2024/10/12(土) - 22:32
ツール・ド・九州の第1ステージ「大分ステージ」は、残り10kmを前にひとつになった集団から抜け出した4名での勝負を、エミリアン・ジャニエール(フランス、トタルエナジー)が制して優勝。前日のクリテリウムで優勝したルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が2位に続き、上位をワールドチームとプロチームが占める結果となった。草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)が日本人最上位の7位となった。
ツール・ド・九州第1ステージは、大分県内を東西に横断するコース設定。海沿いの別府市にある立命館アジア太平洋大学をスタートし、国内有数の温泉地・湯布院温泉を通り、やまなみハイウェイを通過。内陸部にある日田市内で周回コースを2周してフィニッシュする138km。途中、2級山岳が3回、スプリントポイントが2回設定される。
リアルスタート直後から長く続いたアタック合戦ののち、30kmを経過したあたりでトマ・ボネとマッテオ・ヴェルシェ(共にフランス、トタルエナジー)が抜け出す。2名は後続のメイン集団に30秒前後の差をつけて先行。36km過ぎに設定された九重の山岳賞、50km過ぎに設定された長者原のスプリントポイントを通過してさらに逃げ続ける。
メイン集団はアスタナ・カザクスタンとEFエデュケーション・イージーポストがコントロールを開始。59km過ぎに設定された四季彩ロードの山岳ポイントで先行する2人を吸収する。
残り70kmを切ってコース後半に入ると、クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、コラテック・ヴィーニファンティーニ)が単独先行。集団との差を2分以上まで広げて日田市内へ向かう。
メイン集団は日田の周回コースを前にペースアップし、先行するズバラーリとの差を一気に1分差まで縮める。そして最後の周回に入る直前に吸収し、集団はひとつに。
残り5km付近、アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム)、ルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)、エミリアン・ジャニエール、ジョルダン・ジュガット(以上フランス、トタルエナジー)、小林海(マトリックスパワータグ)の5名が抜け出すも、小林はつき切れず4名が先行する。
10秒ほどの差をつけて最終コーナーをクリアした4名はスプリント勝負へ。ジャニエールがワールドチームの2人を抑えて先頭でフィニッシュし優勝した。
エミリアン・ジャニエール コメント
「レース前はちょっと調子が良くなかったけれど、勝ててとても嬉しい。ズバラーリがとても強くて1人で逃げていたが、EFやアスタナと私のチームが協力して捕まえ、最後はスプリンターとして力を見せて勝つことが出来た」
ツール・ド・九州第1ステージは、大分県内を東西に横断するコース設定。海沿いの別府市にある立命館アジア太平洋大学をスタートし、国内有数の温泉地・湯布院温泉を通り、やまなみハイウェイを通過。内陸部にある日田市内で周回コースを2周してフィニッシュする138km。途中、2級山岳が3回、スプリントポイントが2回設定される。
リアルスタート直後から長く続いたアタック合戦ののち、30kmを経過したあたりでトマ・ボネとマッテオ・ヴェルシェ(共にフランス、トタルエナジー)が抜け出す。2名は後続のメイン集団に30秒前後の差をつけて先行。36km過ぎに設定された九重の山岳賞、50km過ぎに設定された長者原のスプリントポイントを通過してさらに逃げ続ける。
メイン集団はアスタナ・カザクスタンとEFエデュケーション・イージーポストがコントロールを開始。59km過ぎに設定された四季彩ロードの山岳ポイントで先行する2人を吸収する。
残り70kmを切ってコース後半に入ると、クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、コラテック・ヴィーニファンティーニ)が単独先行。集団との差を2分以上まで広げて日田市内へ向かう。
メイン集団は日田の周回コースを前にペースアップし、先行するズバラーリとの差を一気に1分差まで縮める。そして最後の周回に入る直前に吸収し、集団はひとつに。
残り5km付近、アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム)、ルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)、エミリアン・ジャニエール、ジョルダン・ジュガット(以上フランス、トタルエナジー)、小林海(マトリックスパワータグ)の5名が抜け出すも、小林はつき切れず4名が先行する。
10秒ほどの差をつけて最終コーナーをクリアした4名はスプリント勝負へ。ジャニエールがワールドチームの2人を抑えて先頭でフィニッシュし優勝した。
エミリアン・ジャニエール コメント
「レース前はちょっと調子が良くなかったけれど、勝ててとても嬉しい。ズバラーリがとても強くて1人で逃げていたが、EFやアスタナと私のチームが協力して捕まえ、最後はスプリンターとして力を見せて勝つことが出来た」
マイナビ ツール・ド・九州2024 第1ステージ大分 結果(138km)
1位 | エミリアン・ジャニエール(フランス、トタルエナジー) | 3時間17分28秒 |
2位 | ルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0秒 |
3位 | アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム) | |
4位 | ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー) | |
5位 | イヴァン・スミルノフ(アスタナ・カザクスタンチーム)) | +10秒 |
6位 | イェロン・メイヤース(オランダ、ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング) | |
7位 | 草場 啓吾(愛三工業レーシングチーム) | |
8位 | 岡 篤志(JCLチーム右京) | |
9位 | ベンジャミ・プラデス(スペイン、VC福岡) | |
10位 | レオネル・キンテロ(ベネズエラ、ヴィクトワール広島) | |
個人総合成績 第1ステージ終了時 | ||
1位 | エミリアン・ジャニエール(フランス、トタルエナジー) | 3時間17分18秒 |
2位 | ルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | +3秒 |
3位 | アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム) | +6秒 |
4位 | ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー) | +12秒 |
5位 | トマ・ボネ(フランス、トタルエナジー) | +15秒 |
6位 | クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、コラテック・ヴィーニファンティーニ) | +17秒 |
ポイント賞 第1ステージ終了時 | ||
1位 | エミリアン・ジャニエール(フランス、トタルエナジー) | 25p |
2位 | ルーカス・ネルーカー (イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | 21p |
3位 | アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム) | 16p |
山岳賞 第1ステージ終了時 | ||
1位 | マッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエナジー) | 10p |
2位 | クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、コラテック・ヴィーニファンティーニ) | 5p |
3位 | トマ・ボネ(フランス、トタルエナジー) | 5p |
チーム総合成績 第1ステージ終了時 | ||
1位 | トタル・エナジー | 9時間52分36秒 |
2位 | JCLチーム右京 | +18秒 |
3位 | VC福岡 | +18秒 |
第2ステージは熊本県の阿蘇山周辺のカルデラを駆け抜ける山岳コース。距離は今大会最短となるが、今大会唯一の1級山岳が設定されるステージだ。初日から強さを見せたワールドチームとプロチームが熊本でも力を発揮するか?。熊本阿蘇ステージは午前9時にスタートする。
text:Satoru Kato
photo:Satoru Kato, ツール・ド・九州2024実行委員会
text:Satoru Kato
photo:Satoru Kato, ツール・ド・九州2024実行委員会
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