2021/03/08(月) - 16:38
太宰治の生地、青森県金木町の嘉瀬スキー場にて初めて開催された雪上バイクエンデューロ。地元を中心に多くのスノーライダーが集まった初回大会に参戦したレポートをお届けしましょう。
太宰の生家である旧津島家住宅、現在は「斜陽館」として運営されている
走れメロス、人間失格といった数々の名作を残した文豪、太宰治。東京・三鷹にて生涯を閉じた太宰だが、彼の生まれ故郷は遠く青森、津軽半島の真ん中あたりに位置する金木町にある。
太宰曰く「津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、これといふ特徴もないが、どこやら都会ふうにちよつと気取つた町である」金木だが、現在は3つの市町と合併し、五所川原市金木町となっている。
五所川原の立佞武多。全長20mにも及ぶ巨大な山車だ。
従来の町屋造りを基礎としつつ中には洋風の部屋も用意された和洋折衷建築だという
津軽三味線の発祥の地でもある金木
太宰の生家である旧津島家住宅は、現在太宰治記念館「斜陽館」として残されており、全国の太宰ファンが集まる人気の観光スポットとなっているほか、津軽三味線発祥の地としても知られ、冬季には地吹雪を体験できるツアーも開催されるなど、様々な魅力が詰まった一帯だ。周囲の五所川原では立佞武多祭りという、全長20mにも及ぶ巨大な山車が町中を練り歩くという大迫力の祭りも開催されている。
そんな金木の冬を更に盛り上げるべく、新たに開催されたのが「奥津軽トレイル 雪の3時間エンデューロ」。市営の嘉瀬スキー場を利用した特設コースを舞台に、3時間思う存分雪上ライドを楽しもう、というなかなかアグレッシブな発想のレースである。
朝早くから既に設営を完了する参加者の皆さん スノーデイキャンプのようで楽しそうだ
検温なども実施し、感染症対策もばっちり
スタート前には整地もかねてスノーモービルが走っている。緊急車両としての役割も。
正直、めちゃくちゃ楽しそうなイベントではある。ではあるが、やはり結構ハードでクレイジーな企画であるし、この寒い中わざわざ雪の上を走り回るためにどれほどの人が集まるのだろうか、と勝手な心配をしていたのだけれど、いざ会場へ着いてみれば、それが杞憂だったとすぐに分かった。
8時の開場時には既に駐車場はほぼ満車状態で、メイン会場にも既にピット用のテントがいくつも張られている。基本的には皆さん地元の方のようだが、中には県外ナンバーの車の姿も。
大会を主催するかなぎ元気村の伊藤代表
主催者である一般社団法人「かなぎ元気村」の代表である伊藤さんによれば「ここにこんなに沢山の人が集まっているのを見たのは、しばらくぶりです」というほどの人出で、エントリー枠は満員御礼だったのだとか。
そんな雪上バイクエンデューロのコースだが、初心者向けのコースなのかと思いきや、スキー場のアップダウンをフルに使い、1.6㎞で40mほどのアップダウンを繰り返すかなり激しめのコース。
青森のサイクルツーリズムを牽引する、実行委員長の江利山元気さんの熱い思いで実現した大会だ
しかも場所によっては雪もふかふかで、登りは相当なパワーとテクニックが無いと押さざるを得ない様子。試走タイムでも最後の登りセクションはみな押し上げており、左側は踏み跡によって耕されているような状態に。
雪上エンデューロとあって、ファットバイクが大勢かと思いきや、ノーマルなMTBの方もかなり多め。中にはE-MTBで参戦している方も。走破性の高さがファットバイクのメリットだが、ファットバイクでも押しあがるセクションが多いことを考えると軽量なノーマルバイクにも分があるかもしれない。
クラッカーと共にプレ大会がスタート
試走時間が終わると開会式が。走行ブリーフィングに続き、弱虫ペダルで石垣光太郎役を演じた自転車好き声優の野島さんからの挨拶をいただき、スタートラインへ。定刻9時、雪上に引かれたスタートラインから、第1走者たちが駆け出した。
最初に立ちはだかるのはゲレンデに立てられたポールの間を縫って走るスラロームダウンヒル区間。降り積もった雪とキャンバーでのコーナーというテクニカルなコースに、早速ポテポテコケてしまう方も。出走直後とあって後続が詰まり、先頭との距離が一気に開いていく。
ゲレンデをさながら大回転のごとく駆け下りていく
慣れない内は慎重に。
慣れない雪と悪戦苦闘する参加者の皆さんを撮影していると、トップの選手が最後の登り区間を乗車のままクリアしてくる。だいぶ離された2番手、3番手は押し上げており、もちろん続く参加者たちもみな等しく押し歩いている。
「ナイスファイト!」と撮影しながら声をかけると、笑顔で応えてくれたり、ちょっと駆け足になってくれたりと、皆さんのノリの良さを発揮してくれる。2周目以降は少しずつ疲労の色が濃くなっているようにも感じたけれど(笑)
トップはやはりファットバイク。パワーとテクニックに太いタイヤが合わされば乗っていけるセクションも増える
2番手はノーマルなMTB、担ぎやすさ重視のチョイスか
乗れない区間ではファットバイクは重さが不利に働くか?
そんな感じで励まし撮影に勤しんでいると、チームメイトがかなり切羽詰まった表情で「次交代お願いします!」と叫んでいるのが聞こえてきた。正直、皆さんの疲労困憊ぶりをファインダー越しに見ている身としては、聞こえなかったフリをしたいところではあったのだけれども、これも仕事である、「わかりました!」と元気よく返事してピットへ向かうのだった。
残念ながら取材もあって試走を行うことはできていないのだが、撮影しつつなんとなくの雰囲気は掴んでいる。ぶっつけでも大丈夫だろう、と希望的観測を抱きつつコースイン。
前半、林間の登り区間はほぼ全ての参加者が押し上げていた
下り区間は気をつければ初心者でも乗っていける
でも気を抜くとスリップしてしまうかも
序盤のゲレンデダウンヒルも、見ている分には簡単そうに見えるのだけれど、これがなかなか難しい。真っすぐ下っていく分にも轍が交錯している部分や前に走った人が転んだ跡などにハンドルを取られてしまうのだ。後ろ加重を意識しつつ、慎重に下っていく。轍がなるべく綺麗なところを選ぶのがコツだけど、真っ白な雪はそれもなかなか難しい。
ダウンヒルの後にはしばらく平坦区間を走り、林間のアップダウンへ。平坦区間も走りやすいラインは少な目なのでしっかりライントレースしていくことが求められる。アップダウンの入りはかなりの急坂、かつスリッピーな雪質で降りるほかないのだが、少し行くと雪が締まって乗車可能に。途中登場するヘアピンもいやらしいポイントで、油断するとフロントがスリップダウンしそうに。
計測ライン直前、まるでフラムルージュのように朱の鳥居をくぐる
その後、少しの下りを挟み最後の登り区間になるのだが、雪が深いのと勾配のキツさが相まって完全に乗車不能なコンディション。皆さん押し歩いている理由を体感し、安易に励ましてしまったことを後悔しつつ、自分も息を荒げながらバイクを押して歩いていく。登り切ったらまるでフラムルージュのような鳥居を抜け、ピットエリアへ。しかしその手前に雪の深まる区間があり、ここでもまた押し歩くことになる。
すでに一周した時点でかなり息が上がっており、汗もダラダラ。ポカポカした陽気も相まって、もはやスノーウェアなど全く不要、なんとなればタイツにジャージとウインドブレーカーくらいの装備でも良いのではないかと思えるほどの気温と運動強度である。
これがソロであればペースを落とすことも出来るかもしれない。しかし、今回は3人チーム。次の走者にバトンをつなぐため、走るよりほかに無い。
ゲレンデのダウンヒル区間を果敢に攻める
私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいい事は言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。走れ!ヤスオカ。
そんなこんなで何とか3周走り切り、チームメイトにバトンタッチ。もはやウエアも汗でびっしょり、一旦着替えないと冷えそうだ。ゴソゴソ着替えを済ませ、しばし撮影に戻ると、再び出番がやってくる。
気温が上がってきた後半、日向のゲレンデ区間は雪が緩みかなり厳しいコンディションに
ピットワークはチームエンデューロの醍醐味の一つ
「下の方はかなり走りやすくなってますよ!」というチームメイトのアドバイスを受け、再びコースインすると、気温の上昇に伴ってコースコンディションが激変している。具体的には日向のエリアが溶け始める一方、日陰の区間は良い感じの重さになってきている。
最初のゲレンデはかなりベシャベシャな状態で、普通に走ってもスリップしてしまいそうなほど。一方、後半の林間区間で乗車できるセクションが増え、ほぼ全区間で乗車可能に。1時間ほど違うだけで、まるで別のコースを走っているかのよう。まさに、「津軽の雪、こな雪、つぶ雪、わた雪、みづ雪、かた雪、ざらめ雪、こほ(お)り雪(氷雪)」と太宰が「津軽」にて冒頭に記した一節を身をもって味わうイベントだ。
最後は皆さんで集合写真を撮影!
実際、その違いはタイムにも表れており、私が1度目に出走したときはおよそ10分半ほどだったラップタイムを8分前半にまで短縮。かなり楽しいコンディションとなってきたが、フィニッシュシーンも撮影せねばならぬとあって2周で切り上げる。
しばらくすると最終周回のタイミングに。最後まで力を振り絞る人もいれば、走り切った達成感で満面の笑顔を浮かべてフォニッシュする人も。それぞれ3時間にわたってスノーライドを楽しみつくした様子。もちろん私も大満足したうちの一人だ。
17周という圧倒的な成績を残したソロ部門の表彰式
素敵なテントで一日楽しんでいた皆さん。青森でサイクリスト向けにカフェを開いたのだとか。
入賞者以外にも様々な特別賞が贈られた
今回はプレ大会ということもあり、参加費はなんと無料であったのだが、それでも表彰された方たちには賞品も用意されるなど大盤振る舞い。とはいえ、これだけ楽しめるのであれば普通に参加料を払うのだって全くやぶさかではないだろう。
今回の盛り上がりは来年の本大会に向けて、大きな弾みとなったはずだ。なお、今大会の結果はこちらのかなぎ元気村のページから確認できる。
また、この雪上バイクエンデューロを主催したかなぎ元気村では、雪上エンデューロ以外にも奥津軽トレイルなどを楽しむアクティビティや、太宰ゆかりの古民家への宿泊プランなども用意している。冬だけでなく、金木、そして津軽半島の四季折々を楽しみに一度訪れてみては。
太宰ゆかりの古民家に宿泊できるかなぎ元気村
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太宰曰く「津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、これといふ特徴もないが、どこやら都会ふうにちよつと気取つた町である」金木だが、現在は3つの市町と合併し、五所川原市金木町となっている。
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そんな金木の冬を更に盛り上げるべく、新たに開催されたのが「奥津軽トレイル 雪の3時間エンデューロ」。市営の嘉瀬スキー場を利用した特設コースを舞台に、3時間思う存分雪上ライドを楽しもう、というなかなかアグレッシブな発想のレースである。
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雪上エンデューロとあって、ファットバイクが大勢かと思いきや、ノーマルなMTBの方もかなり多め。中にはE-MTBで参戦している方も。走破性の高さがファットバイクのメリットだが、ファットバイクでも押しあがるセクションが多いことを考えると軽量なノーマルバイクにも分があるかもしれない。
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最初に立ちはだかるのはゲレンデに立てられたポールの間を縫って走るスラロームダウンヒル区間。降り積もった雪とキャンバーでのコーナーというテクニカルなコースに、早速ポテポテコケてしまう方も。出走直後とあって後続が詰まり、先頭との距離が一気に開いていく。
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そんな感じで励まし撮影に勤しんでいると、チームメイトがかなり切羽詰まった表情で「次交代お願いします!」と叫んでいるのが聞こえてきた。正直、皆さんの疲労困憊ぶりをファインダー越しに見ている身としては、聞こえなかったフリをしたいところではあったのだけれども、これも仕事である、「わかりました!」と元気よく返事してピットへ向かうのだった。
残念ながら取材もあって試走を行うことはできていないのだが、撮影しつつなんとなくの雰囲気は掴んでいる。ぶっつけでも大丈夫だろう、と希望的観測を抱きつつコースイン。
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ダウンヒルの後にはしばらく平坦区間を走り、林間のアップダウンへ。平坦区間も走りやすいラインは少な目なのでしっかりライントレースしていくことが求められる。アップダウンの入りはかなりの急坂、かつスリッピーな雪質で降りるほかないのだが、少し行くと雪が締まって乗車可能に。途中登場するヘアピンもいやらしいポイントで、油断するとフロントがスリップダウンしそうに。
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すでに一周した時点でかなり息が上がっており、汗もダラダラ。ポカポカした陽気も相まって、もはやスノーウェアなど全く不要、なんとなればタイツにジャージとウインドブレーカーくらいの装備でも良いのではないかと思えるほどの気温と運動強度である。
これがソロであればペースを落とすことも出来るかもしれない。しかし、今回は3人チーム。次の走者にバトンをつなぐため、走るよりほかに無い。
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そんなこんなで何とか3周走り切り、チームメイトにバトンタッチ。もはやウエアも汗でびっしょり、一旦着替えないと冷えそうだ。ゴソゴソ着替えを済ませ、しばし撮影に戻ると、再び出番がやってくる。
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今回の盛り上がりは来年の本大会に向けて、大きな弾みとなったはずだ。なお、今大会の結果はこちらのかなぎ元気村のページから確認できる。
また、この雪上バイクエンデューロを主催したかなぎ元気村では、雪上エンデューロ以外にも奥津軽トレイルなどを楽しむアクティビティや、太宰ゆかりの古民家への宿泊プランなども用意している。冬だけでなく、金木、そして津軽半島の四季折々を楽しみに一度訪れてみては。
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