ジロ・デ・イタリアの主催者RCSスポルトが2019年大会のワイルドカード枠(招待枠)獲得チームを発表した。日本人選手を擁するNIPPOヴィーニファンティーニの他、アンドローニジョカトリ・シデルメク、バルディアーニCSF、イスラエルサイクリングアカデミーの出場が決まった。
NIPPOヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ photo:Makoto AYANO
ジロに出場するのは、18あるUCIワールドチームに加えて、主催者が選出した4つのUCIプロコンチネンタルチーム。イタリアのNIPPOヴィーニファンティーニとアンドローニジョカトリ・シデルメク、バルディアーニCSFに加えて、イスラエルのイスラエルサイクリングアカデミーが出場権を射止めた。その一方で2011年から毎年ジロに出場していたネーリソットリ・セッレイタリア(前ウィリエール・トリエスティーナ)はジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)やダイエル・キンタナ(コロンビア)の補強も実らず、出場権を逃している。
なお、2020年以降はUCIルール改訂によりグランツールのワイルドカードの選出方法に変更が加えられるため、主催者が独自の判断でワイルドカードを選出するのは2019年が最後となる。2020年以降、主催者は前年度のUCIワールドランキングにおけるUCIプロコンチネンタルチーム(名称はUCIプロチームに変更)上位2チームを招待しなければならず、残る2枠を主催者独自の選出とする。仮に上位2チームが拒否した場合は主催者による選出枠が増える仕組みだ。
NIPPOヴィーニファンティーニは2015年と2016年に続く3年ぶり3度目のジロ出場。過去2回の出場の際には、石橋学と山本元喜がそれぞれメンバー入りしている。また、同チームは3月9日のストラーデビアンケにも出場することが決まったが、ティレーノ〜アドリアティコとミラノ〜サンレモの出場権は逃している。
アンドローニジョカトリ・シデルメク photo:Kei Tsuji
バルディアーニCSF photo:Kei Tsuji
出走サイン台で声援を受けるイスラエルサイクリングアカデミー photo:Kei Tsuji
text:Kei Tsuji

ジロに出場するのは、18あるUCIワールドチームに加えて、主催者が選出した4つのUCIプロコンチネンタルチーム。イタリアのNIPPOヴィーニファンティーニとアンドローニジョカトリ・シデルメク、バルディアーニCSFに加えて、イスラエルのイスラエルサイクリングアカデミーが出場権を射止めた。その一方で2011年から毎年ジロに出場していたネーリソットリ・セッレイタリア(前ウィリエール・トリエスティーナ)はジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)やダイエル・キンタナ(コロンビア)の補強も実らず、出場権を逃している。
なお、2020年以降はUCIルール改訂によりグランツールのワイルドカードの選出方法に変更が加えられるため、主催者が独自の判断でワイルドカードを選出するのは2019年が最後となる。2020年以降、主催者は前年度のUCIワールドランキングにおけるUCIプロコンチネンタルチーム(名称はUCIプロチームに変更)上位2チームを招待しなければならず、残る2枠を主催者独自の選出とする。仮に上位2チームが拒否した場合は主催者による選出枠が増える仕組みだ。
NIPPOヴィーニファンティーニは2015年と2016年に続く3年ぶり3度目のジロ出場。過去2回の出場の際には、石橋学と山本元喜がそれぞれメンバー入りしている。また、同チームは3月9日のストラーデビアンケにも出場することが決まったが、ティレーノ〜アドリアティコとミラノ〜サンレモの出場権は逃している。



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