雨とサバイバルの男子エリート　小林海がスプリントで金子宗平を退け悲願の日本王者に　落車の新城は7位

6月23日（日）に行われた全日本選手権の男子エリートロードレース。14周回目に4名の先頭集団が形成され、そのまま持ち込まれた小集団スプリントで小林海（マトリックスパワータグ）が金子宗平を退け、勝利。自身初となる男子エリートの日本チャンピオンに輝いた。

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2023年と同じく静岡県修善寺町の日本サイクルスポーツセンターで行われた全日本選手権男子エリートロードレース。8kmコース×20周の160kmで争われたレースは14周目に金子宗平（群馬グリフィンレーシングチーム）のアタック。それに反応した小林海（マトリックスパワータグ）とJCLチーム右京の山本大喜、小石祐馬による4名の先頭集団が形成された。

一方、13周目に落車した新城幸也（バーレーン・ヴィクトリアス）や留目夕陽（EFエデュケーション・イージーポスト）、石上優大（愛三工業レーシングチーム）の3名は追走を強いられ、最後まで合流することはできない。そして勝負は一度遅れ、最終ストレートで合流した小石を含む4名のスプリントへ。金子が粘り強いスプリントを見せたものの、小林がそれを退け、自身初となる悲願の日本チャンピオンジャージを手に入れた。

また5位は石上、6位には留目が入り、新城は3分28秒遅れの7位でフィニッシュしている。

レース内容は詳報にてお伝えします。