ワフーがスマートトレーナーのKICKRに装着することで有線接続を可能とするKICKR Direct Connectを発表した。また、ズイフトのアップデートによりKICKR BIKEでもステアリング機能を使用できるように。以下、ワフーのプレスリリースより紹介しよう。



KICKR Direct ConnectKICKR Direct Connect (c)ワフー
ワフーは新しいアクセサリー「KICKR Direct Connect」を発表しました。KICKR Direct Connect は、ユーザーが最新のインドアライドシミュレーターとホームネットワークを有線で接続できる世界で唯一のデバイスです。

KICKR Direct Connect は10,299円(本体価格)にて発売を開始しており、現在のところワフーのThe Sufferfest、TrainerRoad、FullGaz、RGT Cyclingの4つのソフトウェアにおいてKICKRとの有線接続が有効になっています。その他のプラットフォームは、ズイフトを含め、今後数ヶ月で有効になる予定です。

KICKRに挿入するポートは電話ジャックで使用されているRJ11であるKICKRに挿入するポートは電話ジャックで使用されているRJ11である (c)ワフー
ワフー KICKRプロダクトマネージャーのタイラー・ハリスは次のように述べています。「私たちは、KICKR をホームネットワークにハードワイヤリングする方法をお客様に提供する唯一のインドアライディングブランドであることを非常に誇りに思っています。ワイヤレス接続はほとんどのライダーにおいて十分に快適な接続方法ですが、接続に問題がある場合や、重要なレースやワークアウト中にドロップアウトしてしまう危険性がある場合は、KICKR Direct Connectを使用することで、より信頼性の高いライディングが可能になります。」

有線接続を行うには、ユーザーはイーサネットケーブルをPC等のデバイス、またはネットワークルーターに接続します。ケーブルのもう一方は KICKR Direct Connectに接続し、それを最新型 KICKRのポートに接続します。KICKRを自分のデバイスやホームネットワークに接続することで、ワフーはライディング環境が各種電波に大きく影響を受けているユーザーや、ライディング中に電波信号のドロップアウト問題を抱えているユーザー、バーチャルライドやレースで自分の機器に最大限の信頼性を求めているユーザーのためにセキュリティのレイヤーを追加することができます。

KICKRのフライホイールのデザインに合わせられているKICKRのフライホイールのデザインに合わせられている (c)ワフー
現在、最新世代のKICKR (V5)は、クラス最高のライドフィールとワフー KICKR エコシステムの統合により、多くの見識のあるインドアサイクリストに選ばれており、これはKICKR Direct Connect に対応した唯一のワフーインドアライドシミュレーターとなっています。

ワフー KICKR Direct Connect
価格:10,299円(税抜)

■ズイフトアップデートで KICKR BIKEでステアリング機能が利用可能になりました。

ズイフトのプラットフォームのアップデートにより、KICKR BIKEの左右のブレーキレバー内側にあるボタンを使って、ゲーム内でFutureworksのステアリング機能を利用できるようになりました。

タイラー・ハリスは次のように述べています。「KICKR BIKEを設計する際には、ローンチ時には使えない機能を意図的に組み込んでいましたが、ソフトウェアプラットフォームがハードウェアに追いついた時には、ユーザーにとって大きな財産となる機能を組み込んでいました。ズイフトがより多くのユーザーにステアリングを提供できるようになった今、KICKR BIKEがユーザーにシームレスなZwiftingの楽しみ方を提供し、バーチャルライドやレースをより完全に楽しめるようになることに興奮しています。」

KICKR BIKEのステアリングは、既存のボタンを利用してズイフトの世界をナビゲートします。ズイフトは KICKR BIKEがステアリングに対応していることを自動的に検知し、Futureworksのステアリング機能を表示します。左ボタンで左に、右ボタンで右にアバターを直感的に操作することができます。
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