2024/03/12(火) - 08:55
山岳フィニッシュのツール・ド・台湾2日目にメイソン・ホリーマン(イギリス、イスラエル・プレミアテック)が勝利。イスラエルは2日連続優勝、ステージ1-3-5位と波に乗っている。
ツール・ド・台湾(UCI2.1)第2ステージの舞台は北部の桃園市政府から角板山公園を目指す総距離115.55km。残り約28kmと17km、さらにフィニッシュ地点には2級山岳が用意されるお馴染みの山岳ステージであり、登坂力のあるパンチャーにもチャンスがある。昨日落車リタイアした武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)らを除くプロトンが曇り空の桃園市を出発した。
この日は2023年度、ブライトンレーシングチームの一員としてJプロツアーに参戦したルー・シャオシュアン(台湾、台湾ナショナルチーム)を含む2名逃げが決まり、総合首位イタマル・アインホルン(イスラエル)擁するイスラエル・プレミアテックが2分+αのタイム差を与えてコントロールする展開に。雨に煙る山岳区間に入ると集団が活性化し、この流れで逃げグループ2名は引き戻された。
JCLチーム右京など各チームが積極的にアタックを掛けるものの決まらず、残り3kmを切ってメイソン・ホリーマン(イギリス、イスラエル・プレミアテック)がアタック。食らいつこうとする後続勢を引きちぎり、唯一ブリッジをかけたイバン・コーボ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ)と頂上を目指した。
濡れたテクニカルコーナーが連続する最終区間でリードを奪ったのはホリーマンだった。コーナーのブレーキ勝負で先行し、パワフルなスプリントで勝利。2022年に登竜門レースであるジロ・デッラ・ヴァッレ・ダオスタでステージ優勝を挙げた23歳のクライマーが大きな勝利を掴み取った。イスラエルに取ったは前日に続く2連勝であり、ステージ3位にはジョセフ・ブラックモア(イギリス)を送り込み1-3フィニッシュを達成している。
「去年のステージを予習していて、最後の登坂区間のラスト20秒でアタックすれば、テクニカルコーナーの前に2秒を稼いで勝てると分かっていた。チームは1日中コントロールを担ってくれたし嬉しい勝利だ。彼らに最高のプレゼントを贈ることができた」と、リーダージャージのチーム内リレーに成功したホリーマンは話している。
ツール・ド・台湾(UCI2.1)第2ステージの舞台は北部の桃園市政府から角板山公園を目指す総距離115.55km。残り約28kmと17km、さらにフィニッシュ地点には2級山岳が用意されるお馴染みの山岳ステージであり、登坂力のあるパンチャーにもチャンスがある。昨日落車リタイアした武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)らを除くプロトンが曇り空の桃園市を出発した。
この日は2023年度、ブライトンレーシングチームの一員としてJプロツアーに参戦したルー・シャオシュアン(台湾、台湾ナショナルチーム)を含む2名逃げが決まり、総合首位イタマル・アインホルン(イスラエル)擁するイスラエル・プレミアテックが2分+αのタイム差を与えてコントロールする展開に。雨に煙る山岳区間に入ると集団が活性化し、この流れで逃げグループ2名は引き戻された。
JCLチーム右京など各チームが積極的にアタックを掛けるものの決まらず、残り3kmを切ってメイソン・ホリーマン(イギリス、イスラエル・プレミアテック)がアタック。食らいつこうとする後続勢を引きちぎり、唯一ブリッジをかけたイバン・コーボ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ)と頂上を目指した。
濡れたテクニカルコーナーが連続する最終区間でリードを奪ったのはホリーマンだった。コーナーのブレーキ勝負で先行し、パワフルなスプリントで勝利。2022年に登竜門レースであるジロ・デッラ・ヴァッレ・ダオスタでステージ優勝を挙げた23歳のクライマーが大きな勝利を掴み取った。イスラエルに取ったは前日に続く2連勝であり、ステージ3位にはジョセフ・ブラックモア(イギリス)を送り込み1-3フィニッシュを達成している。
「去年のステージを予習していて、最後の登坂区間のラスト20秒でアタックすれば、テクニカルコーナーの前に2秒を稼いで勝てると分かっていた。チームは1日中コントロールを担ってくれたし嬉しい勝利だ。彼らに最高のプレゼントを贈ることができた」と、リーダージャージのチーム内リレーに成功したホリーマンは話している。
ツール・ド・台湾2024第2ステージ
1位 | メイソン・ホリーマン(イギリス、イスラエル・プレミアテック) | 2:46:54 |
2位 | イバン・コーボ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | +0:01 |
3位 | ジョセフ・ブラックモア(イギリス、イスラエル・プレミアテック) | +0:08 |
4位 | ジャムバルジャムツ・サインバヤル(モンゴル、ブルゴスBH) | |
5位 | ダニエル・リマ(ポルトガル、イスラエル・プレミアテック) |
個人総合成績
1位 | メイソン・ホリーマン(イギリス、イスラエル・プレミアテック) | 4:25:57 |
2位 | イバン・コーボ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | +0:05 |
3位 | ジョセフ・ブラックモア(イギリス、イスラエル・プレミアテック) | +0:14 |
4位 | ジャムバルジャムツ・サインバヤル(モンゴル、ブルゴスBH) | +0:15 |
5位 | アーロン・ゲイト(ニュージーランド、ブルゴスBH) |
text:So Isobe
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