2024/06/24(月) - 08:11
全日本選手権と時を同じく各国でもナショナル選手権が行われ、ファンアールトやフィリプセンの揃ったベルギーではアルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー)が初優勝。ベルギー女子はコペッキーが2年連続4度目の国内王者に輝き、イタリアではベッティオルが、フランスではラペラがそれぞれ初制覇した。
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スプリントでフィリプセンら強豪を退け、国内王者に輝いたアルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー) photo:CorVos
日本では小林海が日本のロード王者に輝いた6月23日(日)、ヨーロッパを中心とした各国でもナショナルチャンピオンを決める国内ロード選手権が行われた。ツール・ド・フランスの開幕を控える男子選手の多くが不出場を選ぶなか、同じアジアのカザフスタンでは4日前にTT王者のタイトルを獲ったドミトリー・グルズジェフ(アスタナ・カザクスタン)がロードを初制覇し、38歳にして2冠を達成した。
今年2月に肩甲骨と鎖骨を骨折したルイ・コスタ(EFエデュケーション・イージーポスト)が自身3度目のポルトガル王者に輝くなか、オーストリアの女子エリートでは東京五輪ロードレースの金メダリスト、アンナ・キーセンホーファー(ローランド)がTTとロードの両方で優勝。一方の男子エリートは20歳のアレクサンダー・ハイェク(ボーラ・ハンスグローエ)がスプリントでフェリックス・グロスシャートナー(UAEチームエミレーツ)らベテラン選手たちを退け、ナショナル王座の称号を掴んだ。
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ベルギーナショナル王者のタイトルを掴んだアルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー) photo:CorVos
スイスの男子エリートではマウロ・シュミット(ジェイコ・アルウラー)が初優勝し、スロベニアはドメン・ノヴァク(UAEチームエミレーツ)が男子エリートを、ウルシュカ・ジガート(リブ・アルウラー・ジェイコ)が念願の女子エリートロードを制してTTとの2冠に輝いた。
スペインでは22kmの単独アタックを決めたアレクサンデル・アランブル(モビスター)が男子エリートを制し、2位のオイエル・ラスカノ(モビスター)とワンツーフィニッシュを達成。ベルギーでは世界王者のロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム)が30kmの独走で2位に3分半の大差をつけて2連覇(4度目の優勝)。一方の男子は集団スプリントに持ち込まれ、ツールに出場するワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)やヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が加わるハイレベルな戦いを、22歳のアルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー)が制した。
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30kmの独走を決め、2連覇を達成したロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
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自身4度目の国内王者に輝いたロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム) photo:CorVos
同じくスプリント決着したオランダ男子エリートはディラン・フルーネウェーヘン(ジェイコ・アルウラー)がオラフ・コーイ(ヴィスマ・リースアバイク)を退け、優勝。毎年世界最高峰の戦いが繰り広げられる女子エリートは、34歳のベテランであるシャンタル・ブラーク(SDワークス・プロタイム)が6kmの独走を決め、自身3度目の国内王者を手に入れた。
他にも女子エリートでエリーザ・ロンゴボルギーニ(リドル・トレック)がタイトルを守ったイタリアでは、アルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・イージーポスト)が初制覇でツールに向け弾みをつける。またフランスの男子エリートは24歳のポール・ラペラ(デカトロンAG2Rラモンディアル)が新チャンピオンに輝いてる。
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オランダ選手権の男子エリートはディラン・フルーネウェーヘン(ジェイコ・アルウラー)が8年振りの優勝 photo:CorVos
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日本では小林海が日本のロード王者に輝いた6月23日(日)、ヨーロッパを中心とした各国でもナショナルチャンピオンを決める国内ロード選手権が行われた。ツール・ド・フランスの開幕を控える男子選手の多くが不出場を選ぶなか、同じアジアのカザフスタンでは4日前にTT王者のタイトルを獲ったドミトリー・グルズジェフ(アスタナ・カザクスタン)がロードを初制覇し、38歳にして2冠を達成した。
今年2月に肩甲骨と鎖骨を骨折したルイ・コスタ(EFエデュケーション・イージーポスト)が自身3度目のポルトガル王者に輝くなか、オーストリアの女子エリートでは東京五輪ロードレースの金メダリスト、アンナ・キーセンホーファー(ローランド)がTTとロードの両方で優勝。一方の男子エリートは20歳のアレクサンダー・ハイェク(ボーラ・ハンスグローエ)がスプリントでフェリックス・グロスシャートナー(UAEチームエミレーツ)らベテラン選手たちを退け、ナショナル王座の称号を掴んだ。
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スイスの男子エリートではマウロ・シュミット(ジェイコ・アルウラー)が初優勝し、スロベニアはドメン・ノヴァク(UAEチームエミレーツ)が男子エリートを、ウルシュカ・ジガート(リブ・アルウラー・ジェイコ)が念願の女子エリートロードを制してTTとの2冠に輝いた。
スペインでは22kmの単独アタックを決めたアレクサンデル・アランブル(モビスター)が男子エリートを制し、2位のオイエル・ラスカノ(モビスター)とワンツーフィニッシュを達成。ベルギーでは世界王者のロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム)が30kmの独走で2位に3分半の大差をつけて2連覇(4度目の優勝)。一方の男子は集団スプリントに持ち込まれ、ツールに出場するワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)やヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が加わるハイレベルな戦いを、22歳のアルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー)が制した。
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同じくスプリント決着したオランダ男子エリートはディラン・フルーネウェーヘン(ジェイコ・アルウラー)がオラフ・コーイ(ヴィスマ・リースアバイク)を退け、優勝。毎年世界最高峰の戦いが繰り広げられる女子エリートは、34歳のベテランであるシャンタル・ブラーク(SDワークス・プロタイム)が6kmの独走を決め、自身3度目の国内王者を手に入れた。
他にも女子エリートでエリーザ・ロンゴボルギーニ(リドル・トレック)がタイトルを守ったイタリアでは、アルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・イージーポスト)が初制覇でツールに向け弾みをつける。またフランスの男子エリートは24歳のポール・ラペラ(デカトロンAG2Rラモンディアル)が新チャンピオンに輝いてる。
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各国ロードナショナル選手権優勝者
カザフスタン男子エリート | ドミトリー・グルズジェフ(アスタナ・カザクスタン) |
ポルトガル男子エリート | ルイ・コスタ(EFエデュケーション・イージーポスト) |
オーストリア女子エリート | アンナ・キーセンホーファー(ローランド) |
オーストリア男子エリート | アレクサンダー・ハイェク(ボーラ・ハンスグローエ) |
スイス男子エリート | マウロ・シュミット(ジェイコ・アルウラー) |
スロベニア女子エリート | ウルシュカ・ジガート(リブ・アルウラー・ジェイコ) |
スロベニア男子エリート | ドメン・ノヴァク(UAEチームエミレーツ) |
スペイン男子エリート | アレクサンデル・アランブル(モビスター) |
ベルギー女子エリート | ロッテ・コペッキー(SDワークス・プロタイム) |
ベルギー男子エリート | アルノー・ドゥリー(ロット・デスティニー) |
オランダ女子エリート | シャンタル・ブラーク(SDワークス・プロタイム) |
オランダ男子エリート | ディラン・フルーネウェーヘン(ジェイコ・アルウラー) |
イタリア女子エリート | エリーザ・ロンゴボルギーニ(リドル・トレック) |
イタリア男子エリート | アルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・イージーポスト) |
フランス男子エリート | ポール・ラペラ(デカトロンAG2Rラモンディアル) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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