ショー会場を歩きながらピックアップしたニューモデル&面白いプロダクツを紹介していくユーロバイクショーフォトレポート。ホットなバイクやアクセサリー、フィッティングシステムまでをミックスしてお届けしよう。



フォーカス

FOCUSはトップモデルのIZARCO MAXを発表FOCUSはトップモデルのIZARCO MAXを発表 (c)Makoto.AYANO
IZARCO MAXのトップチューブのグラフィックIZARCO MAXのトップチューブのグラフィック (c)Makoto.AYANOシート周辺はスタンダードかつミニマムなデザインシート周辺はスタンダードかつミニマムなデザイン (c)Makoto.AYANO

FOCUSはトップモデルの新型IZARCO MAXを発表。細身のシェイプとなったフォークとバックステーがシャープだ。TTモデルはフロントブレーキにカンティ型エアロブレーキを内蔵したIZARCO CRONO MAXを発表。すでにアージェードゥーゼルがツール・ド・フランスで駆ったモデルだ。ミドルモデルのCAYOも刷新している。

アージェードゥーゼルが駆ったTTモデル IZARCO CRONO MAX アージェードゥーゼルが駆ったTTモデル IZARCO CRONO MAX  (c)Makoto.AYANOカンティタイプの専用ブレーキが仕込まれたフロントフォークカンティタイプの専用ブレーキが仕込まれたフロントフォーク (c)Makoto.AYANO

ブラッシュアップされたフォーカスCAYOブラッシュアップされたフォーカスCAYO (c)Makoto.AYANO



ライトウェイト

ホイールで有名なライトウェイトがついにカーボンフレーム「URGESTALT」を発表。フレーム重量は790g。本国では4000ユーロを少し下回る設定になる模様だ。UCIの認可も既に通過している。

ライトウェイト初のカーボンフレーム「URGESTALT」 ライトウェイト初のカーボンフレーム「URGESTALT」  (c)Makoto.AYANO
ケーブル内蔵処理は口金交換式で電動、機械式両対応だろうケーブル内蔵処理は口金交換式で電動、機械式両対応だろう (c)Makoto.AYANOシートポストも専用のものがセットされるシートポストも専用のものがセットされる (c)Makoto.AYANO



セライタリア

ID MATCHを推し進めるセライタリアのブースでは白衣を着たドクターたちによるユーザー診断のデモが行われていた。身体の数値や柔軟性、フォームによって同社のサドルから最適モデルを割り出す。
ユニークなデザインのフライトKもリリース。また、TTモデルのプロトタイプ「IRON TEKNO Flow」も展示。ポストISMサドル戦争に参戦だ。

セライタリアのID MATCHのデモンストレーションセライタリアのID MATCHのデモンストレーション (c)Makoto.AYANO
身体などのデータを打ち込んでいくと適切なサドルが絞りこまれていく身体などのデータを打ち込んでいくと適切なサドルが絞りこまれていく (c)Makoto.AYANOID MATCH を推し進める セライタリアの2014モデルラインナップID MATCH を推し進める セライタリアの2014モデルラインナップ (c)Makoto.AYANO

TTモデルのプロトタイプ IRON TEKNO FlowTTモデルのプロトタイプ IRON TEKNO Flow (c)Makoto.AYANOIRON TEKNO Flow後部 ジェットエンジンのようだIRON TEKNO Flow後部 ジェットエンジンのようだ (c)Makoto.AYANO
ユニークなカラーリングのフライトKユニークなカラーリングのフライトK (c)Makoto.AYANO



パールイズミ 

BMCレーシングのティージェイ・ヴァンガードレンがツール・ド・フランスで履いたProReaderシューズを展示して注目を集めていた。アッパーはワンピースで、生地自体は独特のファブリック。BOAダイアルと1本ベルクロでフィット感を出す。

ヴァンガードレンがツール・ド・フランスで履いたProReaderシューズヴァンガードレンがツール・ド・フランスで履いたProReaderシューズ (c)Makoto.AYANOパールイズミのブースはシマノのなかに設置されているパールイズミのブースはシマノのなかに設置されている (c)Makoto.AYANO



シマノ

ツール・ド・フランスでアルゴス・シマノの選手が履いたブルーの限定版SH-R320B ロードシューズのアッパーを用いたXCシューズが展示されていた。スタッド(スパイク)取り付け可能で、美しいソールを備える。果たしてコレも限定品?

ツール・ド・フランスの限定版として登場したSH-R320Bロードシューズのアッパーを使用したオフロードシューズ XC90ツール・ド・フランスの限定版として登場したSH-R320Bロードシューズのアッパーを使用したオフロードシューズ XC90 (c)Makoto.AYANO
スパイク取り付けが可能なXC用カーボンコンポジットソールスパイク取り付けが可能なXC用カーボンコンポジットソール (c)Makoto.AYANOヒールのスタッドもクリアブルーで美しい仕上がりヒールのスタッドもクリアブルーで美しい仕上がり (c)Makoto.AYANO


新バイクフィッティングシステム

シマノが発表した新バイクフィッティングシステムは、RETUL同様の測定マシンをベースにしたポジションシミュレーターをベースとして、3Dカメラのモーションアナライザーによりカラダの軌跡をPC上に再現。おそらくパワーメーターのようなひずみゲージを用いたシステムによりパソコン上でペダリング出力のベクトルを確認できる

新バイクフィッティングシステムを披露するシマノのスタッフたち新バイクフィッティングシステムを披露するシマノのスタッフたち (c)Makoto.AYANO
3Dペダリング解析モニターの画面 出力のズレや傾きが一目瞭然だ3Dペダリング解析モニターの画面 出力のズレや傾きが一目瞭然だ (c)Makoto.AYANOパソコン上でペダリング出力のベクトルを確認できるパソコン上でペダリング出力のベクトルを確認できる (c)Makoto.AYANO


「3Dペダリング解析」を取り入れ、モニター画面でペダリング出力のズレや傾きが一目瞭然だった。これによりより本格的なフィッティングに活かそうという考え。スタッフに聞いた予価も非常にリーズナブルなものだった。
すでにサイト( http://www.bikefitting.com/ )もオープンしている。

パソコン上でペダリング出力のベクトルを確認できるパソコン上でペダリング出力のベクトルを確認できる (c)Makoto.AYANO3Dカメラのモーションアナライザーによりカラダの軌跡をPC上に再現3Dカメラのモーションアナライザーによりカラダの軌跡をPC上に再現 (c)Makoto.AYANO


ハイドレーションバックパック

マウンテンバイクがスポーツバイクの7割ほどの売り上げを占めるヨーロッパではハイドレーションバックも大きなセールスを期待できるプロダクツ。「ライダーフィットテクノロジー」を打ち出したXハーネスを採用したシマノ製のバックパックの評価は高い。

シマノのハイドレーションバックパックシマノのハイドレーションバックパック (c)Makoto.AYANOXハーネスシステム採用でスポーツライドにもブレずにフィットするXハーネスシステム採用でスポーツライドにもブレずにフィットする (c)Makoto.AYANO




イーストン

ユーロバイクアワード金賞を受賞したカーボンディープリムホイールEC90 AERO55 CLINCHER/TUBULARは、開発に3年の歳月をかけたという新型のエコーハブを採用し、幅とボリュームのあるフルカーボンのANTOMリムを採用。クリンチャーモデルはチューブレスにも対応する。ハブの構造のカットサンプルで新機構をアピール。大いに興味を引いていた。

イーストン EC90 AERO55ホイール(右)は新作ホイールでは注目の的イーストン EC90 AERO55ホイール(右)は新作ホイールでは注目の的 (c)Makoto.AYANOクリンチャー&チューブレスに対応するカーボンディープリムを採用クリンチャー&チューブレスに対応するカーボンディープリムを採用 (c)Makoto.AYANO
エコーハブの内部構造 超太径ハブに大口径シールドベアリングで高剛性かつメンテナンス性もバッチリエコーハブの内部構造 超太径ハブに大口径シールドベアリングで高剛性かつメンテナンス性もバッチリ (c)Makoto.AYANOシールは簡単に取り外せ、カセットボディの交換もワンタッチといえるほど簡単だシールは簡単に取り外せ、カセットボディの交換もワンタッチといえるほど簡単だ (c)Makoto.AYANO




photo&text:Makoto.AYANO

1,000カットの写真でショーのすべてが分かる
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