2018/10/21(日) - 18:15
ジャパンカップで活躍した選手のコメント集。「力のあるロットNLユンボに対して脚を溜めていた」と振り返るパワーや、レースを動かしたロットNLユンボの選手たちの言葉も合わせて紹介する。
優勝 ロブ・パワー(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)
ロットNLユンボが下馬評で一番人気だと聞いていたので、最後まで前に出ないようにして残り4、5周で勝負に出ようと考えていた。足も最後までもったので良い結果につなげることが出来た。ジャパンカップは2016年にも出場していて、ファンの応援が素晴らしくて良いレースだと感じていた。1ヶ月くらい前にジャパンカップに出場することが決まって、たまにはヨーロッパ以外でレースするのも良いと思っていた。
2位 アントワン・トールク(オランダ、ロットNLユンボ)
昨年は4位だったので、今日は勝ちに行くとチームに言ってスタートした。(3位の)マッティ(・ブレシェル、EFエデュケーション)は最後のスプリントが強いので、(1位の)ロブと2人で切り離そうと思っていた。結果は2位だったけれど、シーズン最後のレースで良い結果を残せたと思う。素晴らしい選手達と走れて本当に良かったと思う。来年はどのレースでも良いので1勝挙げたい。
3位 マッティ・ブレシェル(デンマーク、EFエデュケーションファースト・ドラパック
レース終盤に向けてスピードがどんどん上がっていく感じになった。チームそれぞれの戦略があったと思うが、最後は全速力での勝負になったと思う。3位に入れたのは期待していなかった結果で嬉しい。僕自身表彰台に乗れたのは久々なので、良いシーズンの終わりになったと思う。
日本チーム(宇都宮ブリッツェン)のコントロールは驚いた。いつもは僕らワールドチームが主導するのだけれど、今回彼らが目覚ましい走りをしたおかげでレースが難しい展開になった。日本のレベルが上がっているのを感じた。
アジア最優秀選手賞 中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
カノラの2連覇がチームの目標でした。イヴァン・サンタロミータも調子が良かったので、彼でも狙いに行けるなら行こうという話でレースを進めました。
ラスト4周から、チームロットNLユンボの古賀志林道でのアタックをきっかけに本格的にレースがスタートしました。最初のアタックには僕とマルコ・ティッツァの2人が乗り、下りのあとサンタロミータを含む15、6人の先頭集団になりました。そこまでは非常に良い展開でしたし、自分も最初のアタックに苦しむことなく対応出来たのは良かったと思います。ほどなくして後ろからカノラを含む集団が何名が追いついてきて、そこにニコラ・バジョーリもいたので、NIPPOから5人が先頭集団に残る有利な展開を作り出せました。
でもラスト3周の古賀志からコンディションが優れず、一発目のアタックから回復出来ず足がつってしまって、その後はだましだまし走りました。バジョーリも足がつって、ティッツァも遅れてしまって、勝たせたいカノラとサンタロミータを丸裸の状態にしてしまったのが残念でしたし、彼らに申し訳ないと思っています。
逃げに乗ったクーン・ボウマン(オランダ、ロットNLユンボ)
今日の作戦はチームプレイでハードな展開に持ち込むことだった。既に2人逃げていたのでそこに飛び乗って、終盤にはペースが落ちてきたので自分一人で行こうと考えたんだ。なるべく長時間逃げて、終盤に動く先頭集団に合流して何か仕事を担おうと思っていた。最後勝ちだけは手が届かなかったけれど、山岳賞2回と2位は悪くないしチームで動いたことで得た結果だと思う。正直シーズン最終盤で身体もシーズン中とは違ったけれど、それはみんな一緒だ。
今日はチームのファンが沿道に多く集まってくれたのが嬉しかったよ。彼らのためにも良いレースを見せたかったし、スペシャルバイクも逃げに乗ったことでアピールできたと思う。みんなが僕の名前を呼んで応援してくれたからすごく気分が良かった。
終盤にトールクをアシストしたロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
最後の古賀志林道の登り手前でホイールが壊れてしまった。もっとトールクをアシストできたら良かったけれど、これがレースだから仕方ない。勝ちにこだわって来日したぶん正直に言えば2位は残念だ。でもチーム力と僕らのやる気を示せたことは良かった。ボウマンが逃げに乗って、自分を中心に集団を破壊して、トールクが2位に入ったことは悪くない。
text:Satoru.Kato,So.Isobe
優勝 ロブ・パワー(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)
ロットNLユンボが下馬評で一番人気だと聞いていたので、最後まで前に出ないようにして残り4、5周で勝負に出ようと考えていた。足も最後までもったので良い結果につなげることが出来た。ジャパンカップは2016年にも出場していて、ファンの応援が素晴らしくて良いレースだと感じていた。1ヶ月くらい前にジャパンカップに出場することが決まって、たまにはヨーロッパ以外でレースするのも良いと思っていた。
2位 アントワン・トールク(オランダ、ロットNLユンボ)
昨年は4位だったので、今日は勝ちに行くとチームに言ってスタートした。(3位の)マッティ(・ブレシェル、EFエデュケーション)は最後のスプリントが強いので、(1位の)ロブと2人で切り離そうと思っていた。結果は2位だったけれど、シーズン最後のレースで良い結果を残せたと思う。素晴らしい選手達と走れて本当に良かったと思う。来年はどのレースでも良いので1勝挙げたい。
3位 マッティ・ブレシェル(デンマーク、EFエデュケーションファースト・ドラパック
レース終盤に向けてスピードがどんどん上がっていく感じになった。チームそれぞれの戦略があったと思うが、最後は全速力での勝負になったと思う。3位に入れたのは期待していなかった結果で嬉しい。僕自身表彰台に乗れたのは久々なので、良いシーズンの終わりになったと思う。
日本チーム(宇都宮ブリッツェン)のコントロールは驚いた。いつもは僕らワールドチームが主導するのだけれど、今回彼らが目覚ましい走りをしたおかげでレースが難しい展開になった。日本のレベルが上がっているのを感じた。
アジア最優秀選手賞 中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニ)
カノラの2連覇がチームの目標でした。イヴァン・サンタロミータも調子が良かったので、彼でも狙いに行けるなら行こうという話でレースを進めました。
ラスト4周から、チームロットNLユンボの古賀志林道でのアタックをきっかけに本格的にレースがスタートしました。最初のアタックには僕とマルコ・ティッツァの2人が乗り、下りのあとサンタロミータを含む15、6人の先頭集団になりました。そこまでは非常に良い展開でしたし、自分も最初のアタックに苦しむことなく対応出来たのは良かったと思います。ほどなくして後ろからカノラを含む集団が何名が追いついてきて、そこにニコラ・バジョーリもいたので、NIPPOから5人が先頭集団に残る有利な展開を作り出せました。
でもラスト3周の古賀志からコンディションが優れず、一発目のアタックから回復出来ず足がつってしまって、その後はだましだまし走りました。バジョーリも足がつって、ティッツァも遅れてしまって、勝たせたいカノラとサンタロミータを丸裸の状態にしてしまったのが残念でしたし、彼らに申し訳ないと思っています。
逃げに乗ったクーン・ボウマン(オランダ、ロットNLユンボ)
今日の作戦はチームプレイでハードな展開に持ち込むことだった。既に2人逃げていたのでそこに飛び乗って、終盤にはペースが落ちてきたので自分一人で行こうと考えたんだ。なるべく長時間逃げて、終盤に動く先頭集団に合流して何か仕事を担おうと思っていた。最後勝ちだけは手が届かなかったけれど、山岳賞2回と2位は悪くないしチームで動いたことで得た結果だと思う。正直シーズン最終盤で身体もシーズン中とは違ったけれど、それはみんな一緒だ。
今日はチームのファンが沿道に多く集まってくれたのが嬉しかったよ。彼らのためにも良いレースを見せたかったし、スペシャルバイクも逃げに乗ったことでアピールできたと思う。みんなが僕の名前を呼んで応援してくれたからすごく気分が良かった。
終盤にトールクをアシストしたロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)
最後の古賀志林道の登り手前でホイールが壊れてしまった。もっとトールクをアシストできたら良かったけれど、これがレースだから仕方ない。勝ちにこだわって来日したぶん正直に言えば2位は残念だ。でもチーム力と僕らのやる気を示せたことは良かった。ボウマンが逃げに乗って、自分を中心に集団を破壊して、トールクが2位に入ったことは悪くない。
text:Satoru.Kato,So.Isobe
Amazon.co.jp
【果実風味が広がり柔らかい口当たり】ウルフブラス レッドラベル カベルネ・メルロー [オーストラリア/赤ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
Treasury Wine Estates Japan株式会社
¥ 1,119
【オランダ産】オールドアムステルダム 140g
ウェストランド
三祐 デンマーク産 マリボーチーズ 1kgカット
株式会社三祐