勢はスプリントに絡んだ西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム)の19位が最高位となっている。
翌第3ステージはムラカからパリスロンへと至る187.6km。難易度は低いもののアップダウンが続き、少人数による逃げ切りの可能性もあるステージだ。
ツール・ド・ランカウイ2012第2ステージ結果
1位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ) 3h35'19"
2位 ジェイコブ・キーオ(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)
3位 クリスティアン・デッレステッレ(イタリア、コルナゴCSFイノックス)
4位 アヌアル・マナン(マレーシア、チャンピオンシステム)
5位 レイモンド・クレダー(オランダ、ガーミン・バラクーダ)
6位 ジャニ・テウェルデ(エリトリア、MTNキューベカ)
7位 ヨアン・ジェーヌ(フランス、ユーロップカー)
8位 マルコ・カノーラ(イタリア、コルナゴCSF イノックス)
9位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン・アスタナ)
10位 モハマド・ザムリ(マレーシア、トレンガヌプロアジア)
19位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム)
20位 品川真寛(日本、愛三工業レーシングチーム)
22位 中島康晴(日本、愛三工業レーシングチーム)
43位 福島晋一(日本、トレンガヌプロアジア)
86位 伊藤雅和(日本、愛三工業レーシングチーム)
100位 盛一大(日本、愛三工業レーシングチーム)
101位 鈴木謙一(日本、愛三工業レーシングチーム)
個人総合成績
1位 デーヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) 3h59'53"
2位 アダム・フェラン(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ) +1'00"
3位 ダレン・ラプソーン(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ) +1'10"
4位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) +1'17"
5位 ホセ・ルハノ(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトリ) +1'26"
6位 ジョセフ・クーパー(ニュージーランド、ニュージーランドチーム)+1'31"
7位 デミトリ・グルージェフ(カザフスタン、アスタナ) +1'33"
8位 アレクサンドル・ディアチェンコ(カザフスタン、アスタナ) +1'39"
9位 ネイサン・ハース(オーストラリア、ガーミン・バラクーダ) +1'39"
10位 ベヘナム・ハリリ(イラン、タブリズペトロケミカル) +1'46"
52位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'07"
61位 伊藤雅和(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'21"
69位 福島晋一(日本、トレンガヌプロアジア) +3'37"
74位 中島康晴(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'51"
87位 品川真寛(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'01"
89位 盛一大(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'03"
93位 鈴木謙一(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'15"
山岳賞
フローリス・フーシンニン(オランダ、ドラパック・ポルシェ)
アジアンライダー賞
デミトリ・グルージェフ(カザフスタン、アスタナ)
チーム総合成績
ガーミン・バラクーダ
アジアンチーム総合成績
アスタナ
text:So.Isobe
photo:Sonoko.Tanaka
ツール・ド・ランカウイ2012第2ステージは、前日個人タイムトライアルが行われた行政都市プトラジャヤから南下し、マラッカ海峡沿いの港湾都市ムラカへと至る151km。途中2つの4級山岳ポイントが設定されているものの、最高地点は標高67mとスプリンターが脱落するようなものではない。コースはおおむね平坦基調だ。
アタックが頻発するハイスピードな展開で幕を開けたレースは、22.5km地点のスプリントポイント手前で逃げを見送ったのち落ち着きを取り戻した。
逃げたのはフローリス・フーシンニン(オランダ、ドラパック・ポルシェ)とシーケオング・ロー(マレーシア・OCBCシンガポール)の2人。最大4分のリードを稼ぎ出すが、リーダージャージ擁するガーミン・バラクーダがメイン集団をコントロールし徐々に先頭2人とのタイム差を詰めていく展開に。
スプリントに持ち込みたいファルネーゼヴィーニがペースアップに加わると一気にギャップは縮小。タイム差が50秒を切った所でリー・ロジャース(イギリス・RTSレーシングチーム)がアタックし先頭に合流するも、勢いを増した集団はすぐに3人の逃げ集団を飲み込んだ。
最後は集団スプリントに持ち込まれ、チームメイトに連れられたグアルディーニが圧倒的なスプリントで余裕の勝利を飾った。昨年大会でステージ5勝を成し遂げたグアルディーニは今季初勝利。リーダージャージを着るザブリスキーは同一集団でゴールし、総合トップをキープしている。
日本勢はスプリントに絡んだ西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム)の19位が最高位となっている。
翌第3ステージはムラカからパリスロンへと至る187.6km。難易度は低いもののアップダウンが続き、少人数による逃げ切りの可能性もあるステージだ。
ツール・ド・ランカウイ2012第2ステージ結果
1位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ) 3h35'19"
2位 ジェイコブ・キーオ(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)
3位 クリスティアン・デッレステッレ(イタリア、コルナゴCSFイノックス)
4位 アヌアル・マナン(マレーシア、チャンピオンシステム)
5位 レイモンド・クレダー(オランダ、ガーミン・バラクーダ)
6位 ジャニ・テウェルデ(エリトリア、MTNキューベカ)
7位 ヨアン・ジェーヌ(フランス、ユーロップカー)
8位 マルコ・カノーラ(イタリア、コルナゴCSF イノックス)
9位 ヴァレンティン・イグリンスキー(カザフスタン・アスタナ)
10位 モハマド・ザムリ(マレーシア、トレンガヌプロアジア)
19位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム)
20位 品川真寛(日本、愛三工業レーシングチーム)
22位 中島康晴(日本、愛三工業レーシングチーム)
43位 福島晋一(日本、トレンガヌプロアジア)
86位 伊藤雅和(日本、愛三工業レーシングチーム)
100位 盛一大(日本、愛三工業レーシングチーム)
101位 鈴木謙一(日本、愛三工業レーシングチーム)
個人総合成績
1位 デーヴィッド・ザブリスキー(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) 3h59'53"
2位 アダム・フェラン(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ) +1'00"
3位 ダレン・ラプソーン(オーストラリア、ドラパック・ポルシェ) +1'10"
4位 トム・ダニエルソン(アメリカ、ガーミン・バラクーダ) +1'17"
5位 ホセ・ルハノ(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトリ) +1'26"
6位 ジョセフ・クーパー(ニュージーランド、ニュージーランドチーム)+1'31"
7位 デミトリ・グルージェフ(カザフスタン、アスタナ) +1'33"
8位 アレクサンドル・ディアチェンコ(カザフスタン、アスタナ) +1'39"
9位 ネイサン・ハース(オーストラリア、ガーミン・バラクーダ) +1'39"
10位 ベヘナム・ハリリ(イラン、タブリズペトロケミカル) +1'46"
52位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'07"
61位 伊藤雅和(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'21"
69位 福島晋一(日本、トレンガヌプロアジア) +3'37"
74位 中島康晴(日本、愛三工業レーシングチーム) +3'51"
87位 品川真寛(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'01"
89位 盛一大(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'03"
93位 鈴木謙一(日本、愛三工業レーシングチーム) +4'15"
山岳賞
フローリス・フーシンニン(オランダ、ドラパック・ポルシェ)
アジアンライダー賞
デミトリ・グルージェフ(カザフスタン、アスタナ)
チーム総合成績
ガーミン・バラクーダ
アジアンチーム総合成績
アスタナ
text:So.Isobe
photo:Sonoko.Tanaka
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