2024/10/11(金) - 22:39
ツール・ド・九州のオープニングレースとなる「小倉城クリテリウム」が、福岡県北九州市で開催された。平坦コースで平均時速45kmのハイスピードレースは、後半に抜け出したワールドチームとプロチームの3名が逃げ切り、ルーカス・ネルーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が優勝。岡本隼(愛三工業レーシングチーム)が5位となった。
九州北部を舞台に開催される「マイナビ ツール・ド・九州2024」は、昨年に続き福岡県北九州市での「小倉城クリテリウム」で開幕した。今年は国内外17チームが出場。ふたつのワールドチームと、ふたつのプロチームが加わり、ハイレベルなレースが期待される。
小倉城クリテリウムは、その名の通り北九州市の小倉中心街にある小倉城周辺の公道に1周1.79kmのコースを設定してのクリテリウム。ほぼフラットなコースで折り返しを含む5つのコーナーで構成される。スタート前にはチームプレゼンテーションが催され、小倉城の天守閣の下でスタートサインをして入場する演出がなされた。
25周45kmのレースは、スタート直後から抜け出しを図る動きが連発される。主導権を握って集団コントロールするチームは無いものの、数名の飛び出しは即座にチェックされて集団に引き戻され、先行が許されない状況が続く。
レース後半に入ると、ルーカス・ネルーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)、ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)、アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム)の3名が抜け出す。ワールドチーム2名、プロチーム1名で構成された先頭集団は、追走を躊躇した集団との差を一気に広げて30秒以上の差をつけて先行する。
メイン集団は国内チームが中心となって追走するも、終盤には先行する3名との差はおよそ1分まで開く。勝負は3名によるスプリントに持ち込まれ、最終コーナーから抜け出したネルーカーが優勝した。
ルーカス・ネルーカー コメント
「初めての日本のレースで優勝出来て嬉しい。チームにはスプリンターがいないので誰かが逃げに乗る作戦だった。最初は2人で抜け出したけれど、残り10周で3人になった。他の2人のスプリント力がどのくらいあるのか分からなかったので、様子を見ながら早めに仕掛け、振り切って優勝することが出来た。明日からのレースは最初の2日間は自分向きなコースで、最終日がハードそうに思う。総合優勝を目指していきたい」
九州北部を舞台に開催される「マイナビ ツール・ド・九州2024」は、昨年に続き福岡県北九州市での「小倉城クリテリウム」で開幕した。今年は国内外17チームが出場。ふたつのワールドチームと、ふたつのプロチームが加わり、ハイレベルなレースが期待される。
小倉城クリテリウムは、その名の通り北九州市の小倉中心街にある小倉城周辺の公道に1周1.79kmのコースを設定してのクリテリウム。ほぼフラットなコースで折り返しを含む5つのコーナーで構成される。スタート前にはチームプレゼンテーションが催され、小倉城の天守閣の下でスタートサインをして入場する演出がなされた。
25周45kmのレースは、スタート直後から抜け出しを図る動きが連発される。主導権を握って集団コントロールするチームは無いものの、数名の飛び出しは即座にチェックされて集団に引き戻され、先行が許されない状況が続く。
レース後半に入ると、ルーカス・ネルーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)、ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)、アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム)の3名が抜け出す。ワールドチーム2名、プロチーム1名で構成された先頭集団は、追走を躊躇した集団との差を一気に広げて30秒以上の差をつけて先行する。
メイン集団は国内チームが中心となって追走するも、終盤には先行する3名との差はおよそ1分まで開く。勝負は3名によるスプリントに持ち込まれ、最終コーナーから抜け出したネルーカーが優勝した。
ルーカス・ネルーカー コメント
「初めての日本のレースで優勝出来て嬉しい。チームにはスプリンターがいないので誰かが逃げに乗る作戦だった。最初は2人で抜け出したけれど、残り10周で3人になった。他の2人のスプリント力がどのくらいあるのか分からなかったので、様子を見ながら早めに仕掛け、振り切って優勝することが出来た。明日からのレースは最初の2日間は自分向きなコースで、最終日がハードそうに思う。総合優勝を目指していきたい」
小倉城クリテリウム 結果
1位 | ルーカス・ネルーカー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | 59分59秒 |
2位 | ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー) | +0秒 |
3位 | アントン・チャーム(デンマーク、アスタナ・カザクスタンチーム) | |
4位 | エミリアン・ジャニエール(フランス、トタルエナジー) | +31秒 |
5位 | 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) | |
6位 | イヴァン・スミルノフ(アスタナ・カザクスタンチーム) | |
7位 | 草場 啓吾(愛三工業レーシングチーム) | |
8位 | イェロン・メイヤース(オランダ、ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング) | |
9位 | フォン・チュンカイ(台湾、宇都宮ブリッツェン) | |
10位 | 岡 篤志(JCL TEAM UKYO) |
ベストジャパニーズライダー賞
岡本 隼(愛三工業レーシングチーム):
特別周回賞
5周完了時 イェロン・メイヤース(オランダ、ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)
10周完了時 孫崎大樹(キナンレーシングチーム)
15周完了時 ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)
20周完了時 ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)
text:Satoru Kato
photo:Satoru Kato, ツール・ド・九州2024実行委員会
岡本 隼(愛三工業レーシングチーム):
特別周回賞
5周完了時 イェロン・メイヤース(オランダ、ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)
10周完了時 孫崎大樹(キナンレーシングチーム)
15周完了時 ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)
20周完了時 ジョルダン・ジュガット(フランス、トタルエナジー)
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