2022/08/18(木) - 09:20
キュングやガンナら強豪を抑え、23歳のシュテファン・ビッセガー(スイス)がヨーロッパ選手権個人TTで初優勝。女子はツール・ファムで区間優勝したマーレン・ローセル(スイス)が、世界王者ファンダイクを下し2連覇を達成している。
ドイツ・フュルステンフェルトブルックを舞台に行われた欧州選手権の男女個人タイムトライアル photo:CorVos
ファビオ・ヤコブセン(オランダ)のロードレース初制覇で幕開けしたヨーロッパロード選手権。8月17日には男女エリートの個人タイムトライアルがフュルステンフェルトブルックの24kmコース(男女共通)で行われた。
24カ国/35名によって争われた男子エリートでトップタイムを叩き出したのは、23歳のシュテファン・ビッセガー(スイス、EFエデュケーション・イージーポスト)。欧州選手権2連覇中のシュテファン・キュング(スイス、グルパマ・エフデジ)と世界選手権を2連覇しているフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)を抑え、ビッセガーが下馬評を覆す勝利を挙げた。
全体の25番目でスタートしたビッセガーは、スタート直後から短い登りのあるコースを平均53.137km/hで駆け抜け、暫定トップの27分6秒でフィニッシュ。その後出走したキュングに1秒、最終出走者であるガンナにも9秒差をつけプロ6勝目にしてビッグタイトルを掴み取った。
優勝したシュテファン・ビッセガー(スイス) photo:CorVos
フィリッポ・ガンナ(イタリア)はビッセガーに9秒届かず photo:CorVos
僅か1秒差で3連覇を逃したシュテファン・キュング(スイス) photo:CorVos
「不運に見舞われた今シーズン、ようやく自分の努力が実を結んだ。ホットシートで他の選手を見ながらまるで自分が走っているぐらい脈が高鳴っていたよ。キュングに申し訳なく思うぐらいの僅差。この勝利は完璧なペース設定をしてくれたチームのおかげだよ。設定通りの走りができれば、最低でも表彰台に乗る自信はあった」と、ビッセガーは欧州王者ジャージを袖に通し喜んだ。
ビッセガーは2020年にEFプロサイクリング(当時)でプロデビューした23歳。昨年のパリ〜ニース(UCIワールドツアー)の個人TTでプロ初勝利を挙げると、母国レースであるツール・ド・スイス第4ステージでロードレース初優勝。今年はUAEツアーでの区間優勝して以降は不調が続いたものの、ここ一番でコンディション整え大金星を挙げた。
女子はファンダイクを抑えローセルが2連覇
世界王者を抑え2連覇を達成したマーレン・ローセル(スイス) photo:CorVos
男子よりも3時間ほど早くスタートした女子エリートでトップタイムをマークしたのはマーレン・ローセル(スイス)だった。現世界選手権王者かつ、過去に欧州選手権を4連覇しているエレン・ファンダイク(オランダ)を2年連続で抑え、ローセルが2連覇を達成した。
ファンダイクを6秒上回り勝利したローセルは「とても嬉しい。最高のコンディションではなかったものの、タイトルを保持できたことの価値は大きい。実はこのヨーロッパ王者ジャージをレースで1回しか着ておらず、このまま失うのは悔しいと思っていた。だから今日は是が非でも勝ちたかった」と語った。
「無線が壊れ、終始ビープ音しか聴こえてこなかった。とてもイライラしたし、自分の走りがどれぐらいなのか分からなかった。またガーミン(サイクルコンピュータ)もスピードスーツの中に入れていたので、ペダリングの数値もわからず感覚もよくなかった。ただ自分の前を走るリサ(ブレナウアー)の姿が見えたので、それが私のブーストになってくれた」と、勝利の内幕を語ったローセル。ツール・ド・フランス・ファム第4ステージに続く今季2勝目と、抜群の勝負強さを見せ、スイスに2年連続の男女TT制覇をもたらした。
3年連続の2位に沈んだエレン・ファンダイク(オランダ) photo:CorVos
ヨーロッパ選手権2022 女子エリート個人タイムトライアル表彰台 photo:CorVos

ファビオ・ヤコブセン(オランダ)のロードレース初制覇で幕開けしたヨーロッパロード選手権。8月17日には男女エリートの個人タイムトライアルがフュルステンフェルトブルックの24kmコース(男女共通)で行われた。
24カ国/35名によって争われた男子エリートでトップタイムを叩き出したのは、23歳のシュテファン・ビッセガー(スイス、EFエデュケーション・イージーポスト)。欧州選手権2連覇中のシュテファン・キュング(スイス、グルパマ・エフデジ)と世界選手権を2連覇しているフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)を抑え、ビッセガーが下馬評を覆す勝利を挙げた。
全体の25番目でスタートしたビッセガーは、スタート直後から短い登りのあるコースを平均53.137km/hで駆け抜け、暫定トップの27分6秒でフィニッシュ。その後出走したキュングに1秒、最終出走者であるガンナにも9秒差をつけプロ6勝目にしてビッグタイトルを掴み取った。



「不運に見舞われた今シーズン、ようやく自分の努力が実を結んだ。ホットシートで他の選手を見ながらまるで自分が走っているぐらい脈が高鳴っていたよ。キュングに申し訳なく思うぐらいの僅差。この勝利は完璧なペース設定をしてくれたチームのおかげだよ。設定通りの走りができれば、最低でも表彰台に乗る自信はあった」と、ビッセガーは欧州王者ジャージを袖に通し喜んだ。
ビッセガーは2020年にEFプロサイクリング(当時)でプロデビューした23歳。昨年のパリ〜ニース(UCIワールドツアー)の個人TTでプロ初勝利を挙げると、母国レースであるツール・ド・スイス第4ステージでロードレース初優勝。今年はUAEツアーでの区間優勝して以降は不調が続いたものの、ここ一番でコンディション整え大金星を挙げた。
女子はファンダイクを抑えローセルが2連覇

男子よりも3時間ほど早くスタートした女子エリートでトップタイムをマークしたのはマーレン・ローセル(スイス)だった。現世界選手権王者かつ、過去に欧州選手権を4連覇しているエレン・ファンダイク(オランダ)を2年連続で抑え、ローセルが2連覇を達成した。
ファンダイクを6秒上回り勝利したローセルは「とても嬉しい。最高のコンディションではなかったものの、タイトルを保持できたことの価値は大きい。実はこのヨーロッパ王者ジャージをレースで1回しか着ておらず、このまま失うのは悔しいと思っていた。だから今日は是が非でも勝ちたかった」と語った。
「無線が壊れ、終始ビープ音しか聴こえてこなかった。とてもイライラしたし、自分の走りがどれぐらいなのか分からなかった。またガーミン(サイクルコンピュータ)もスピードスーツの中に入れていたので、ペダリングの数値もわからず感覚もよくなかった。ただ自分の前を走るリサ(ブレナウアー)の姿が見えたので、それが私のブーストになってくれた」と、勝利の内幕を語ったローセル。ツール・ド・フランス・ファム第4ステージに続く今季2勝目と、抜群の勝負強さを見せ、スイスに2年連続の男女TT制覇をもたらした。


ヨーロッパ選手権2022 男子個人タイムトライアル結果
1位 | シュテファン・ビッセガー(スイス) | 0:27:06 |
2位 | シュテファン・キュング(スイス) | 0:01 |
3位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア) | 0:09 |
4位 | ミッケル・ビョーグ(デンマーク) | 0:27 |
5位 | マチェイ・ボドナル(ポーランド) | 0:37 |
ヨーロッパ選手権2022 女子個人タイムトライアル結果
1位 | マーレン・ローセル(スイス) | 0:31:00 |
2位 | エレン・ファンダイク(オランダ) | 0:06 |
3位 | リアンヌ・マークス(オランダ | 0:28 |
4位 | オードリー・コードンラゴ(フランス) | 0:54 |
5位 | アンナ・キーセンホーファー(オーストリア) | 1:01 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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