新製品情報2023

フィジーク VENTO ARGO 00 ADAPTIVE　シリーズ最軽量となるフルカーボンショートノーズ3Dパッドサドル

2023/03/18(土) - 14:50
プロダクツ
イタリアのサドルブランド、フィジークの3Dプリントパッド搭載サドル"ADAPTIVE"シリーズに新たなモデルが登場。ショートノーズのVENTO ARGOシリーズの中でも最軽量となるフルカーボン仕様のVENTO ARGO 00 ADAPTIVEを紹介しよう。


フィジーク ARGO 00 ADAPTIVE (c)カワシマサイクルサプライ

近年、様々なサドルブランドが採用する3Dプリントパッド。格子状構造によってクッション性を生み出し、各格子の太さなどを調整することで座面の硬さを思い通りにコントロールできるというメリットから、従来のフォームパッドではなしえなかった快適性を実現できるゲームチェンジャーとして、注目が集まるテクノロジーだ。

中でもフィジークは最も早く3Dプリントパッドをプロダクトに落とし込み、世に送り出したパイオニア。"ADAPTIVE"シリーズの記念すべき第1作であるANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEを2020年に発表して以来、精力的にラインアップを拡充してきた。

格子構造によりクッション性を生み出すADAPTIVEパッド (c)カワシマサイクルサプライ

今回発表されたVENTO ARGO 00 ADAPTIVEは、昨年発表されたショートノーズモデルのVENTO ARGO ADAPTIVEシリーズの最上位に位置するサドル。ロードはもちろん、グラベルやトレイルまで幅広く対応するARGOのサドル形状とADAPTIVEパッドの優れた快適性とサポート力に加え、フルカーボン構造による軽量性をも手に入れたハイエンドモデルだ。

超軽量かつ高剛性のハイモジュールフルカーボンサドルベースに一体化されたメビウスカーボンレールによりパワー伝達を最大化しつつ、カーボン素材の振動吸収性による快適性も発揮されるという。

サドルベースに一体化されるメビウスカーボンレール (c)カワシマサイクルサプライ

このフルカーボン構造は、レールとベースの接合部における重量削減にも繋がっている。結果として、VENTO ARGO 00 ADAPTIVEは140㎜幅モデルで175gという重量を実現。カーボンレールを採用するセカンドモデルのR1に対して8%近いダイエットに成功している。

シリーズ最軽量となるVENTO ARGO 00 ADAOTIVEにも140㎜幅と150㎜幅の2モデルが用意され、骨盤幅や柔軟性に応じて最適なサイズを選択可能。価格は66,500円（税込）。

フィジーク ARGO 00 ADAPTIVE (c)カワシマサイクルサプライ


フィジーク　VENTO ARGO 00 ADAPTIVE
サドル長：265mm
サドル幅：140mm、150mm
レール：7x9mm カーボン
重量：175g(140mm)、186g(150mm)
価格：66,500円（税込）
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