レゼンテーションに臨むJCLチーム右京の面々 photo:JCL TEAM UKYO 9月8日(日)にイタリア・トスカーナ地方で秋のイタリアワンデーレース連戦を告げる「GPインダストリア&アルティジャーナート(UCI1.Pro)」が開催。毎年3月に開催されていた伝統の大会は、今年はシーズン最後の大一番である世界選手権やイル・ロンバルディアに向けた前哨戦として催された。
岡篤志(JCLチーム右京)と留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト)。2年前のチームメイトだ photo:JCL TEAM UKYO 昨年覇者ベン・ヒーリー(アイルランド、EFエデュケーション・イージーポスト)はエステバン・チャベス(コロンビア)や留目夕陽を伴っての出場。ブルガリアとイタリアレースからの連戦で臨むJCLチーム右京からも増田成幸、小石祐馬、石橋学、岡篤志、山本大喜という5人の日本人選手が参戦。レースは小石が13人の逃げグループに入って120km近い逃げを打ち、最後のサン・バロントでマルク・ヒルシ(スイス、UAEチームエミレーツ)のアタックが決まった。
逃げグループに入った小石祐馬(JCLチーム右京) photo:JCL TEAM UKYO UAEチームエミレーツがレースをコントロール photo:JCL TEAM UKYO 最後の登坂区間で抜け出したマルク・ヒルシ(スイス、UAEチームエミレーツ)が独走勝利 photo:JCL TEAM UKYO 21秒遅れの10位に食い込んだジョヴァンニ・カルボーニ(イタリア、JCLチーム右京) photo:JCL TEAM UKYO山本大喜(JCLチーム右京)は34位でフィニッシュ photo:JCL TEAM UKYO
チーム右京はジョヴァンニ・カルボーニ(イタリア)を10位に送り込みポイント確保。日本人選手最高位は山本の34位だった。「JCL TEAM UKYOはUCI 1.PROハイクラスの試合で展開に乗り上位に結果を残しました。これからの戦いに自信となる手応えを得た今回のレース。この経験を次に繋げていきます」とレースレポートは締め括られている。