2020/07/03(金) - 09:56
ステージズパワーで知られているアメリカのステージズサイクリング。近年はサイクルコンピューター開発も行っており、GPSとナビゲーションシステムを搭載したモデルをリリースしている。その特徴と使用感をお届けしよう。
クランクに歪みセンサーを接着し、パワー計測を行うメーターのはしりであるステージズパワー。左側クランクだけでもパワーを計測できることから、ローコストでパワートレーニングを導入できるとして人気を集めたモデルである。パワーメーターで培ったノウハウを活かして、近年はサイクルコンピューター「DASH(ダッシュ)」の開発も行っている。
今回紹介するのはハイエンドのDASH L50とミドルレンジのDASH M50という2種類。この2モデルの違いは主にハード面だ。モデル名のLとMはサイズを示しており、お気付きの通りLが大きく、Mが程々の大きさのケースに収められている。ケースだけではなく、バッテリー容量も違うようでランタイムが18時間以上(L50)、12時間以上(M50)という設定となっている。
ナンバリングの"50"は現在のトップエンドであり、ブランド初となるカラー液晶を搭載。他にラインアップされているモデルはナンバリング"10"。こちらはモノクロ液晶画面を採用したステージズサイクリングの初めてのサイクルコンピューターだ。もちろんソフト面でも50の方が多機能。
それではDASH L50、M50のハードウェアから見ていこう。DASHには物理ボタンがデバイスの天面に備えられ、ボタンがどの役割を果たすのか簡単なグラフィックで描かれている。電源ボタンだけはデバイス側部に設けられているが、基本的に天面のボタンで操作を行っていく。輸入販売代理店であるインターテックには非常に詳しい説明が掲載されているため、購入した方、購入を検討している方は一度その充実したコンテンツを閲覧すると良いだろう。インターテックのコンテンツへのリンクはこちら。
実際にボタンを押してみた感覚は、天面の4つのボタンはクリック感がはっきりとしており、自分が押したかどうか感覚で把握しやすい。一方で電源ボタンはクリック感が硬く、ボタンを押せているかどうかは慣れと画面の変化で確認する必要がある。
ハード面でユニークな点と言ったらマウントシステムだ。ガーミンEDGEを筆頭とするデバイスを90°回転させてロックするシステムは採用していない。DASHでは付属するアウトフロントマウントの爪にデバイスを差し込む方式を採用。
ボディ及びマウントともに樹脂ではなく、アルミパーツを用いることで耐久性やホールド力を確保している。非常に堅牢な作りとなっており、ロードライドで落下する心配は少ない。デバイスをホールドする爪は硬めだが、何回か使用しているうちに馴染みがでてくる。
DASHは天面のボタンの表示向きを正位置とした際、反時計回りの方向に90°回転させた向きで装着することも可能。もちろん表示もその向きに合わせられるため、データを読み取りやすいようにデバイスを装着できるのはメリットだろう。ちなみにL50は8.5cm×8.0cmと正方形に近い形で、M50は7.9cm×5.6cmというサイズだ。
また、Everbrite社の液晶を使用することで、カラー表示にも関わらず非常に高い可読性を獲得している。実際に晴天の屋外で使用しても綺麗な発色の表示は読み取りやすく、かつL50の大画面、大きな文字表示に設定しておけば、目線を落とすだけでサイコンのデータを把握することができる。大きな画面、明るさは可読性では正義である。
DASHのメインとなる機能は走行データの確認、マップデータを利用したナビゲーション、ワークアウトだ。今回の試用で感じたDASHの全体的な印象は、パワーや心拍数を計測して効率的なトレーニングを行いたいシリアスアスリート向けの要素が強いプロダクトであるということ。
高価格帯のパワーメーターは細かく機能が分かれかつ深化し、バラエティ豊かな機能が魅力となっているが、DASHの場合は今のサイコンに求められる機能をシンプルに実装している印象だ。機能が少ないわけではなく、必要なものは搭載しながら、要素をてんこ盛りにしていないということだ。GPSチップを搭載しているため、DASH単体でも速度とルートログを残すことはできるが、スピード、ケイデンス、心拍、パワーなど、各種のセンサーを用いてあらゆるデータを計測することで、その魅力は最大限に引き出される。
DASHの画面表示でユニークな点は、FTPと心拍の閾値のゾーンを表すカラーホイールが実装されているところ。ゾーンが円グラフのように表示されており、走行中の数値を時計の針のように指し示してくれると言うもの。いわばタコメーターみたいなものだ。
各領域が色で分けられた上、L3領域で走行中でも、L2に近いパワーなのか、L4に近いパワーなのかを矢印で教えてくれるため、直感的に強度を把握しやすくなっている。パワー関係の用語もインターテックのコンテンツが詳しい。リンクはこちら。
また、パワーと心拍数の数値表示の枠線部分に、ゾーンカラーの枠を表示させることも可能。カラーホイールを使用せずとも、ゾーンを直感的に把握しやすい方法も用意されているところに、ステージズのパワートレーニングへの意識が汲み取れる。
他にもDASHにはナビゲーションやワークアウトメニューなど様々な機能が備えられている。それらの機能は、PC用とスマホ用に用意されているプラットフォームサービス「STAGES LINK」を利用する必要がある。STAGES LINKとはいわゆるガーミンコネクトのようなサービスで、日々のライドログやナビゲーション用ルートデータ、ワークアウトメニューの作成と管理が行える。
ナビゲーションシステムとマップは、各種計測センサーとペアリングせずとも誰でも利用できる機能だが、サイコン単体でルートを引くことは出来ずPCでルートを用意する必要がある。実際のところPCでルートを引く、もしくはgpxデータをやりとりした方が楽なので、作業のワンクッションは苦にならないはず。
国内正規品を購入すると日本の地図は既に収録されているため心配ない。もし海外で走る場合があるならば、STAGES LINK(PC版)で必要なマップにチェックを入れ、PCとの同期ソフトSTAGES SYNCを通じてDASH本体にダウンロードする。無料で手に入れられるのも高ポイントだ。
ちなみにSTAGES LINKでルートを作成する時は、Google Mapsのデータを利用する。STAGES LINKとGoogle Mapsで同じ出発地、ゴール地(徒歩)でルートを作成してみたところほぼほぼ同じ道のりが表示された。Google Mapsで走る場所の当たりをつける筆者にとっては違和感のない結果だった。ドラッグ&ドロップでルートをアレンジすることが可能なのもGoogle Mapsと同様で操作性も馴染みやすい。
ナビ画面では、進むべき道を矢印で案内し、曲がり角が近づくと表れる通知、キューシートといった標準的な項目が表示される。DASHの地図は建物やコンビニが表示されるリッチなものではないが、必要十分な白地図が収録されている。
ナビゲーション機能も魅力的な存在だが、ステージズサイクリングの真骨頂はワークアウトにある。STAGES LINKがトレーニングサポートサービスToday's Planとコラボレーションしたシステムであり、STAGES LINK内に標準であらゆるワークアウトメニューが準備されている。他にも1週間や10週間など一定の期間でターゲットに向けたトレーニングを行うメニューも用意されている。ストラクチャード・トレーニングプランにはレストデイなどもしっかりと設定されているため、闇雲にトレーニングを行い体を壊してしまう心配が少ない上、きっちりとトレーニングを行えるメリットがある。
選択したワークアウトメニューはSTAGES LINKのカレンダーに反映されており、登録したアドレスに明日のトレーニングプランをメールで送信してくれるというサービスも用意されている。メールが届いたときは、まるでコーチがサポートしてくれる(見られている)ようで、トレーニングに真剣に向き合えるような感覚がある。
ワークアウトやナビを行う際は、DASHでそれぞれの項目から「カレンダー」と言う項目を選ぶだけで、STAGES LINKのカレンダーに保存したその日のデータをピンポイントで呼び出すことができる。特にナビゲーションは一覧から選ばなくてよくなるため、ライド前の手間を一つ削減できるのは嬉しい。きっちりと予定を管理する人であれば、活用できるはずだ。もちろん一覧から選ぶことも可能。
さて、ここからは起動からライド終了までの一連の流れで感じたことをお伝えしよう。まずデバイス起動からGPSの捕捉まで大体1分程度。ナビゲーションをスタートさせるとマップ上に青いラインで進むべき道が表示され、通過した道は赤いラインで描かれる。ナビ中に道をロストした時に通知がでるまでの反応速度はまちまち。
曲がり角や携帯に通知が届くと、DASHはピロッという音と共にディスプレイに通知を表示してくれるため気がつきやすい。もちろん通知音の有無は設定で変更可能。
先述したようにボタン操作感は良好。大きめかつ、ボタンの境目がはっきりとしているため、押し間違えも少なそうに感じた。ディスプレイの画面、特にマップの縮尺変更などはサクサクと行える。サイコンのソフトウェア側の処理速度が遅れる時もあるが、走行中は前方を見ながらの操作となるため、個人的にはほぼ気にならない。
今回ステージズサイクリングのサイクルコンピューターを使用したが、シンプルで扱いやすいデバイスだと感じた。ところどころ英語表記の場面もあるが、輸入販売代理店のインターテックのWEBページで操作方法が網羅されているため、読みながら設定を行えば、十分に使いこなせるはず。アスリート志向のライダーにとって、群雄割拠のサイクルコンピューター市場で有力な選択肢の一つになりそうだ。
ステージズサイクリング DASH L50
バッテリー:充電式リチウムイオン
本体サイズ:85mm×73mm
重量:110g
防水規格:IPX7
稼働時間:18時間以上(最大輝度持続)
ディスプレイ:Everbrite(TM)カラースクリーン
マップ:世界レベルでの無償ダウンロード可能(最大16G分の容量)
対応データ種類:GPX、FIT、TCXファイル
人工衛星対応:SBAS、GPS、QZSS(みちびき)
通信方法:ANT+、Bluetooth
言語:日本語、英語他
価格:39,800円(税抜)
ステージズサイクリング DASH M50
バッテリー:充電式リチウムイオン
本体サイズ:78mm×51mm
重量:65g
防水規格:IPX7
稼働時間:12時間以上(最大輝度持続)
ディスプレイ:Everbrite(TM)カラースクリーン
マップ:世界レベルでの無償ダウンロード可能(最大16G分の容量)
対応データ種類:GPX、FIT、TCXファイル
人工衛星対応:SBAS、GPS、QZSS(みちびき)
通信方法:ANT+、Bluetooth
言語:日本語、英語他
価格:32,000円(税抜)
クランクに歪みセンサーを接着し、パワー計測を行うメーターのはしりであるステージズパワー。左側クランクだけでもパワーを計測できることから、ローコストでパワートレーニングを導入できるとして人気を集めたモデルである。パワーメーターで培ったノウハウを活かして、近年はサイクルコンピューター「DASH(ダッシュ)」の開発も行っている。
今回紹介するのはハイエンドのDASH L50とミドルレンジのDASH M50という2種類。この2モデルの違いは主にハード面だ。モデル名のLとMはサイズを示しており、お気付きの通りLが大きく、Mが程々の大きさのケースに収められている。ケースだけではなく、バッテリー容量も違うようでランタイムが18時間以上(L50)、12時間以上(M50)という設定となっている。
ナンバリングの"50"は現在のトップエンドであり、ブランド初となるカラー液晶を搭載。他にラインアップされているモデルはナンバリング"10"。こちらはモノクロ液晶画面を採用したステージズサイクリングの初めてのサイクルコンピューターだ。もちろんソフト面でも50の方が多機能。
それではDASH L50、M50のハードウェアから見ていこう。DASHには物理ボタンがデバイスの天面に備えられ、ボタンがどの役割を果たすのか簡単なグラフィックで描かれている。電源ボタンだけはデバイス側部に設けられているが、基本的に天面のボタンで操作を行っていく。輸入販売代理店であるインターテックには非常に詳しい説明が掲載されているため、購入した方、購入を検討している方は一度その充実したコンテンツを閲覧すると良いだろう。インターテックのコンテンツへのリンクはこちら。
実際にボタンを押してみた感覚は、天面の4つのボタンはクリック感がはっきりとしており、自分が押したかどうか感覚で把握しやすい。一方で電源ボタンはクリック感が硬く、ボタンを押せているかどうかは慣れと画面の変化で確認する必要がある。
ハード面でユニークな点と言ったらマウントシステムだ。ガーミンEDGEを筆頭とするデバイスを90°回転させてロックするシステムは採用していない。DASHでは付属するアウトフロントマウントの爪にデバイスを差し込む方式を採用。
ボディ及びマウントともに樹脂ではなく、アルミパーツを用いることで耐久性やホールド力を確保している。非常に堅牢な作りとなっており、ロードライドで落下する心配は少ない。デバイスをホールドする爪は硬めだが、何回か使用しているうちに馴染みがでてくる。
DASHは天面のボタンの表示向きを正位置とした際、反時計回りの方向に90°回転させた向きで装着することも可能。もちろん表示もその向きに合わせられるため、データを読み取りやすいようにデバイスを装着できるのはメリットだろう。ちなみにL50は8.5cm×8.0cmと正方形に近い形で、M50は7.9cm×5.6cmというサイズだ。
また、Everbrite社の液晶を使用することで、カラー表示にも関わらず非常に高い可読性を獲得している。実際に晴天の屋外で使用しても綺麗な発色の表示は読み取りやすく、かつL50の大画面、大きな文字表示に設定しておけば、目線を落とすだけでサイコンのデータを把握することができる。大きな画面、明るさは可読性では正義である。
DASHのメインとなる機能は走行データの確認、マップデータを利用したナビゲーション、ワークアウトだ。今回の試用で感じたDASHの全体的な印象は、パワーや心拍数を計測して効率的なトレーニングを行いたいシリアスアスリート向けの要素が強いプロダクトであるということ。
高価格帯のパワーメーターは細かく機能が分かれかつ深化し、バラエティ豊かな機能が魅力となっているが、DASHの場合は今のサイコンに求められる機能をシンプルに実装している印象だ。機能が少ないわけではなく、必要なものは搭載しながら、要素をてんこ盛りにしていないということだ。GPSチップを搭載しているため、DASH単体でも速度とルートログを残すことはできるが、スピード、ケイデンス、心拍、パワーなど、各種のセンサーを用いてあらゆるデータを計測することで、その魅力は最大限に引き出される。
DASHの画面表示でユニークな点は、FTPと心拍の閾値のゾーンを表すカラーホイールが実装されているところ。ゾーンが円グラフのように表示されており、走行中の数値を時計の針のように指し示してくれると言うもの。いわばタコメーターみたいなものだ。
各領域が色で分けられた上、L3領域で走行中でも、L2に近いパワーなのか、L4に近いパワーなのかを矢印で教えてくれるため、直感的に強度を把握しやすくなっている。パワー関係の用語もインターテックのコンテンツが詳しい。リンクはこちら。
また、パワーと心拍数の数値表示の枠線部分に、ゾーンカラーの枠を表示させることも可能。カラーホイールを使用せずとも、ゾーンを直感的に把握しやすい方法も用意されているところに、ステージズのパワートレーニングへの意識が汲み取れる。
他にもDASHにはナビゲーションやワークアウトメニューなど様々な機能が備えられている。それらの機能は、PC用とスマホ用に用意されているプラットフォームサービス「STAGES LINK」を利用する必要がある。STAGES LINKとはいわゆるガーミンコネクトのようなサービスで、日々のライドログやナビゲーション用ルートデータ、ワークアウトメニューの作成と管理が行える。
ナビゲーションシステムとマップは、各種計測センサーとペアリングせずとも誰でも利用できる機能だが、サイコン単体でルートを引くことは出来ずPCでルートを用意する必要がある。実際のところPCでルートを引く、もしくはgpxデータをやりとりした方が楽なので、作業のワンクッションは苦にならないはず。
国内正規品を購入すると日本の地図は既に収録されているため心配ない。もし海外で走る場合があるならば、STAGES LINK(PC版)で必要なマップにチェックを入れ、PCとの同期ソフトSTAGES SYNCを通じてDASH本体にダウンロードする。無料で手に入れられるのも高ポイントだ。
ちなみにSTAGES LINKでルートを作成する時は、Google Mapsのデータを利用する。STAGES LINKとGoogle Mapsで同じ出発地、ゴール地(徒歩)でルートを作成してみたところほぼほぼ同じ道のりが表示された。Google Mapsで走る場所の当たりをつける筆者にとっては違和感のない結果だった。ドラッグ&ドロップでルートをアレンジすることが可能なのもGoogle Mapsと同様で操作性も馴染みやすい。
ナビ画面では、進むべき道を矢印で案内し、曲がり角が近づくと表れる通知、キューシートといった標準的な項目が表示される。DASHの地図は建物やコンビニが表示されるリッチなものではないが、必要十分な白地図が収録されている。
ナビゲーション機能も魅力的な存在だが、ステージズサイクリングの真骨頂はワークアウトにある。STAGES LINKがトレーニングサポートサービスToday's Planとコラボレーションしたシステムであり、STAGES LINK内に標準であらゆるワークアウトメニューが準備されている。他にも1週間や10週間など一定の期間でターゲットに向けたトレーニングを行うメニューも用意されている。ストラクチャード・トレーニングプランにはレストデイなどもしっかりと設定されているため、闇雲にトレーニングを行い体を壊してしまう心配が少ない上、きっちりとトレーニングを行えるメリットがある。
選択したワークアウトメニューはSTAGES LINKのカレンダーに反映されており、登録したアドレスに明日のトレーニングプランをメールで送信してくれるというサービスも用意されている。メールが届いたときは、まるでコーチがサポートしてくれる(見られている)ようで、トレーニングに真剣に向き合えるような感覚がある。
ワークアウトやナビを行う際は、DASHでそれぞれの項目から「カレンダー」と言う項目を選ぶだけで、STAGES LINKのカレンダーに保存したその日のデータをピンポイントで呼び出すことができる。特にナビゲーションは一覧から選ばなくてよくなるため、ライド前の手間を一つ削減できるのは嬉しい。きっちりと予定を管理する人であれば、活用できるはずだ。もちろん一覧から選ぶことも可能。
さて、ここからは起動からライド終了までの一連の流れで感じたことをお伝えしよう。まずデバイス起動からGPSの捕捉まで大体1分程度。ナビゲーションをスタートさせるとマップ上に青いラインで進むべき道が表示され、通過した道は赤いラインで描かれる。ナビ中に道をロストした時に通知がでるまでの反応速度はまちまち。
曲がり角や携帯に通知が届くと、DASHはピロッという音と共にディスプレイに通知を表示してくれるため気がつきやすい。もちろん通知音の有無は設定で変更可能。
先述したようにボタン操作感は良好。大きめかつ、ボタンの境目がはっきりとしているため、押し間違えも少なそうに感じた。ディスプレイの画面、特にマップの縮尺変更などはサクサクと行える。サイコンのソフトウェア側の処理速度が遅れる時もあるが、走行中は前方を見ながらの操作となるため、個人的にはほぼ気にならない。
今回ステージズサイクリングのサイクルコンピューターを使用したが、シンプルで扱いやすいデバイスだと感じた。ところどころ英語表記の場面もあるが、輸入販売代理店のインターテックのWEBページで操作方法が網羅されているため、読みながら設定を行えば、十分に使いこなせるはず。アスリート志向のライダーにとって、群雄割拠のサイクルコンピューター市場で有力な選択肢の一つになりそうだ。
ステージズサイクリング DASH L50
バッテリー:充電式リチウムイオン
本体サイズ:85mm×73mm
重量:110g
防水規格:IPX7
稼働時間:18時間以上(最大輝度持続)
ディスプレイ:Everbrite(TM)カラースクリーン
マップ:世界レベルでの無償ダウンロード可能(最大16G分の容量)
対応データ種類:GPX、FIT、TCXファイル
人工衛星対応:SBAS、GPS、QZSS(みちびき)
通信方法:ANT+、Bluetooth
言語:日本語、英語他
価格:39,800円(税抜)
ステージズサイクリング DASH M50
バッテリー:充電式リチウムイオン
本体サイズ:78mm×51mm
重量:65g
防水規格:IPX7
稼働時間:12時間以上(最大輝度持続)
ディスプレイ:Everbrite(TM)カラースクリーン
マップ:世界レベルでの無償ダウンロード可能(最大16G分の容量)
対応データ種類:GPX、FIT、TCXファイル
人工衛星対応:SBAS、GPS、QZSS(みちびき)
通信方法:ANT+、Bluetooth
言語:日本語、英語他
価格:32,000円(税抜)
パワー関係 | |||
パワー | パワーゾーン | パワーウェイトレシオ | %FTP |
左右バランス | ペダルスムースネス | トルク効率 | IF |
NP | アドジャスト・パワー | TSS | Tスコア |
消費キロジュール | 消費カロリー | 1時間あたり消費カロリー | |
パワーカラーホイール | パワーゾーンカラーホイール | トルク | |
心拍関係 | |||
心拍数 | %心拍数閾値 | %最大心拍 | |
心拍数カラーホイール | 心拍ゾーンカラーホイール | ||
走行データ | |||
距離 | スピード | 標高 | |
獲得標高差 | 獲得下り坂 | VAM | |
勾配 | 進行方向 | ||
時間、ケイデンス | |||
トータル時間 | ラップタイム | 経過時間 | ケイデンス |
コース | |||
マップ | ナビゲーションキュー | 通過地点までの距離 | ゴールまでの距離 |
次の上りまでの距離 | 登り残り距離 | ||
ワークアウト関係 | |||
メニュー時間 | 目標 | ラップ | |
ワークアウトグラフ | ワークアウト強度 | ||
次のメニュー | 前のメニュー | 次のメニュー目標 | トレーナーコントロール |
ウィジェット | |||
マップ | ワークアウトグラフ | パワーカラーホイール | パワーゾーンカラーホイール |
心拍数カラーホイール | 心拍ゾーンカラーホイール | トレーナーコントロール | |
その他 | |||
バッテリー残量 | 環境温度 |
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